おススメ本のこと

2016年11月06日 | 本Never to be a mother
ブログを書いている当初から
おススメしている本、
『「産まない女」として生きるあなたへ』
ですが、薦めておきながら
絶版で購入が難しいのが残念でした。

15年前の本だし、借りるなんて全然考えてもいなかったのですが
先日、コメント欄でしいなさんが図書館で借りられたとあるのを読んで
図書館蔵書検索してみました(情報ありがとうございます!)。

いくつか大きな市(政令指定都市など)の図書館蔵書でヒットし
例えば伊勢市図書館はなかったけれど松本市図書館では保有あり。
(適当に思い浮かんだ市)

読まれていなくて、公的な図書館あって借りられたら、、、

もしよかったら読んでみてください。
こんな本が欲しかった、と思った内容でした。

(遠くの市の蔵書を家で調べられるなんて便利な世の中になったものだ。。。)

本タイトルにカッコがあるのですが
ヘンにタイトル通り「 」をつけると引っかからないこともあるかも!?





SLINKS WOMAN 参照10項目

2016年06月19日 | 本Never to be a mother

子どもがいない人生を歩むことになって大きく救われた本
Never to be a mother。
『「産まない女」として生きるあなたへ』 

 リンダ・ハント・ハントン著 久坂 翠 翻訳

この本に関するブログ記事はこちら←カテゴリ分けなのでクリックするとこの記事が最初の出てきてしまいます 

ブログでこの本を紹介していくことメインに考えていました。
そして紹介していきます~、なんて書いておいて
ずっとそのままになってしまってました。
しかも最近再読もしてない。
さっきパラパラとめくりました。

そしたらある1頁の10個の箇条書き文、
これは
お母さんになれなかった、を
癒していくステップの「バイブル」(言いすぎ?)みたいなもん!?
なのでは。。。
前に読んでたはず。
なのにその時はそんなに思わなかった。

この本は
母になれなかった状況、
その理由、
そして克服と癒し
という3つの内容で構成されているのですが
3章の初めの克服と癒しでそのステップが最初に箇条書きされています。
その後それぞれの細かい内容が説明されていきますが

母になれなかった克服と癒しー秀逸な簡潔なその10条。
(中には私にはちょっと、というものもありますが^^;そんなことより
簡潔で素晴らしい。)

この本、絶版で出回っていないのは
本当に残念です。


母になれなかった、克服と癒しのステップ、本に書かれていたその10コです。
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1、喪失を認め、嘆き悲しむことから始めましょう
2、理由をつきとめて、喪失を理解しましょう
3、喪失を乗り越えましょう
4、責めるのをやめましょう
5、大事な人に相談しましょう
6、役に立つ手段を使いましょう
7、母親としてのエネルギーをほかに向けましょう
8、日常的に子どもと接しましょう
9、子どものいない暮らしの利点をフルに活用しましょう
10、女性としての充実感を追求しましょう

「産まない女」として生きるあなたへ P104抜粋
 リンダ・ハント・ハントン著 久坂 翠 翻訳より
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簡潔でいてとても参考になるとおもいました。


悲しみを隠して平気な顔をする、平気な顔をした、、、

2015年11月29日 | 本Never to be a mother

私がまさに取り上げて欲しかったテーマ(お母さんになれなかった、子どもを持つことができなかった)の本

『「産まない女」として生きるあなたへ』

 リンダ・ハント・ハントン著 久坂 翠 翻訳 

のことは
過去記事

こちらの記事


でも書きました。
その中から印象に残ったことをランダムに書いていってみます。

1章の「喪失感を隠し、人知れず苦しむ女性たち」の中で、

”子どものいない女性のほとんどが、自分の失望感や悲しみをおくびにも出さず、懸命に日常を送っています。”

”永久に子どもができない状況について世間の人が話し合うことはめったになく、
この話題はタブー視されています。”

と書かれています。

最初読んだ時、ぐっ、と来てしまいました。

子どもが欲しかった女性がそれほど親しくない知り合いから世間話の流れで
子どものことを聞かれた時、まだ悲しみが十分癒されていない段階だったら、胸ににちくっときて
本当は涙をほろりと出してしまう状況になるかもしれません。

でもあからさまに悲しい顔をその人に見せたり泣きだしてしまったら
その場の空気を壊してしまう。
懸命に平気な顔をするしかないと思うんです。

癒され方は人それぞれなので、十分悲しみが癒された後だったら冷静に受け答えをし、
人によっては、悲しみが解消されていて全くもって平気な場合もあるでしょう。

しかしまだまだ悲しみが大きい場合でも、それを抑えて平気な顔を他人の前でもしなくてはいけない。
”懸命に日常を送っています”という表現にnever to be a motherをよく
言い表わしているなあと思いました。

そして平気な顔をしなくてはいけないのは
never to be a motherのことを
世間の人が話し合うことが極めて稀で(講演会やセミナー、ミーティング等聞いたことがない
タブー視されている傾向があること。
もしかするとはれものに触るような話題であること。
それが平気な顔をしなくてはいけない、を増幅しているかもしれません。

この本が日本で出たのは約15年前ですが、
アメリカでもそんな感じなんだ~、とちょっと驚きました。
それなら日本でタブー視化されるのは
仕方ないよね、と思ったのでした。


*「母になれなかった女性」のことを
原題から取って、ちょっと変だけれどnever to be a motherと場合により(便利なので)使うことにしま~す。