MALDIVES Beach Wedding

インド洋に浮かぶ不思議な国モルディブ

不思議なのはそれだけじゃありません・・・

ハネムーンと列席者

2008-06-22 21:21:41 | Weblog
雨季のモルディブですが、1日中雨が降っているわけではありません。

日本の梅雨はしとしととおとなしい雨が1日中降りつづていますね。モルディブの雨季はそんなことはありません。
もちろん、1日雨の時もありますが、そういう時はしとしとではなく土砂降りです

普通にすごく天気がいいのに、黒い雲が西側に見えたら数分後には風と共に雨が降りまた東へ流れます。

結構すぐに止んでしまうんです。だから傘をさしている人は少ないです。ビニールをかぶっている人はいるけど 
なんででしょう。。。



さてさて

海外ウェディングをプランするときに考えることの一つとして列席者がありますね。海外で挙式をするのには色んな理由や動機があると思います。

ハネムーンも兼ねているカップルもたくさんです。でも、セレモニーに二人だけってさみしいかな~とか。セレモニーには両親やお友達も呼びたいな~などなど。

モルディブは日本から遠いのでカップルだけで、挙式&ハネムーンというスタイルが多いです。
セレモニーはお二人だけでも、そこは陽気なモルディブですからたくさんのリゾートスタッフが祝福してくれます。リゾートによっては宿泊しているゲストもお祝いに駆けつけてくれますよ!

ご両親や列席者がいる場合も、列席の方たちは先に帰国されてカップルは二人きりでハネムーンを楽しむ。

いろんなパターンがありますので、絶対こうしないとダメ!という決まりはありません。いいアイディアが思いつかないようでしたらこちらから希望に添えるようにいくつかご提案しますね。そこから選んで決めていってもいいと思います。

モルディブは遮るものがないので、サンライズもサンセットもダイナミックで何度見ても感動します!

パニエと金曜日

2008-06-21 04:24:25 | Weblog
今日は金曜日です。

マーレで金曜日と言えば、ガルディアとポップコーン。そしてお祈りです。
イスラム教の国なので金曜日がお休みです。

お祈りは1日5回あるので毎日ですが、金曜日はスペシャルです。昼のお祈りには男性はみーんな、マットを持って近くのモスクに行きお祈りをします。金曜はスピーチがあるのでスペシャルです。
キリスト教が日曜日に教会に行くのと同じですね。

女性は家でお祈りをします。モスクには断食のシーズンしか行きません。
そして、金曜のお昼のお祈りの後はごちそうを食べます。

男性は外食が多いのですが、金曜のランチには「ガルディア」を食べます。
ガルディアとは魚のスープですが、食べ方はふかしたバナナ、さつまいも、パンの見、ご飯、ココナッツ、チリ、オニオン、鰹節、、、などを混ぜてライムを絞って手で食べます。この混ぜてしまったものを今ではガルディアと呼んでいますが本当は魚のスープのことです。

そして金曜日の夕方は子供がわんさかと公園に行きます。
金曜はあちこちでポップコーンが売られます。なんでかポップコーンなのです。
毎日売っているところもあるのですが、金曜しか売らないところもあるのでポップコーンは金曜日のおやつとモルディブ人の子供は思っているようです。



「パニエ」

パニエって何ですか?と質問がありました。

パニエとはワイヤーが入ったペチコートのことです。昔、映画なんかでヨーロッパの貴族が来ているドレスはどうしてこんなに広がっているんだろう?と不思議でしたが正体はパニエでした。

ウェディングドレスを着るときに下に着用する下着のひとつです。パニエにはサイズやデザインがあります。選ぶ基準はまずはドレスです。

プリンセスラインやAラインのドレスは女の子の憧れのふわっとしたドレスです。このデザインのドレスには大きく広がるパニエを選びますが、新婦の身長、ドレスのデザインでどのくらいボリュームを出すときれいなシルエットに見えるか、などポイントがいくつかあります。

Iラインやマーメイドラインのドレスはパニエをはかなくてもシルエットがきれいに出るようなデザインやマテリアルを使っています。

パニエの大きさで同じドレスでもイメージが違って見えるので、ドレスを決めたらお店の人に色々相談してみてください。

ちなみにモルディブのビーチウェディングではパニエのないドレスを着る方が多いです

何語でしゃべるの?!モルディブ人?

2008-06-18 16:31:25 | Weblog
モルディブの位置がだいたい分かってきたでしょうか。インド洋です

こんな、点々の国はいったい何語を話しているのか?と、よく聞かれます。
ずばり「ディベヒ語」です。もちろん英語も話します。

スタッフはいったい何語なの?と言うような、聞いたこともない言葉を話しています。それがディベヒ語です。文字はターナ文字という、アラビア語を使って書きますが、生活の中では英語表示がほとんどなのです。

外国人が多いからかな?


リゾートホテルでは英語がメインですが、日本人スタッフがいるところや、日本語が話せるスタッフがいるところは日本語だけで結構いけちゃいます。
ホテルのインフォメーションなども、日本語のものが用意されていますから安心です。でも、せっかく外国に来たのだからちょっぴり外国語を話したらどうかな?

モルディブ人はもともと親切で優しく、とてもフレンドリーです。
そしてなぜか日本人が好き。
日本が好き。な人が多いです。

では挨拶ぐらいはちょっとディベヒ語で言ってみたらどうかな?

結果。モルディブ人スタッフはとても喜びます!
そして中には気を良くしてサービスが旺盛になる人もいます。

私たちも外国人が片言で「アリガトウゴザイマス」と言ったらちょっとうれしい気持ちになりますよね。


モルディブのリゾートで行われるウェディングセレモニーも英語で進行されます。ディベヒ語で愛を誓ったら、それはそれで面白い気もするなーといつも思いつつ、英語で誓いの言葉を言うのが照れくさい日本人ゲストですから、聞いたことのないディベヒ語だったらそれだけでいっぱいいっぱいになっちゃうかも?!

フィジーなどはその国の法律で認められる、リーガルウェディングを外国人にも行っていますがモルディブはまだその制度がありません。
なので、セレモニーといっても人前式のような形になります。

将来的にはモルディブでもリーガルウェディングが出来るように、今話し合いが行われているそうです。

日本人はそんなに海外挙式についてそこまでこだわっている方たちは少ないような気がします。二人きりで思い出に残る式をしたい、と言うカップルがほとんどかな?

南の島で青い海と空に二人で永遠の愛を誓う!というロマンティクなセレモニーが二人の思い出になるんですね。

私は、モルディブの広い青空にかかる雲が本当にきれいだな~と何度見ても感動します!

モルディブとサッカー

2008-06-16 20:10:08 | Weblog
昨日は突然のナショナルホリデーでした。
本当は平日だったのに。なぜ突然かと言うと一昨日、サッカーのSAFF CHAMPIONSHIPでモルディブが優勝したからです。

モルディブはSAFFでは初優勝らしく、いつもインドに敗れていたそうです。決勝はもちろんインドと。

優勝が決まった途端にマーレの街はお祭り騒ぎ。それはそれはすごいです。日本人の私にしたら暴走族の日の出暴走並みにうるさくて大変! テレビの音も聞こえません。

と言うことで翌日の昨日はナショナルホリデーとなってしまい、週明けなのに銀行は休みだし、電力会社も休みだし、たいへーん!!

夜はまたまた、パレードが始まり賑やかでした。
サッカーで優勝したら祭日になるなんて日本では考えられませんが、サッカー好きのモルディブ人にはみんなで勝利を喜んで、祝いあういいイベントです。

そして勝利から2日目の今日はナショナルチームの選手がモルディブに帰国です。学生は午後は授業がなし。衣装に着替えてマーチングバンドの準備をしてパレードの準備。町中は国旗が至る所に。そしてみんな赤い服。 
大統領ジェティーにはレッドカーペットが敷いてありました。

今日はさらに盛り上がるんだろうなー。っていうか、すでに盛り上がってます!



「ところでモルディブってどこにあるの?」

モルディブのことを紹介するのを忘れていました。モルディブは正確には「モルディブ共和国」です。
インド洋に浮かぶ群島国家で、島は1190島あると言われ、人が住んでいるのは200島ほどでそのうちの約90島がリゾートです。
地図で見ると点々なので見えないかも知れませんが、スリランカの左あたりを見てみてください。点々がありますよ。


イスラム教が国教。つまり100%ムスリムなのです。首都は「Male'」(マーレ)で「’」を忘れると「メィル」つまり、男子という意味になってしまいますので、郵便物や書類には必ず「’」を忘れずに。

私はマーレに住んでいて、マーレにBridal Maldivesのオフィスはあるわけですが、町の(島のといったほうがいいかしら)あらゆる場所にモスクがあります。
小さいのから大きいのまで。お祈りは1日5回。コーランを何度も聞いて過ごします。お祈りの時間はテレビも30秒ほどお祈りマークになってしまうので、
映画なんか見ているときはちょっとムッとしてしまうのですが、仕方ありません。

観光業の国なので、通貨は結構いろいろ流通していますが、マーレやローカルの島は基本的にモルディブルフィアとUS$です。
お土産屋さんなんかは、日本円やユーロが使えたりもします。

リゾートはUS$,ユーロ、日本円、イギリスポンドが主ですがリゾートによって異なります。
クレジットカードはVISA、マスターならどこででも使えますが、JCB、アメックスは使えるところが限られていますので事前に確認した方がいいです。
カードは最低でも2枚持って行くのがお勧めです。

うっかり、限度額が超えていて持ち金で全部払うはめになり、楽しい旅行がなんだか悲しい気持ちになってしまうなんてことがないようにです。
これはモルディブに限らずですね。

気候は1年を通して暑いです!夏です!
乾季も雨季も基本的に暑いです。が乾季の方が涼しく感じます。私の部屋はA/Cがついていないと昼は31度くらいで夜も29~30度くらいです。
冷房をつけて27度くらいでとても涼しく感じますが、つけない状態で27度だと寒く感じます。27度が寒いなんて日本にいたら考えられませんね。

服装は半そでで大丈夫ですが、空港ホテルに食事に行くときはカーディガンを持って行きます。

エアコンが効きすぎです。

つづく。。。


ブートニア

2008-06-14 19:47:34 | Weblog
みなさーん。こんにちは!

モルディブに住んで早2年半。モルディブでウェディングの仕事をしています。

モルディブについて、ウェディングについて少しずつ紹介していきたいと思います。

今日は「ブートニア」について。

ブートニアって聞いたことがありますか?
聞いたこともない人、結婚が決まって準備をしている中で初めて聞いた人など色々だと思います。
花嫁さんが持っているお花はブーケですね。では新郎が胸のところにチョコンとつけているお花は? 

それが 「ブートニア」です。
そもそもブートニアの由来は、男性がプロポーズをする時にお花を渡し、女性がプロポーズを承諾した時にその花束から一輪抜き取って、
男性の胸ポケットににお花をさしたことが始まりと言われています。

とてもロマンティックですね。
なので、新婦のブーケと新郎のブートニアは同じお花が基本です。
たまに、新婦のブーケだけウェディングパッケージのものと違う種類にしたいというご要望があります。
その場合はミックスフラワーブーケをお勧めしています。