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華厳という場合の「華」は

2018年10月11日 | 思想哲学

華厳という場合の「華」は、雑華厳浄(ざっけごんじょう)の省略した形でありまして、自然界を見ますと大小さまざまな花が咲いていて、美しい。

大輪のぼたんも、野辺に咲く小さな名も無き花も、精いっぱい咲いて自然を美しく飾っている。

そのような意味の華でありまして、実は自然界と同じように、人間も一つとして同じ顔はございません。

さまざまであるわけでございますけれども、雑華厳浄というのは、その一人ひとりが一つの輝ける花となって、この世の中を美しく飾っていこうではないか、と呼び掛けている言葉であります。

それは仏教を始められたお釈迦様(シャカムニブッタ)の教えを基にした一つの思想であります