BONOBONO DIARY

BONOさん音響・照明奮闘記

湯本温泉!!

2012-08-20 | PA関係
 さて、仕事もなくなり時間が出来ましたので最近の大きな出来事…、ほとんど音響に関することですけど、回想録を書いていきたいと思います。まずは今月11日にありました、湯本温泉の納涼祭りです。ここではメインステージのPAを、よく私のブログにコメントを寄せていただく「あまピィ」さんがされ、今年で10回目くらいになるそうです。祭り自体は40数回を重ねており歴史あるお祭りのようです。



 前日の夜勤明けで激しい頭痛に見舞われた私ですが、以前は一晩寝れば治まっていたはずなのに、2日目もまだじくじく痛いのです。そんな体調で高速を飛ばして美祢まで行き、そこから長門へ上がります。







 湯本に着くと音信川(おとずれがわ)の両岸に提灯が並び、橋の上に櫓も組まれていて、お祭りの準備が着々と進んでいるようでした。私はあまピィさんに指示された場所に行き、まだ昼食中のスタッフさんたちを待ちます。あまピィさんと会うのは2度目で、6月に豊田のホタル祭りのときにお会いしています。その時はリラックスしたラフな感じだったので、この日の気合の入ったあまピィさんに気づかず見間違えてしまいました(笑)



 ステージはすでに組まれており、スピーカーも置かれています。私は手伝うこともなくあまピィさんが結線されているのをただ見ています。いつも謙遜されてアマチュアPAと言われていますが、なにがなにが、近大プロに比べて遥かにプロの機材と体制です。この日はあまピィさんが所属されているバンド「Fストリート」さんが演奏されるそうです。でもあまピィさんはPAに専念されるみたいで、今後のリッチと私の関係に似ているかな。





 この日は晴れたり曇ったりの天気でしたが、テントが透明で、晴れたときの暑さはすごかったです。透明じゃないと、櫓からステージが見え難いらしい。





 卓がアレンとヤマハの2台体制。再生系をアレンに入れ、バンドの各ソースはヤマハの01Vに入ります。ルーティングの説明をしてくれてましたが私にはよく解りませんでした。ただデジ卓に内蔵されているコンプやらEQはほんとうに便利です。







 ハウス周りはあまピィさん一人で作業されていますが、ほんと慣れた感じでスムーズに音出しまで来ました。アンプは聞いたこともない、でも凄いだろうなと思えるメーカーの物でした。スピーカーはSRX。あまピィさん曰く、15インチ2発ユニットはバイアンプできないと音のコントロールが難しいらしいです。チャンデバも初めて見るもので、チャンデバ通した段階で出音がハイファイに聞こえないと、この後いくらEQで補正してもダメですね、と言われてました。



 スピーカーチェックに入ります。「は~、は~、へい、へい」と気になるポイントをEQで切っていきます。私は声だけで解るものですか?と聞いたら、「適当ですよ~」と答えられていました。でもきっと解ってらっしゃるのだろうと私は思います。その証拠に本番はもとより、サウンドチェックからリハまで、この日一度もあの不快なハウリングの音を聞きませんでした。





 新宅由貴子さんとFストリートの皆さんがリハに入られます。このころには照明のやの舞台さんもセットを終了されシュートに入られています。リハのほうも順調で、リハの進めかたも勉強になりました。





 日が沈み、辺りは徐々にお祭りムードが高まってきました。





 山口が誇るゆるキャラ「ちょるる」も登場。



あまピィさん真剣モードに入ります。





 トラブルなんて無縁なウルトラスムーズな進行です。





 まだまだたくさん書きたいことがあるのですが、私だけのノウハウとして秘密です(笑)それにしてもステージも盆踊りのほうもたいへんな盛り上がりでした。何百メートルにも連なって踊りまくる様は圧巻です。花火もきれいでした。











 最後、片付けのときも私は手伝わず皆さんの動きを観察しています。機材はあまピィさんのものですが、あまピィさんが指示を出すことはなく、スタッフの方々は慣れた動きでどんどんトラックに積み込まれていきます。私は、音響にしろ照明にしろスタッフが大切なことが身にしみて解っているつもりですが、まだまだ独りよがりのところがあると思います。いろいろ学べた現場でした。





この日ご一緒した皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。

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2 コメント

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Unknown (あまピィ)
2012-08-21 10:27:04
 BONOさん、本職の方、最終の休みに入られたそうでお疲れさまでした。これからも新たな道に向かって頑張ってください。

 また、回想録では大変持ち上げていただきまして恐縮です。
 まだまだアマチュアの領域から抜け切れていない部分が多々あり試行錯誤の状況です(笑)。
 
 それと、私の説明不足ですみません。機材は一部を除きほぼバンドメンバー共有の機材ですので、みんな機材と役割をいつの間にか自覚していて指示が無くとも機材構成が解ればそれなりに動いてくれます。
 
 BONOさんの仰るとおり、良いメンバーに恵まれていると思います。
 
あまピィさま (BONO)
2012-08-21 15:37:41
 同じアマチュアでも私はまだ駆け出しの、素人に毛が生えたようなもので、とてもあまピィさんと比べられるようなものではありませんでした。しかし私も10年、情熱を忘れずに続けることが出来ればそこまで行けるかもしれない、と希望が持っています。

 バンドの仲間たちと共同でプロジェクトを立ち上げれば早い段階でプロに迫れる体制を築いていけるかも知れませんが、とても難しいことだと思っています。昔、私は友達と共同で携帯電話の店を立ち上げた事がありましたが、すぐに空中分解しました。お金が絡むと和を保つのは非常に難しいです。

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