岡本太郎生誕100周年、その日。

きのう、2/26は岡本太郎の生誕100周年ということで、岡本太郎美術館に行ってきました。
今年の「TARO賞」もやってるしね。
来館者には、紅白まんじゅうが配られ、いやはや、凄い賑わいです。
この日は、関連イベントとして記念講演やコンサートも催されました。
講演内容は、「みうらじゅん、岡本太郎を語る！」

…そう。
新作は、『みうらじゅんに褒められたくて』！

賑々しいイベントのときって、大概うまくいかないのですが、でも今日は特別な日ですから。
「太郎が助けてくれる」って、そう思えます。
だって去年だって、瀧さんに出会えたんだもん。
http://blog.goo.ne.jp/boosawa/e/55290a074270681fdf1ce4ae8e4758a3

今回だって、場所は違えど『プロ野球画報』を展示してる直中なんだから。
ヤルしかないっす！

昨年お世話になった学芸員の方々に軽く打診してみるも、
「ながさわくんだけ特別扱いはできないな」と、にべも無く…（あたり前ですよね）
「協力は出来ないけど、応援してますよ！」
「それはいつも通りに、自分の力でやらなきゃ！」と、
皆さん、僕の作品をよく理解していらっしゃる。
深～い「愛」のあるお言葉。「這い上がってこい！」って。星一徹、ですね。
「思い」は自分自身の力で届けなきゃ、ってことです。

…入り待ち。
歩いてくるとも思えず、当然、車でしょう。お迎えが出ているはずです。
緑地公園内は関係車両以外通行できないので、その数も限られます。
しかも、ここでは徐行運転が義務づけられており、誰が乗ってるかは、見てればすぐ分かる。
あとはタイミングだけ。

「に・褒められたくて」シリーズについて、「どうすればうまくいくの？」って、よく聞かれるのですが、
それ、僕も聞きたいっす。実際、成功率は5割に届きません。
相手あってのことだから、失敗は報告していないだけで。
みうらじゅんさんも今回が初めてじゃないっす。
軽く「○○のところに行ってよ」なんて言われたりしますが、本当に好きでもない人に、そこまで出来ない。
それこそ失礼だしね。好きな人だから全力で向かえるんです。

さて、入り口前で、そんなことを思案していると、なんと！
みうらじゅんさんが、こっちに歩いてきます。すでに会場入りされてたんですね…
どうやら、タバコを吸いたかったみたい。
僕のいる場所が、まさに喫煙所でした。（ほら、太郎が引き合わせてくれた！）

「ボク、絵描きです。ながさわと言います。〈みうらじゅん〉を描かせて下さい！」
用意しておいた『照美に褒められたくて』を出し、サッと作品意図を説明しました。
この前日、みうらさんと照美さんは番組収録で会ってる筈です。

「フーン、（絵描きでもある）照美さんより上手いんじゃないの？」
「ハイ！」
「そこ、ハイって、言っちゃマズいでしょ？！」ハッハッハッハッ…

「じゃあ、営業用メガネに替えとこうか。ちょっと待ってて。マスクも外そうかな？」
「あ、そうですね。お、お～、誰が見ても、みうらじゅん！」　
パシャ、パシャ、パシャ、っと3枚ほど。
最後に大切な一言。
「ボクもムサビのロッ研です。ロック魂、注入してお届けに上がります！」

ムサビには、ロック研究会とサウンド研究会と軽音楽研究会とがあって（今は違うかもしれない）、
「みうらじゅんはロック研究会出身なんだぜ」って聞いたから（本当かどうか知らないけど）、
僕も学生時分、ロッ研入りしたのでした。みうらさんは先輩なんっす！

みうらじゅんさま、岡本太郎さま、そして関係者の皆さま方、ありがとうございました！
オレ、頑張ります！！

（つづく）


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三人展「瞬間から永遠まで」ながさわたかひろ／高田隆平（unit.maker）／橋本悠希
開催中！
12時～19時／月・火曜休
ギャラリーeitoeiko
〒162-0805　東京都新宿区矢来町32-2
http://eitoeiko.com/

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Twitter 始めました。今さら、です。
先日「告白／ヤクルト愛」に来てくれた“ホッピー神山”さん曰く、
「ライヴ情報とかは、Twitterで」って、「フォローしといて」って、それで。
ケータイって電話の受信用にしか使っていなかったので、文字打ちに時間がかかるのですが、そのうちに慣れると思います。
二次キャンプ中は、eitoeikoのきぶかわさんにレクチャーを受けながら、キャンプ報告します。
興味あれば覗いて下さい。検索すればすぐに引っ掛かるらしいです。