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Tsukuba Scientific, Bridge Seminar

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閑語   座り間違いの処理

2008年05月25日 | Weblog
ドラゴン様を中心に、急速にクラブの試合運営の機械化が進んでいます。ディレクター講習会もあるし、みんながいろいろなことが分かって来たのは素晴しいですね。

シートの記入以前に、本来はもっと大問題な座り違い事件も起きたようですね。この処理方法について、数日前にミッキー様がクラブ全員にメールを出されました。

A.連盟の習慣ではJTOSにそのままインプット(投入、データ打ち込み)。今回はミッキー様の申し送りでそのように処理した。

B.ミッキー様はかつて当該ボードをキャンセル扱いにして、アベレージを付けられたことがあるとのこと。

さてどっちが「正しい」か?

JTOSを使う以上連盟の習慣を尊重したほうが無難ですが、基本的にディレクターないし主催者権限に属する事柄ですから、専門的な意見を書きましょう。

「専門?」とは不思議なことを言うと思われるかもしれません。じつはブリッジのムーブメントは「実験計画法」という、かなり特殊な応用数学に基づいています。

そして私もその手のことを扱う研究者集団と付き合いがあったというわけ。多分連盟にはこの問題のプロは居られないでしょうが、心得の有るブリッジ・プレーヤーは複数四ッ谷の常連になっていますから、ACBLの取り扱い方とこれらの人達を参考にして居る以上、連盟の扱い方が間違っていることなどありえません。

しかし、私はミッキー様が以前されたというB方式を支持します。

実験計画とは、たとえばどの畑にどの肥料でどの作物を作ると良いかなどという試験を系統的合理的に行う計画です。これはブリッジと違って、一つの組み合わせを試すのにも相当な期間も場所も費用も掛かる。もちろん医薬品についても同様で、この場合は人命にも関る。

(つづく)

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