ワンワン村の仲間達

ワン達との思い出とか

敗戦の日

2023-08-15 10:10:52 | 日記


開戦前には、テロ事件が多発して、満州などでは中央の統制が脆弱となり、事変などが起き、やっと始まった議会政治も脆弱で、統帥権の干犯、天皇機関説の否定などの議会の混乱による文官統制の不全、さらに昭和恐慌などの経済混乱などで、短命内閣が続きましたが、近衛文麿内閣(ポピリストと言われた)が、国民の人気で発足しましたが、昭和研究会と言う近衛政策研究組織は、主に社会主義者の知識人が多く、コミンテルンスパイのゾルゲと繋がる尾崎秀美らも政権中枢で、軍若手将校への工作、朝日新聞(報道の影響は恐ろしい)が国民に戦争拡大を煽り、世論が戦争を要望する時代となりました。その頃は、議会も軍参謀本部も戦闘拡大には反対で中国と和平交渉を目指していましたが、コミンテルンの工作に乗せられ中国での戦線拡大、南進(南方アジア)へ歩を進め泥沼に入って行きました。ソ連は、極東への戦力を削がれずにドイツ戦線に集中し勝利しました。ゾルゲはソ連では英雄で、映画を観たプーチンがスパイ諜報機関に入ったと言われていますね。日本は右翼の国家社会主義者も加わり大政翼賛会が組織され、党は解散し議会制民主主義は終わります。ご存じのようにムッソリーニはスイス亡命中にレーニンに指導を受けています。国家社会主義の全体主義は共産主義と体制は同一で、マルキシズムがあるかないかです。現在の共産主義の国家の様相をみれば、良くわかります。その源泉は“フランス革命”で知識人が行なった大衆先導からのようです。ギロチンの恐怖政治をへて首謀者のロベスピエールもギロチン台で死に、そして皇帝ナポレオンの専制が生まれた歴史から学んでいるようです。フランス革命の参考書籍「大衆の反逆」オルテガ著、「群集心理」はヒトラー愛読書。

尾崎達は、日本で敗戦革命を考えていたと言われています。日本のいちばん長い日の抗戦派将校達の工作やソ連が、ポツダム宣言受諾後も侵攻した事もその理由かも知れません。では、何故、若手将校達や、新しい知識人達がこの様な謀略にのってしたのでしょうか?大正デモクラシー、大正ロマン、大正狂騒曲などの造語にも世論が重なっているのでしょうか?

萩原朔太郎の「漂泊者の詩」にも、時代の知識層が抱いた底流にあるものを感じますね。

戦後のアメリカでも、ルーズベルト政権にもコミンテルンの工作員がいたこと、蒋介石婦人の側近も工作員だったこと、有名俳優、科学者の中にも工作員が入っていて、プロパガンダ情報工作がされたファクトが出ています。


金融、利権の覇権、思想、外交、体制、諜報工作と戦後の歴史認識が変わりました。京大教授グループによる著

その影響で、行きすぎた“マカーシ―の赤狩り”がありましたね。

現代も、日韓離間ヘイト、陰謀論、政府、議会などのスキャンダルへのプロパガンダ工作も続いているそうですね。

靖国神社の戦犯合祀は、周りが言い争いせずに戦地に散った英霊によるお裁きにお任せする事が良いのかと思います。

戦没者皆様のご冥福をお祈りします。


北方領土を統治する日本に一番近い国ロシアは、幕末に対馬を領有しようとした。以来、英国、日本共通の仮想敵国でした。

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