ブラックバンド

　ブラックバンドのＵＳ版（反ブッシュ政権）が完売してしまいました。
昨年、何度か見たときには、まだ販売中だったのですが、どうせブッシュ政権も先が長いわけではないからと、買うのを躊躇してしまいました。しかし、先頃、イランの核問題をブッシュ政権が突つき出した時に、やはりブラックバンドが欲しいなと思い、いつも見ていたネットの販売元へ行きましたら、なんと完売していました。あれれ～っ？と各方面あちこち探しまくりましたが、どこにも残っていません。

　これは、ひょっとして、「ディクシー・チックス」がグラミー賞を独占受賞したことの余波かしら？グラミー賞発表の２月11日以前なら、まだあったのかしら？

　４年前、イラク派遣について率直に反対したら、反ブッシュだとみなされ、ブッシュのお膝元であるテキサスでひどいバッシングを受けた、女性カントリーグループ「ディクシー・チックス」。しかし、今回の第49回グラミー賞で、彼女たちの作品が主要４部門中３部門を含む５部門（＊1）を受賞したというのは、反ブッシュ政権を唱える合衆国の多数の声が反映された結果だったのかもしれませんね。

　　

ディクシー・チックスの「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」のＣＤは黒一色で、それが、反ブッシュ政権を意味しているのは、言うまでもありません。

・・・で、私はここ１ヶ月、ブラックバンドＵＳ版を探しているのですが、残念ながら見つかっていません。しくしく。

～～～ディクシー・チックスの受賞一覧（＊1）～～～～～～
□主要４部門
★年間最優秀アルバム賞：
　　ディクシー・チックス「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」
★年間最優秀レコード賞：
　　ディクシー・チックス「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」
★年間最優秀楽曲賞：
　　ディクシー・チックス「ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス」
（４つ目の賞は、新人賞で、ディクシー・チックスは新人でない為、対象外です。）

□その他部門
★年間最優秀カントリーアルバム賞：
　　ディクシー・チックス「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」
★年間最優秀プロデューサー賞：
　　リック・ルビン（ディクシー・チックス「テイキング・ザ・ロング・ウェイ」