今年の田植えは娘と孫達が来て、あーさんは畔から声をあげ指示した。あーさんの田植えは最後でした。
集落を去ってから、この田圃で稲作りをしに時折通っていた。私が移った頃は、家は朽ち、土蔵は申し訳なさそうに建っていた。今は姿も無い、その頃は、あーさんの息子が来ていたが、彼は早逝してしまった。記憶も人と共に去り、誰もいない田んぼは、静かな緑の海原のように風に融和する。
アンちゃんは、暑い夏にダレてしまいまして、出たがりません。
冷や茶漬け、冷やした南蛮漬け、冷やした味噌汁、冷やっこ、冷や麦、大根おろしで冷やした温野菜などで、食欲をもたせるこの頃です。
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