連れ合いとの永遠の別れの時は・・・

2015年12月15日 | 子どもがいないということ

半年以上前だったでしょうか。

東京新聞の
(ネットでニュースが読める昨今、周囲でも新聞を読んでる人が少なくなり
今どき新聞~?!なんですが、紙の方が目がチカチカしないのでいまだに購読してます。
あ、ネットニュースもよく読むけど

家庭欄の投稿欄の記事に目がとまりました。
よく生活の中での一コマを簡潔に綴ったアレ、です。

それは70歳半ばくらいの女性からの投稿で、うろ覚えでこんな内容。

子どもはいないけれど夫婦仲良くやってきた。
でも体が弱い夫が先にいくだろうと薄々感じていた。
それは突然やってきた。
ある朝起きたら、夫の体は既に冷たく安らかにいった。
仲のよい夫婦だったので別れの時に自分がどんなに取り乱してしまうかと
今まで考えると不安だったが、
突然その時はやってきて別れを静かに迎えたことで少し安堵した、、、

うろ覚えなので細かいところは違うかもしれないけれど
確かこんな内容だったと思います。

私はこの方の夫が朝起きたら冷たくなっていたその場面が
ふと思い浮かんでしまい、胸に迫るものがありました。
せつなかった。しばらく記事から目が離せなかった。

私たち(勝手に自分を含めて、想定アラフォー後半からアラフィフでーす・・・)が
今、関係があったり今親しくしている自分が生まれたおうちの家族or親戚or友達も
70代半ばになった時にはだいぶ変わってくる。
今は元気でも体も弱ってきて調子も悪いところも出てくるかもしれない。
そんな時に、LINKSで頼れる子どもがいなくて一番近い連れ合い(パートナー、夫)に
先立たれた時の気持ちがこの記事から
一瞬想像された時本当に、なんていうか、悲しくせつなかったんです。

(自分が先ということもあるけどね、、、
女性の方が一応寿命長いみたいだし)


LINKSはそう、『その別れの時』に精神的な拠り所となる子どもがいない。

最初の投稿、ここまでだったけど
追記です。
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(ブログを読んだりネットはしていないと思うので自己満足ですが)
この記事中に謝辞を書きたくて。

新聞に投稿してくださった方、
LINKS(子どものいない人生)を歩む少し年代が後の者として
とてもせつない気持ちになり、そして心に響きました。
上の年代のLINKSの方のお話を聞くことはあまりないので
投稿をして下って記事を読む機会をいただき、
本当にありがとうございました。



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