2月5日
成城で南伸坊さんにお会いしてから3ヶ月。伸坊さんの事務所に呼んでいただき、コメントを頂戴すること叶いました。ワーイ。伸坊さん、ありがとうございます!いただいたイチゴ、美味しかったです!
この詳細は今朝(2/15)の山形新聞の連載「アートフロンティア」に書きましたので、山形にお住まいの方は是非ぜひお読みください。
(どこでも読める連載がもてればいいんですけどね…)
2月13日
第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)の授賞式を覗きに行く。川崎市岡本太郎美術館。僕が参加したのは第13回だったので、10年ぶりに見る授賞式だ。
大賞の太郎賞は、野々上聡人(ののうえあきひと)さんの「ラブレター」
プレゼンターは、椹木野衣さん(右)
「ラブレター」:油絵と立体と映像作品がビッチリ
敏子賞は、根本裕子(ねもとゆうこ)さんの「野良犬」
プレゼンターは、山下裕二さん
「野良犬」:陶製の犬、17頭が配される
他、特別賞が5人。全23組の作品が並ぶ展示空間は、今年も見応えタップリ。
なんでもござれのTARO賞、お笑いも観れます。笑
コントユニット・そんたくズ
さて、この日、僕が訪れた真の目的は…
『愛の山下裕二』!
僕が自分の名を仮名表記にして作品を発表したのが10年前、つまりこのTARO賞が最初でした。それから毎年展覧会を催してきましたが、そのすべてを見てくれた美術関係者はただ一人、山下裕二さんだけ!僕を気にかけてくれている…というわけではなく、それだけ自らの足で日ごろからギャラリーを廻っているということ。
専門は古美術ということになるのかもしれないが、その目をもって、他の誰よりも現代の作家を見ている。まさに全時代的。こんなに信頼できる人、いませんよね?
3年前、木場のEARTH+GALLERYでの個展のときに「そろそろ絵を描きなさいよ」と言われたことを覚えてる。ここでいう〈絵〉とは、版画でも鉛筆画でもない〈=ペインティング〉ということ。いま、ようやく筆をもって描き始めた自分、その手応えを掴みつつあるところで、さぁ、山下裕二を描こう!ペインティングを見てもらおう!というわけです。南伸坊さんからの流れもGOOD!
レセプション中、会場に向かう山下さんをそっと追いかけました。
プレスからのインタビューと記念撮影に応じる野々上さん、を写す山下さん
いろんな人に声をかけられる山下さんを遠目で追いつつ、お一人になられた瞬間に駆け寄り「こんばんわ」「よぉ」「今日ここに来たら会えると思って参上しました。いま『愛の肖像画』という新シリーズを制作中なんですが、山下さんを描かせてください!」「いいよ。どうする?」「写真を撮らせてください」「どこで?」「ちょっと明るいところで」と、やや明るい壁の前へ移動して、パシャ!「仕上がったらご連絡しますので、見てもらえますか?」「いいよ」…と、スムーズ。ホッ
さぁ、次は『愛の山下裕二』!
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