BONOBONO DIARY

BONOさん音響・照明奮闘記

豊北夏祭り照明

2012-09-02 | ライティング
 昨日は下関市阿川で行われた豊北夏祭りに行ってきました。ここのステージの照明を私が今回担当します。音響はもと河童バンドで一緒だったKさんです。このKさんからの要請で、たいした機材もないのですけど私が照明をすることになりました。なんでも去年は普通の投光機でステージを照らしていたけど暗いし盛り上がりがいま一つだったらしいです。



 朝、機材の積み込みを行い、9時には現地に到着しました。Kさんに連絡するとまだ家で機材を積み込んでいる最中とのこと。暇だから会場をぶらぶらしてみます。すでにステージは組まれており、たくさんの役員の方々がテントの準備や電気配線などをしているようでした。私が想像していたよりずっと大きな祭りのようです。本当に私のおもちゃみたいな照明でいいのだろうか。





 良く晴れて、だいぶ涼しくなったとは言え日差しがきついです。それよりも海からの風が強くて照明スタンドが立っていられるだろうか心配になります。



 Kさんや青年団の方々が到着され、音響機材のセッティングに入ります。ここの祭りも仁保に似てて若い人が多く、きっと年々大きくなっていく予感がします。音響機材はKさんがかなり大掛かりなものを持ってこられていますから青年部の人たちが集まってスピーカーをスタックします。ワイワイガヤガヤと楽しい空気が充満してます。



 ミキサーはでっかいマッキーのもの。Kさんは良く使い方が解らないと言われていました。もちろん私もよく解りません(笑)まあアナログですから何とかなるでしょう。バンドは1組だけだし。




 スピーカーの位置が決まったら照明をセットします。この間のLOVE・MUSICとほぼ同じ仕込みですから問題なくセット完了。スタンドが風で倒れないように三脚部分に土嚢袋を置いています。やっぱりステージのサイズに比べて私の照明はおもちゃです。しょぼすぎ!それでも皆さんが私の照明に期待されていますので責任は重大です。






 照明席は音響席の横です。照明席からはステージ上の明かりがどうなっているのかさっぱり解らず、今までの経験から勘でやっちゃいます。規模は大きな祭りですが、ここにはとても和んだ雰囲気があります。規模的に変わらない豊田のホタル祭りの時は何とも言えない緊張感がありました。規模が大きくなりスポンサーが集まりお金をかけるようになってくると、もう私のようなアマチュアは御用済みになりますね。




 その横にはDJブースがあり、今日のBGMを担当されます。




 バンドさんが集まりリハが始まりました。バンドさん、見てびっくり!すごい大所帯。Kさん、パニックです。ウクレレが何本も入り、カホンの上にジャンベが重なり、クラリネットやピッコロみたいな笛、変わりばんこに歌うボーカルさん。事前に編成を聞かされて充分なプランを練っているならともかく、ほぼぶっつけ本番です。




 ステージの準備も終わり、Kさんと出店に行ってビールを飲んでいると司会の方がしゃべり始めどうやら始まるようです。急いで戻ります。もうステージ前はお客さんで一杯です。







 まず開会セレモニー




 続いて近くの幼稚園からちびっ子たちのダンス。動線にはケーブルがたくさん這っていて危険だと思い、急いでダンボールで覆いました。




 日が沈み始めます。私の照明が役に立ってくれるかどうか。ステージ上では何組ものダンスチームが踊りを見せてくれています。




 そして難関のバンド。リハでは近所から苦情がきたので少し音を下げて出してます。ハウリングに悩まされながらもバンド終了。




 日は完全に沈み照明の出番です。Kさんが「こりゃ照明なしじゃ来年からは出来んで~」と言われてました。




 そして目玉のベリーダンス!私が始めて目にする生のベリーダンスです。このために照明を準備したと言っても過言ではないのです。フットからあおるライトや、ピンクやブルーに染められる明かりがどうしても欲しかったらしいです。



 華やかな衣装が照明によってさらに美しく照らし出されます。なによりも露出の多い肌がピンクに染まる様はなんとも妖艶でたまりませんな~。おじさんたちはかぶりつきで見てます。最後の記念撮影もさながら撮影会のようでした。ベリーダンス、おそるべし(笑)



 そしてステージ最後は和太鼓です。出演者のほうからは色は入れず、普通に照らしてくださいとのことでしたが、クライマックスですからLEDのフラッシュも入れたりして好きにさせていただきました。




 太鼓の鼓動に重なって花火が上がり始めます。祭りに付き物の、フィナーレを飾るちょっとしたものかと思っていたら、立派に単独で花火大会になるほどの数でそれはそれは素晴らしいものでした。



 きっと来年も豊北の方々、とくに青年部が気合を入れて盛り上げると思います。また呼んでいただけるならさらにパワーアップした照明で期待に答えたいと思います。


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