Brilliant Creature

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スパイゲーム

2007-03-02 00:13:51 | 映画(主に洋画)
 2大ハンサム、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットが共演した『スパイゲーム』(2001)を、先ほどTV放映で観ました。私にとってのここ最近のレッドフォードは、『ハバナ』(1990)、や『アンカーウーマン』(1996)なので、老けたという感は拭えませんが、それでも、やはり彼は永遠のハンサム・ガイです。

 1970年代、ハンサムを代表する映画スターといえば、アラン・ドロン(仏)か、ロバート・レッドフォード(米)で、ドロンは影のある美形(私生活においても、彼は某殺人事件の容疑者でしたから)、レッドフォードはブロンドの髪も手伝ってか、光のある美形として多くの女性ファンのハートを掴んでいたものでした。・・・・(とおいめ)

 この『スパイゲーム』で、レッドフォードは退官日を迎えた伝説のCIAエージェント“ネイサン・ミュアー”を演じ、ブラッド・ピットは、ミュアーに工作員のノウハウを教え込まれた“トム・ビショップ”を演じました。中国でスパイ容疑で逮捕され、CIAにも見捨てられて処刑を待つ身のビショップを、ミュアーはCIA上層部の死角をぬって、一番近くにいた部隊に救出の作戦を実行させます。救われたビショップは、自分の救出作戦名が、彼とミュアーだけにわかる“ディナーアウト”というコードネームだと知り、自分を救い出したのが誰であったか気付きます。男同士のそれぞれの熱き想いがズンズン響きます。まんまと救出作戦を成功させたミュアーがポルシェを飛ばすシーン、あのカッコ良い演出は、監督トニー・スコットならではの表現力でもありますね。老いたとはいえ、レッドフォードのカッコ良さに悩殺されました。

 9・11事件以来、弱体化と無能さが世界に暴露されたCIAですが、70年代から80年代のラングレーものは、まだまだ心躍る活躍ぶりを見せてくれるので、実は私はかなり好きです。
おまけにそれが、新旧2大ハンサムによって演じられたのですから、なんだか久々にドキドキしながら、ブラウン管にへばりついてしまいました。
あぁ、今夜は目の保養になる良い作品を観ました~heart