BONOBONO DIARY

BONOさん音響・照明奮闘記

がっちゃんライヴinうちの施設

2010-09-15 | PA関係
 今日は待ちに待った私の施設の敬老会が催されました。何と言っても今日の敬老会は、実質「がっちゃんライヴ」なのです。これが待ちに待ったという本質です。まずは敬老式として、百寿、白寿、喜寿の方々をご紹介します。そして職員の出し物のあとはいよいよ、がっつり一時間のがっちゃんライヴです。




 今日もがっちゃん自慢のPAシステム、BOSEのL1model1を持ち込んできました。これは細い棒状のところにスピーカーがずらっと並んでいる、ラインアレイという方式を採用した優れものです。音が水平方向には広がりますが垂直方向には広がりません。ですから後ろの席まで充分に音が飛ぶ。普通のスピーカーだと、コーンを中心に円錐状に音が広がっていき、音のエネルギーが減衰する上に壁や床に反射して音が濁ります(点音源)。


 しかしL1のようなラインアレイタイプだと、水平方向には広がりますが、垂直方向にはほとんど広がらず、音が減衰しにくいのです(線音源)。また小さいスピーカーが集まって音圧を稼いでいるので、一つ一つのスピーカーの音量を上げる必要がなくハウリングに強くなります。実際今日のがっちゃんもマイクの後ろにこのL1を据えていました。普通のスピーカーならハウリングとの戦いになるところです。




 このL1に、がっちゃんはオプションのプロセッサーを取り付けていました。よく解りませんが、いろんな音場をシミュレートした豊富なプリセットが入っているのでしょう。ここまでで、サウンドハウス価格でも30万以上かな~。羨ましい限りです。




 でも一転、ワイヤレスは私でも手が届きそうな品でした。SAMSONのSW277HQ7です。2chのワイヤレスで3万円しません。使っていた感じでは、少し抜けが悪いかな~という印象ですが、充分な性能かも。司会とかにはいいですね。あとは耐久性かな。





 がっちゃんの演奏が始まりました。素晴らしいトンコさんの歌声です。昔の歌から、最近の話題曲まで幅広くご披露していただきました。そして私のリクエストの「川の流れのように」も、始めて人前でやるんだよねと言いながら素晴らしい完成度でした。お年寄りの方々も聞きほれていました。



 ふと会場に目をやると、先日ロックシティで私がPAをしたとき演奏されていた山口ケーブル放送でもおなじみのRaffaelloの池端克章さんがおられます。なんでも隣の老人ホーム(デイサービスセンター)で今ライヴを終えたばかりだと言うではありませんか。この人、どんなけライヴをこなしているのだろうか。すごすぎ!でもがっちゃんも来週はそこでライヴをするらしい。がっちゃんも、どんだけ~!


 その池端克章さんの横には、これまたよくライヴでご一緒するオレンジマーマーレードさんが…。彼女はなんと隣で働いている介護士さんだった~。今日は何という偶然に偶然が重なり驚きの連続です。がっちゃんそっちのけで池端さんと記念撮影。他の女性職員もすかさず記念撮影してました。さらにトンコさんもライヴ終了後、池端さんと話せて舞い上がっていました。



 池端さんのRaffaelloが来週カルチェでライヴをするというので、絶対行きます!と熱くなるオヤジでした。



 しかし、がっちゃん&とんこ…上手すぎる。お年寄りの心、というか聞く人のハートを掴むのが上手すぎる。池端さんも「すごいです」と感嘆されていました。



がっちゃん&とんこ…恐るべし。



また来年も来てね

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