徒然なるままに修羅の旅路

祝……大ベルセルク展が大阪ひらかたパークで開催決定キター! 
悲……大阪ナイフショーは完全中止になりました。滅べ疫病神

【絶対また行ってやる】事前に知ってれば……

2022年10月08日 23時24分07秒 | イベントとか旅行とか
関刃物まつり
 皆様お久しぶりです。
 岐阜県関市で開催されてる関刃物まつりにお邪魔してきました。
 主な目的は関の|鋼材削り出し《ストックリムーバル》の巨匠・松田菊男さんです。

 刃物まつりは各地に分散してイベントが開催されており、それらを行き来して各イベントに参加します。
 俺は前日の夜中に出発して長良川のパーキングで車中泊してました。草津のPAで食べたごぼう天肉うどんはなかなか良かった。












 で、とりあえずちょっと離れたところにあるKIKU KNIVESの工房に向かったのですが、こちらでブッシュクラフトワーカーの絵本作家・スズキサトル氏のブッシュクラフト教室が開催されていました。



 大型ナイフの販売はこちらでしか行ってないとのことだったので入ってみた結果、一番下のちっこいのを除く三挺を購入しました。最近俺金銭感覚が麻痺してる気がします。一回引き締めなければ。

 上から二番目の「野鎚」は蛤刃とフラットグラインドの二種類があり、これはスズキ氏のデザインを忠実に踏襲したフラットグラインドの製品です。フェザースティック制作の際の切れ味に優れる反面、薪をバトニングで叩き割るときなどは蛤刃に比べて効率で劣ります。外側にふくらんだV字状の断面を持つ蛤刃は松田氏の得意なスタイルですが、この断面形状が刃が材に喰い込んだときに裂けめを強烈に押し広げるためですね。
 キノコを火口に使ったりと、なかなかためになることを学べました。生かそう。ついでに実生活での趣味にもなればいいんですが。

 メイン会場は商店街をまるまる使っており、一方に刃物の廉売店、一方に出店という構成になっていました。
 スパイダルコが大量にありました。
 北正のブースもあったけど、覗いてくるべきだったかもしれません。柘植ナイフ、昔は大好きだったんですね。なにかの問い合わせの電話を北正にかけたとき、相手の態度が気に入らなくてそれ以降一緒くたに嫌いになってしまいまして。
 あとはあんまり聞かないブランドのナイフが大量に売ってましたね。

 上の写真に載ってた一番下の小さいナイフはアピセのアウトドアナイフショーで仕入れたネックナイフで、このためだけに一本だけ仕立てたということだったので速攻で購入しました。フラットグラインドのネックナイフです。
 そういえば、松田さんは大阪ナイフショーが開催されたことを知らなかったみたいです。話題に出したらいつやるの?って聞かれたので。
 んで、同僚がコロって大阪ナイフショーに行けなかった俺としては、それでストレスがちょっと軽減されました。行っても菊さんいなかったんなら、少なくとも目当てのひとりはいなかったってことなので。





 で、それが済んだら関鍛冶伝承館に行ってみました。
 俺は知らなかったんですが、日本刀鍛造の実演をやってたみたいです。俺が行ったときにはすでに整理券が無くなってたので、これはまた今度ですね。絶対行ってやる。でも十一月は三木で金物祭りがあるからそのあとですね。
 写真を山ほど撮ったんですけど、並び順が滅茶苦茶になったので掲載は断念。あと、だからなんで頼みもしないのに勝手に横倒しになったり逆さになったりすんのよ。

 あとはお寺でもナイフショーをやってました。リトアニアから来た外人さんが良さげなナイフを売ってたんですが、今日はこのあと名古屋に向かってそこで買うと決めてたものがあるので断念。
 マイクロテックの社長アンソニー・マフィオン氏に師事したカスタムナイフメーカー・Dew原さんもいました。今日はこのあと以下略。
 距離があるので大変ですが明日もやってるので、よかったら皆さんもどうぞ。


 ンで、向かった先は名古屋のアウトドアクラブというナイフショップです。結局ナイフじゃんって? そうですよ。
 これに写ってる銀色のほう、ウォレン・トーマス氏のMTR BATWINGがお目当てです。カーボンファイバーがちょっとくすんでるけど、高精度の素晴らしい製品です。
 二十年くらい前にお金が無くて買えなかったメーカーの製品を手に入るだけ集めようとしてるので、ウォレン・トーマスのナイフもその範疇です。

 そしてもうひとつ、もう二十年も前にレッドバロンで働いてたころの行きつけの店でもあったんですよ。
 当時は余裕が無くて、ストライダーのマントラック2とかナイツナイフ、MODディターのミリタリーモデルくらいしか買えませんでした。ナイツのアルファとかほしかったなあ。
 ちゃんと挨拶出来ないまま二十年経ってたので、久しぶりに行ってみたんです。元気そうでよかった。

 もう一方の黒いのは、イカリヤで購入したラスィ・ザボ。昔ナイフマガジンの記事の冒頭でナイフ二本持って腕立て伏せしてた人です。なんか本人の私的な持ち物を譲ってもらったそうな。
 ずっしり重くてフロントヘビーで刺突に向く素晴らしいデザインです。もうちょっと軽くてもいいのよ? なお、シースはとても抜きにくい。
 根本ナイフとか菊ナイフもそうですけど、カイデックスシース剥き出しのはどうにかすべきだと思います。付属のシースをナイロンでくるむ形でオーダーメイドする事業って誰かやらないかな。弟が昔服飾系の仕事目指してたときに買ったミシンが家にあるから、いっそ自分でやってみようか。

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