BONOBONO DIARY

BONOさん音響・照明奮闘記

時間よ、とまれ

2010-04-03 | ガンダムレビュー
 機動戦士ガンダム、第14話「時間よ、とまれ」です。この回は、私的にガンダム全43話中、最高のエピソードです。しかし、今回深く深くガンダムを見ていくことによって新たな発見がたくさんあって、よほどダメエピソード以外はほとんど全ての回が気に入ってきています。でも富野監督自身が脚本と絵コンテ(斧谷稔は富野さんのペンネーム)を手がけている「時間よ、とまれ」は、コアなファーストファンにとっては、やはり特別で . . . 本文を読む

再会、母よ… その5

2010-04-02 | ガンダムレビュー
 コアファイターで発進したアムロはすぐにルッグンを発見します。リュウと交戦し煙を吐きつつ、基地を目指すルッグン。それを撃墜すべくアムロは急上昇していきます。ホワイトベースから30kmくらいしか離れていないのに、何ととろいルッグンです。そのルッグンは基地にたどり着くことなく墜落してしまいました。  「基地があろうとなかろうと構うもんか」アムロがジオンの基地に向かって突撃体勢に入りました。ここでよ . . . 本文を読む

再会、母よ… その4

2010-04-01 | ガンダムレビュー
 母との再会を喜んだアムロでしたが、キャンプを見回りに来たジオン兵に見つかりそうになり、やむなくジオン兵に向け拳銃を撃ちます。モビルスーツ戦においては神業的なガンダムの操縦で、ザクのコックピットを狙い撃ちするアムロですけど、生身の人間に向けて銃を撃つのには抵抗があるみたいですね。この辺の描写は、後の様々なアニメで参考にされていきます。  「あの人達だって子供もあるだろうに、それを鉄砲向けて撃 . . . 本文を読む

再会、母よ… その3

2010-03-31 | ガンダムレビュー
 アムロが母に会いに行く、今回のエピソード。地球に家があるということは“エリート”であると物語の端々で触れられていて、“棄民”としてコロニーに住む者たちとは隔たりがあるようです。アムロは宇宙での暮らしが長く、ほとんどスペースノイドと言えるわけですが、そのアムロが、宇宙の広がりに対応した“ニュータイプ”として覚醒していくところが興味深いですね。  海辺に隠れるホワイトベースが敵の偵察機をキャッ . . . 本文を読む

再会、母よ… その2

2010-03-30 | ガンダムレビュー
 お母さんにコアファイターに乗って会いに行くアムロ。私用で戦闘機…。突っ込みどころです。かなり遠くまで行くのかと思いきや、ミライのセリフでは、「東に30km」だそうです。やっぱり突っ込んでおきましょう そのくらいの距離、車で行けよな! ちなみに、ジ・オリジンではジープみたいなので行きます。まあ、道路が寸断されているのかも知れませんけど。それにしても、サングラスかけて日向ぼっこしているセイラさん . . . 本文を読む

再会、母よ…

2010-03-29 | ガンダムレビュー
 機動戦士ガンダム、第13話「再会、母よ…」の回です。アムロが、戦争することに対して疑問を持ちつつ、怯えたり、部屋に閉じこもって命令を拒否したり、そんなこんなを経て一人の兵士として成長していきます。そんなアムロを母は…。アムロの物語として、大きな転換点となる今回のエピソード、脚本は星山氏、作画を安彦氏です。大いに期待できるところなのですが、結果は…。  雑誌「Cut」でのインタビューの中で、富野 . . . 本文を読む

ジオンの脅威 その6

2010-03-27 | ガンダムレビュー
 ホワイトベースの前に立ちはだかる、ランバ・ラルのグフ。そこへ「新米の兵隊がかかる病気」になってしまったアムロのガンダムが投げ出されます。今回の装備はハイパーバズーカです。着地すると同時に鞭のようなものが飛んできて、電撃を喰らわされてしまいます。びっくりするアムロの前には、稲妻に照らされる青い特別仕様のザク?「ち、違う、新型のモビルスーツだ」アムロに戦慄が走ります。  ブライトの指令でホワイト . . . 本文を読む

ジオンの脅威 その5

2010-03-26 | ガンダムレビュー
 「ジオンの脅威」その5です。今回はランバ・ラル目線でいきます。ジオン本国ではガルマの国葬が執り行われています。その厳かな席で、キシリアがドズルに、シャアはどうした?と尋ねます。前回は、シャアの処分を主張するドズルに対し、今はそんなことはどうでもよろし、と言っておきながら気にはなっているキシリアです。意外にも、ギレン閣下がお答えになられました。 「ふるさとにでも帰ったんだろ」  キシリアは、す . . . 本文を読む

ジオンの脅威 その4

2010-03-26 | ガンダムレビュー
 謎の新鋭艦に後ろを取られ、やむなく雲の中に退避したホワイトベース。雷を見つめるアムロの様子が変です。敵が攻撃してきていると言うのに、焦ることもなく、ただ雷を見つめています。この辺が今回の物語上の大きなポイントになっています。  「左メインエンジンの出力低下!さっきのが効いています」と報告が上がってきます。でも、さっき被弾したのは右エンジンじゃなくて?ま、いいや。ホワイトベースはECM(電波 . . . 本文を読む

ジオンの脅威 その3

2010-03-25 | ガンダムレビュー
 第12話「ジオンの脅威」です。太平洋上を飛ぶホワイトベース。アムロが部屋にこもって、何か機械をいじっています。ここはアムロの部屋なのでしょうか?それにしては殺風景な場所で、とても日ごろ寝起きしているような生活感がありません。カメラのアングル的に、いつも寝転んでいるベッドも、ブライトとやり取りしているモニター付きの回線も写っていませんのでよく解りませんが、サイド7以来一緒だった避難民たちが出て行っ . . . 本文を読む

ジオンの脅威 その2

2010-03-23 | ガンダムレビュー
 ガンダム第12話「ジオンの脅威」です。この回は見所満載です。このランバ・ラルが地球に降り立った日、連邦軍のシロー・アマダ少尉が任地に向かう途中、ボールで出撃しアイナの操縦する高機動ザクと戦っています。すでに連邦軍の量産型モビルスーツ「GM」が完成し、ルナツー宙域で運用テストに入りました。「08小隊」の設定は正直、気に入らないのですが、映像化されたものが“公式設定”! まあ、仕方ない…。 . . . 本文を読む

ジオンの脅威

2010-03-22 | ガンダムレビュー
 第12話「ジオンの脅威」いよいよランバ・ラルが宇宙(そら)から降りてきます。ランバ・ラルは“ファースト”に登場するキャラクターの中ではシャアに継ぐ人気があり、シャアとは違う大人の職業軍人という渋い役どころで、私も含め、高い年齢層からは絶大な人気ですね。そしてグフ。「ザクとは違う」強烈なインパクトを持って初登場です。さらにザンジバル。ガンダムメカ(MS除く)の中では私が最も好きなデザインです。見所 . . . 本文を読む

イセリナ,恋のあと その2

2010-03-12 | ガンダムレビュー
 オスカがレーザー計測でガウの三機編隊をキャッチしました。ミノフスキー粒子によってレーダーが使えなくてもレーザー計測やら聴音器やらで敵を補足できるんですね。そう言えば08小隊では、聴音器が活躍していましたっけ。ホワイトベースはエンジンの調子がよくないらしい。ミライが着陸することをブライトに勧めています。  ブライトは連邦軍が救援を出してくれることを期待しているようです。もしシアトル…、ここではガ . . . 本文を読む

イセリナ,恋のあと

2010-03-11 | ガンダムレビュー
 第11話「イセリナ,恋のあと」です。私自身、この回の話の展開が記憶になく、久しぶりに見てみて、「え~!」って声をあげてしまうほど、びっくりシーンの連続でした。楽しいんですけど、私にとってこの回は、ザビ家大集合のところだけが見所で、イセリナがガンダムに特攻をかけるエピソードは脳内修正によって削除させていただきます。あえてレビューを書くと、突っ込みだらけの、読んでいてもつらいものになるでしょうから、 . . . 本文を読む

ガルマ散る その4

2010-03-10 | ガンダムレビュー
 「ガルマ散る」その4です。この回の脚本は多くのヒーロー物を手がけられた山本優氏。作画監督が安彦氏。とても絵がまとまっていて綺麗です。とくにガウの特徴あるフォルムが崩れてなくて、とても良い。ザクとガンダムの市街戦も見ごたえがあります。  ガウ本隊もガンダムを追撃にかかり、ホワイトベースの砲撃範囲に入ってきます。ブライトが「ガンタンク、ガンキャノン、ホワイトベース各砲座、銃撃手はおのおの照準合 . . . 本文を読む