チロルチョコ

　子供の頃、チロルチョコレートは３つ山タイプで、中にヌガーが入っていました。このヌガーがクセモノで、チョコは伸びないのにヌガーが伸びて、食べにくいわ、分けにくいわ、それほどウマいわけでもないわで、チロルチョコレートはかなり微妙なチョコ菓子でした。けれど、安いしチョコレートだしで、フェリックスガムなんかと一緒に、店先によく置かれていました。チロルチョコがいい感じになったのは、１個タイプ（もちろん値段は昔懐かし10円）になった時からです。

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　　　復刻版の「ミルクヌガー」。
　　　これが昔懐かし３つ山タイプです。

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　先ごろ、「チロルチョコ official book」が発売されました。歴代のパッケージも見れて、かなり楽しめますよ。

　　

最近買ったチロルチョコは、「花よりだんご」（↓）です。

　　

「３色だんご」とは、いいトコ突いてきましたね～

　みるくチョコの中に、もちグミの入った「みるくもち」、
　抹茶チョコの中に、もちグミの入った「抹茶もち」、
　いちごチョコの中に、もちグミの入った「いちごもち」の３種類です。

なかなかウマウマですよ～

高知空港の胴体着陸

　体調が悪いので、家にいる時間が長くなります。今朝、11時45分に病院の予約を取っていたので、午前中はテレビをつけたままだらだらしていました。そういうだらけた時間の最中に、高知空港上空を旋回している全日空の飛行機の映像が飛び込んできました。

前輪が出ないまま後輪だけで、一旦、着地を試みるものの、やはり前輪が出ずに再び飛び立つ旅客機。乗員乗客合わせて60名の命が機長の腕にかかっていました。
映画だと、乗務員や乗客の表情や心理描写が画面に映し出されますが、これは現実、リアルタイムで起こっているトラブルです。

そして、運命の10時54分。既に燃料は減らされ、プロペラ機なので、ジェット機並みの大惨事にはならないだろうと思いつつも、再度着陸を試みる様子を息を凝らして見入りました。わずかに揺れながら後輪のみで滑走路に降りようとする機体。胴体着陸よりは、やはり、前輪が出た方が良いに決まっているので、画面を見ながら、前輪出ろ！前輪出ろ！と祈る思いでした。結局、前輪は出ませんでしたが、機首を下ろして火花を飛ばしながらの胴体着陸でした。無事、着陸停止した旅客機に、現場の人もテレビの前で事の成り行きを見守っていた人も、皆が良かったと安堵し、拍手が起きました。他人事とはいえ、目の前で人の生死にかかわる一大事が起きているのですから、10時54分という時刻、本当に日本中が固唾を飲んだ瞬間だったと思います。無事でなによりでした。

　私は最初ＮＨＫで、次にＴＢＳ（ＣＢＣ）で見ていました。ＴＢＳの緊急特番で、無事着陸をした後の“機長はよくやった感”が漂う雰囲気の中で、某航空専門家が「本当は、もっと先で機首を下げた方がいい・・・」と五月蝿いことを言い出し、その解説がフェードアウトされていました～（笑）。実際そうかもしれないけど、事件直後の空気読めよ～、専門家。
アナウンサーは、「専門家のご意見を伺いましたが～」と、“よかったね感”の話題を続けました。

・・・で、私は安心して、病院へ出かけました。
今度は、自分の体の心配をしなけりゃ～です。