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にちじょうのわな

ひびのにちじょうとつれづれて

きょかい

2012-11-26 | ほん
・新文章讀本 川端康成 タチバナ教養文庫
  「少年時代、私は「源氏物語」や「枕草子」を読んだことがある。
   手当たり次第に、何でも読んだのである。勿論、意味はわかりもしなかった。
   ただ、言葉の響や文章の調を読んでいたのである。」まえがき(p7)から
   コメントの必要ない、ただ手に取ってほしい。
    お勧め度 ★★★★☆

・巨怪伝-正力松太郎と影武者たちの1世紀(上) 佐野眞一 文春文庫
  プロ野球の父、原発の父と言われた正力松太郎。今もその霊魂は生きている
   と言わざるを得ない。
    お勧め度 ★★★☆☆

・巨怪伝-正力松太郎と影武者たちの1世紀(下) 佐野眞一 文春文庫
  同上
    お勧め度 ★★★☆☆


きゃぱ

2012-08-19 | ほん
・キャパになれなかったカメラマン(上) 平敷安常 講談社文庫
  -ベトナム戦争の語り部たちー 
  ベトナム戦争の取材の日々を回想した著者の従軍記。飯を共にした仲間の
  回想も多く、ベトナム戦争におけるカメラマン視点の一つの記録である。
  (上)(下)で文庫4~5冊の厚さ。読み応えたっぷり。
    お勧め度 ★★★★☆

・キャパになれなかったカメラマン(下) 平敷安常 講談社文庫
  -ベトナム戦争の語り部たちー 
  同上
    お勧め度 ★★★★☆


あへんおう

2012-07-15 | ほん
・未解決-封印された五つの捜査報告 一橋文哉 新潮文庫
  犯人が逮捕されていながら全貌がまったく見えない事件。
  利権にうごめく黒幕たちがいまも暗躍している。
  お勧め度 ★★★★☆

・阿片王 佐野眞一 新潮文庫
  里見甫。満州における闇の支配者の生涯を克明に記してある。
  お勧め度 ★★★★☆

・国家の崩壊 佐藤甫/聴き手 宮崎学 角川文庫
  1991年12月26日。超大国ソ連が滅びた。
  いま日本も同じ道を進んでいるのではないだろうか。
  お勧め度 ★★★☆☆

ゆうかい

2012-06-10 | ほん
・誘拐 本田靖春 ちくま文庫
  1963年、吉展ちゃん誘拐事件。人間の弱さだけではない貧困と差別。
  いま、考えなければならない問題がここにある。
  お勧め度 ★★★★☆

・疵(きず)-花形敬とその時代 本田靖春 ちくま文庫
  花形敬に光をあて、戦後の動乱を描く。
  お勧め度 ★★★☆☆

・警察(さつ)回り 本田靖春 ちくま文庫
  著者のジャーナリスト時代の回想録。
  お勧め度 ★★★☆☆

ほうかい

2012-04-27 | ほん
・秘匿捜査 竹内明 講談社文庫
  日本にどれほどのスパイがいるのか、平和ボケした日本人には
  理解でないだろう。
  お勧め度 ★★★☆☆

・人を殺すとはどういうことか 美達大和 新潮文庫
  長期LB級刑務所・殺人犯の告白。
  お勧め度 ★★★☆☆

・官邸崩壊 上杉隆 幻冬舎文庫
  1年で首相が辞める。それが何度繰り返されてきたことか。
  政治混迷の謎にせまる。
  お勧め度 ★★★★☆


ほうかい

2012-02-19 | ほん
・ジャーナリズムの崩壊 上杉隆 幻冬舎新書
  サラリーマン化した、新聞やテレビの記者たち。
  若い記者たちが問題意識をもち、立ち向かってほしい。  
  お勧め度 ★★★★☆

・私は真犯人を知っている 未解決事件30 文藝春秋編集部 文春文庫
  殺人犯人が、普通に暮らしていると思うと、憤りを覚える。
  過去の事件を忘れないでほしい。
  お勧め度 ★★★☆☆

・交渉術 佐藤優 文春文庫
  人間の欲望は、果てしなく続く。欲望を糧に交渉術がはじまる。
  お勧め度 ★★★☆☆


しーあいえー

2011-12-13 | ほん
・甘粕正彦 乱心の曠野 佐野眞一 新潮文庫
  85年たった今、明かされる真実。ノンフィクションの最高峰と
  いえる一冊。歴史書としての価値は、言うまでもない。  
  お勧め度 ★★★★★

・満州裏史 太田尚樹 講談社文庫
  上を読んだあとに、こちらを読むと脳が整理されてサクサクと
  頭に入ってきます。
  お勧め度 ★★★☆☆

・CIA秘録(上)(下) ティム・ワイナー 藤田博司他(訳) 文春文庫
  こちらも、CIAの歴史書と言っても過言ではない。
  ただし、上下巻合わせて、1,200ページは、ボリューム満点。
  お勧め度 ★★★☆☆


らんど

2011-10-16 | ほん
・ソクラテスの弁明 クリトン プラトン/久保勉訳 岩波文庫
  法廷で淡々と弁明するソクラテス。そして脱獄を勧めるクリトン。
  訳が素晴らしいのもありますが、本当に素晴らしい一冊。  
  お勧め度 ★★★★☆

・ランド 世界を支配した研究所 アレックルアベラ/牧野洋訳 文春文庫
  第二次世界大戦終了後、「ランド研究所」を通してアメリカが
  進んできた道は。そして、今は。  
  お勧め度 ★★★☆☆

・検察が危ない 郷原信郎 ベスト新書
  一時期のメディアをにぎわせた検察。しかし、忘れてはいけません。
  「検察があぶない」のです。
  お勧め度 ★★★☆☆


じつりょくしゃ

2011-09-04 | ほん
・若き実力者たち 沢木耕太郎 文春文庫
  山田洋次、市川海老蔵、小澤 征爾などなど、1970年代
  若者と言われていた実力者たち。いま、どうなっているかを
  想像しながら読むとオモシロイ。
  お勧め度 ★★★☆☆

・北方領土交渉秘録-失われた五度の機会- 東郷和彦 新潮文庫
  これから、北方領土を取り戻すためにどうしたら良いのか。
  個々で考え、過去を知るための一つの大事な資料。
  お勧め度 ★★★★☆

・インテリジェンス人間論 佐藤優 新潮文庫
  権力者たちは、何を考え生きているのか。長年様々な権力者を
  近くで見てきた著者の視点。
  お勧め度 ★★★☆☆


めのん

2011-07-03 | ほん
・メノン プラトン/藤沢令夫訳 岩波文庫
  徳とは何か。読む価値有り。
  メノンとソクラテスの会話。今で言うと、ディベートかな。
  お勧め度 ★★★☆☆

・国家の命運 薮中三十二 新潮新書
  著者は、外務省を退官した人。外務省の人間が何を考えているのかを
  読み解く一つの資料。
  お勧め度 ★★★☆☆

・「できません」と云うな-オムロン創業者 立石一真 湯谷昇羊 新潮文庫
  成り上がり。だけでは言い表せない、波乱万丈記。サラリーマン必読
  お勧め度 ★★★★☆



さいばんかん

2011-05-14 | ほん
・裁判官が日本を滅ぼす 門田隆将 新潮文庫
  裁判官も、ただのヒト。
  金にしか目がない者いれば、出世しか頭にない者もいるということ。
  お勧め度 ★★★☆☆

・怨念の系譜 河合継之助、山本五十六そして田中角栄 早坂茂三 集英社文庫
  歴史は繰り返す。過ちを繰り返さないためには。
  お勧め度 ★★★☆☆

・実録・警視庁公安警部 泉修三 新潮文庫
  警視庁に勤めていた著者の自伝。文章は最悪、乱筆乱文。
  ただ、知らない世界が見えてオモシロイ。
  お勧め度 ★★☆☆☆




なぜ

2011-04-24 | ほん
・なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日 門田隆将 新潮文庫
  ぜひ、読んでほしい。まだ、事件は終わっていない。光市母子殺害事件。
  お勧め度 ★★★★☆

・文章読本 三島由紀夫 中公文庫
  文章を書いている人は、一読。文章の美しさを再認識しましょう。
  お勧め度 ★★★☆☆

・と銀行 三菱東京UFJ”汚れ役”の黒い回顧録 森功 講談社+α文庫
  力のあるものは、どこまで汚いのか。銀行は客のことは考えない。ノンフィクション。
  お勧め度 ★★★★☆

・三宅久之の書けなかった特ダネ 三宅久之 青春新書
  政治をしるうえで、歴史背景は大事です。政治家の器とは。
  お勧め度 ★★★☆☆

ぎんぎつね

2011-02-11 | ほん
・ヤメ検-司法エリートが利欲に転ぶとき- 森功 新潮文庫
  新聞などでも騒がれていましたが、権力の実態とは、
  本当に醜いものです。
  お勧め度 ★★★☆☆

・文章読本 谷崎潤一郎 中公文庫
  昭和9年に書かれたもの。古さを感じさせず日本語をあらためて、
  文字で感じることができます。
  お勧め度 ★★★☆☆

・はじめて考えるときのように 文)野矢茂樹 絵)植田真 PHP文庫
  「考える」ってなに?哲学っぽくて難しいようですが、
   そんなことありません。2、3ページごとにでてくる挿絵も好き。
  お勧め度 ★★★★☆

・ぎんぎつね1 落合さより 集英社
   本屋で試し読みがあったので、読んだら久々のヒット!
   即買いました。いま4巻まで出てるみたい。
  お勧め度 ★★★★☆


てろる

2010-12-12 | ほん
・テロルの決算 沢木耕太郎 文春文庫
  初版は、1978年。浅沼稲次郎と山口二矢。二人の生きざまを
  描いたノンフィクション。今の時代だからこそ読むべきです。
  お勧め度 ★★★★☆

・さらば財務省-政権交代を嘲う官僚たちとの決別- 高橋洋一 講談社+α文庫
  財務省を見限った作者が、赤裸々に語ります。
  お勧め度 ★★★☆☆

・地球を斬る 佐藤優 角川文庫
  いま、日本は何をすべきなのか。それは世界を知ること。
  一般人とは違った視点で解説してくれます。
  お勧め度 ★★★☆☆


かぶぬし

2010-11-02 | ほん
・株主総会    牛島信 幻冬舎文庫
・社外取締役     同上
・株主代表訴訟    同上

 フィクションですが、作者が現役の弁護士。
 会社法に変わる前の作品ですが 株式会社勤務の方には、お勧め。
 一気に3冊読破。読みやすくオモシロイ。

  お勧め度 ★★★★☆