”子どもがいない”ということをやんわり表す便利な言葉がないよ~その3

2015年08月20日 | ブログの中心となる記事

2017.8追記:子どもがいないをノンファンNonEnfantで表すようになりました

子どもがいない、子どもがいないライフスタイルを
「LINKS」と
便宜的に私がここでは呼んでいるだけなのですが、
子どもがいないということを端的に表わす言葉が認知されてくると
同じ状況の人に声をかけやすくなったり、集まりやすくなったり、、、ということが
できるかなあと思ったのです。

子どもがいないということを
よりよく表わせる造語・単語があって
広めてくれる人がいればそれはそれで
とても嬉しいんですけど。
期待していたのは、子どもがいない有名人カップルですね。

今まで単に暗くて近寄りがたいアニメが好きな男の子も
アニメオタクという言葉でくくると
世間での市民権を得やすかったりする。
暗いアニメ好きということは変わらなくても
アニメ「オタク」というほうが分かりやすい。

一昔前だったら
不妊治療をしなかった人たちが
技術の進歩によって不妊治療の対象になる。
そしてその結果、子どもがができる人がいる一方でできない人もいる。
子どもができた人に対して
子どもができなかった人は嫉妬したり、自分を責める気持ちも生まれやすい。
情報が多い世の中だけに。

社会環境の変化等で
結婚そのものも昔よりするのが難しくなり
独身のまま子どもを持たずに年をとる人も昔より多い。

少女のころ、仕事を続けるにせよ専業主婦になるにせよ
将来は子どもをもってお母さんになるんだろうなあと
自然に思っていながら「子どもを持てなかった」女性。
そんな女性が心の奥でそれを傷としていつまでも持っていたら悲しい。
解放する場所やもっと語り合う場所があったらなあと思う。


”子どもがいない”ということをやんわり表す便利な言葉がないよ~その2

2015年08月19日 | ブログの中心となる記事

2017.8追記:子どもがいないをノンファンNonEnfantで表すようになりました

昨日からの記事の続きで、、、
「お子さんは?」「子どもは?」と聞かれて
「うちは子どもいないんです」って答えたって
別にいいんです(いないんだから、そう答えるようね、ふつう)。


ただ、「子どもを持てなかった」「子どもを持たなかった」ということを
きちんと自分の中で消化できていないと
聞かれるたびにチクチクくる人もいるんだと思うのです。

だから、「子どもがいない」をうまーく言える単語があればなあと
思いました。


DINKSの言葉を生み出したアメリカには
なんかいい言葉はないんかい
ネットや本で調べてもないなあ~。

そもそもアメリカでは養子や里親制度は
発達していて、「自分の血のつながった子どもではないけれど誰かの」お母さんになることは
日本よりは容易で一般的なので、
そのあたりでいい造語や言葉がないのかな(あくまで想像)。

「お母さんにならなかった」「お母さんになれなかった」人と話す場が欲しいなあと思っても
例えば『「理由は問わず子どもがいない女性」のお茶会開催~』
って絶対書けない、、、うまく言えない。



・ 婚活中
・ ベビ待ち(今こういう言葉があるんですね)  

みたいに、ちょっと訳ありかも何かあるかもないかも状況の時に
ひとくくりにできる言葉、、、

どんなのがいいかな~と考えて

Life No Kids
中のアルファベットを取って

LINKS

(子どもがいない人生)



とこのブログで呼ぼうと思いました。


”子どもがいない”ということをやんわり表す便利な言葉がないよ~

2015年08月18日 | ブログの中心となる記事

2017.8追記:子どもがいないをノンファンNonEnfantで表すようになりました

その昔、DINKSという言葉が流行りました。

 

Wikipediaによると

 

 Dual Income No Kids(2収入、子供なし)

 

「共働きで子供を意識的に作らない、持たない夫婦、またその生活観のこと」

 

バブル時代を知っている私が社会に出て数年間はよく聞いていた言葉でした。

 

新しいライフスタイルとしてなんとなくオシャレなイメージもあったかもしれないです。

 

アメリカで作られ一般化した言葉らしいし。

まぁ時代が時代だけにね、、、

 

20代くらいで結婚してしばらく経った人が「子どもは?」と聞かれた時

 

「うちはDINKSだから」

 

といえば、あ~二人の生活を楽しんでるんだな、とか質問者は

 

当時想像できました(実際は楽しんでいたのか、子どもが欲しくてもいなかったのかは

分かりません)。

 

便利な言葉といえば便利だったかもしれないですね。

 

しかし

 

子どもを持たなかった(持てなかった)女性や夫婦を言い表すいい言葉がない、ということに

 

自分が子どもがいることを前提にして会話されている諸場面に

 

出くわす度に思いました。

 

 

 

またまたWikipediaによるとDINKSは

 

「意識的に子供を作らない、持たないという考え方や価値観を指すため、

 

結婚してまだ日が浅く子供がいない夫婦や、何らかの事情により子供を持つことが出来ない夫婦などは通常、

 

DINKSには含めない。」

 

子供なしで人生を楽しむというイメージがあるDINKSには

 

子どもを持てなかった夫婦は含まれないだろうなと分かっていたし

 

そもそも妻が働いていない場合はDual Incomeではないので

 

DINKSとは言わないなあ、、、。

 

 

 

話は変わるけれど、造語でもなんでも「言葉」があると

 

便利でなんだかあやふやにも済ませられるものだなあと

 

思っています。

 

例えば「婚活」。

 

こんな言葉、世間一般で言う私が適齢期の頃ありませんでした。

 

市民権を得た言葉になったのは10年前くらいか(?)。

 

昔は婚活していても、婚活という言葉がなかったので

 

「お見合いした」「出会いのパーティに行った」なんて

 

親しい友人以外には言わなかったことがほとんだと思う。

 

今は、後輩(女性)に聞いたところによると「今日婚活なので帰りまーす」などど

 

彼女の部下がふつうに言っているというではないか!?

 

言われた方も「あ~、がんばってねぇ~」というノリらしい。

 

他の女性課員も課内で「婚活中」と言っているらしい。

 

 

 

これって、結婚のための活動がコンカツという言葉で

 

一般化して受け入れられたということだと思うのです。

 

婚活という言葉でなんとなく「あ~、そうなんだ」

 

とその行動をその人なりに把握し認識します。

 

婚活という言葉から人はその場に合った解釈や想像をしていきますので

 

言葉があると便利ですよね、詳しく説明しなくてもいいので。

 

 

 

だから、子どもを欲しかったけれどいない夫婦や女性を指す

 

適切な言葉があればいいのに、と思いました。

 

 

 

言う方も詳しく説明しなくてもいい。

 

 

 

例えば

 

「子どもが欲しかったけれど持つことができなかったライフスタイル」を

 

表す言葉が「にこにこにこ」だとしたら(たとえばっ、の言葉ですヨ)

 

子どもは?って聞いて「うちはいないから」と答えられてしまい

 

一瞬の気まずい雰囲気にお互いまどったりするより

 

「ウチはにこにこにこなんだ~」と返された方が

 

なんとな~く気まずさも少ない気がするんです。

 

=つづく