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【製作裏設定っぽいもの】魔力強化について考える。

2017年03月16日 19時14分04秒 | 製作裏話的な何か
 なんか今回の更新でしつこいくらいに魔力強化エンチャントの話が出てたので。

 魔力強化エンチャントは魔力戦技能の一種で、入力された衝撃のエネルギーを光と音に変換して外部に放出することで衝撃を軽減する魔力戦防御技能です。
 入力された衝撃、正確には運動エネルギーに対して作用するため打撃の威力だけでなく刃物などでの斬撃にも対応出来、武器や防具などの装備品の強度を補強すると同時に、通常の装備品を魔力で包み込むことで一時的に霊的武装化します。このため防御技能であると同時に攻撃技能でもあり、特に格闘戦では重要になります。

 作中でも述べたとおり、魔力強化エンチャントが入力された衝撃を音と光に変換できる限界量は補強対象の硬さに依存します。そのため、肉体や衣服といった形状の一定しないものや柔らかいものにはほとんど効果がありません。
 この『柔らかい』はふわふわだったりふかふかだったりという意味ではなく押したら変形する程度の意味で、人体は例外なく該当します。
 ありていに言えば、装甲板の様な硬く形状が一定のものを対象にしないと効果的に使えないのです。甲冑だって鎖帷子とかが変形してるだろって? 鎖のひとつひとつを補強してるのです。魔力強化エンチャントの技術的難度の指標のひとつに対象の表面積があり、表面積が広いほど難度が上がります。そのため表面積が広い甲冑の強化は難しく、さらに対象の表面積によって効果にばらつきがあるため意図的に補強対象のサイズによって強化率を変えねばならず、本当に高い技能を持つ者にしか使いこなせません。
 また、魔力強化エンチャント物の投擲も難度が高く、投擲武器に魔力強化エンチャントを施したまま投げつけるのは甲冑の強化以上の技能的習熟が要求されます。

 また格闘戦の際にも重要になりますが、肉体を魔力強化エンチャントしても効果的でないうえに消耗が大きいため、直接肉体を魔力強化エンチャントするのではなく手足を鎧う装甲や拳鍔ナックルダスター魔力強化エンチャントするのが効果的だと言えます。
 本編中ではアルカードとグリゴラシュがフィオレンティーナの実家の裏庭で殴り愛をしてますが、装甲ごと左腕を破壊されて手甲を破棄したためにグリゴラシュは最後の格闘戦で左腕をほとんど使えませんでした。
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