今夜、「壊滅暴風圏/カテゴリー6」がテレビ放映されました。
シカゴに巨大竜巻がやってくる話ですが、これには続編の「カテゴリー7」があり、私はそちらの方が数倍面白いので好きです。次週、続編の「7」をやって欲しいなぁと思っていましたが、どうやらそれはないようで残念・・・。
「カテゴリー6」「カテゴリー7」ともに注目すべき登場人物は、ランディ・クエイド演じるトルネード・トミーで、竜巻の科学的調査をする為に、竜巻に向かっていくちょっと変わった大男です。
「6」の一番の見所は、このトミーが大笑いしながら愛車ごと竜巻に乗る(巻き込まれる?)シーンで、その後、彼は画面に映らないので、観る者に死んじゃった?感を与えますが、実はこの大男、ちゃんと生きていて「7」にも登場し大活躍します(笑)。
R・クエイドは、「インデペンデンス・デイ」でも、独特の風貌と演技力で強い印象を残しています。
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かつて自分はUFOにさらわれたと言い続け、まわりから変人扱いされながらも、最後UFOに特攻して地球を救った、あの英雄を好演したベテラン俳優さんだといえば、誰もがあの豪快なオヤジの風貌を頭に描くことができるでしょう。
今回の「カテゴリー」2作品でも、かなりの豪傑ぶりを披露してくれますが、「7」で彼の相方となるのが、「頑固じいさん孫3人」や「ビバリーヒルズ高校白書」で有名なシャナン・ドハーティです。もともと超美人の彼女ですが、この変わった大男の相棒として、「7」ではとびっきりのイイ女を演じています。
「カテゴリー7」は、そのクエイドとドハーティのイケてるコンビの存在だけでも一見の価値がありますが、私が「7」の方が好きだという大きな理由の一つに、名優ロバート・ワグナーの出演があります。
ロバート・ワグナーは、70年代のTVシリーズ「華麗な探偵ピート&マック」「探偵ハート&ハート」、映画「タワーリング・インフェルノ」等に出演している、甘いマスクのダンディな男優さんで、邦画でいうと竹脇無我に似たタイプの風貌でしょうか・・・(笑)。
その彼が「7」では議員役で登場しますが、かつてのファンは貫禄ある風貌と存在感に、思わず感涙です。
今回テレビ放映された「カテゴリー6」よりも内容的にも秀作ですから、「カテゴリー6」で落胆した人も、どうかメゲずに「カテゴリー7」をどうぞ。。。