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Bonnyの日々奮闘記

ゴルフも旅行も目一杯楽しもうと奮闘するシニアの備忘録です

恐怖のガーター編み: 「タッピ返し」地獄

2020年03月27日 | 手芸

「メリヤス部分がほとんどだから編み機で編めば楽勝」と思って編み始めたベスト。裾と肩部分がガーター編み(表編みと裏編みが一段ごとに繰り返される編み方)なので編み出しは裾部分のガーター編み部分から。

ひっさしぶりの編み機なので、捨て編みから糸を変えて本編みを編み出そうとした途端編み目を外してしまったりとバタつきながらもガーター編み開始。最初の一段はキャリッジをジャーっと動かすだけ。そして2段目は反対側からキャリッジをジャーって動かした後、その編み目を全部タッピ返しという手作業を行っていく・・・。えっ こ、これって結構面倒くさい、っていうか大変
間違って違う目を外してしまったり、そもそも目が疲れるし、結果的に腕を一定の高さに保ったままになるので肩も張るし腕もパンパンになってくる。そしてこの作業を一段おきにしないといけない。ヒィ〜っ、タッピ返し地獄じゃあ。

そうやって仕上げたのが下の写真。



今時はただ編んでいくだけで柄ができるような毛糸が発売されているから、ほとんどがメリヤス編みでも無地ではなく可愛い仕上がり。また何か作りたいなあ。次回は裾がガーター編みよりずっと楽そうなゴム編みのものを選びまーす


暇な時には『あみむめも 』

2020年03月26日 | 手芸

身内に基礎疾患を持つ高齢者がいるものとして、帰省の前には那須の家に篭って10日間の検疫期間を取っている。テレビはないし、一人だし、外は寒いし、な〜んにもすることがない中、楽しめるのは縫い物や編み物などの「制作」作業。去年の秋編みかけのままにしていたベストを作り終えようと編み機を出してきた。

この編み機『あみむめも 』はずいぶん前にヤフーオークションで安く手に入れ修理に出して使えるようにした中古品だが、説明書がついているので機械編み経験者としては問題なく使うことができる。何より最近は、限れれた内容ではあるもののYouTubeで動画を見られることも大きい。

下の写真は編み機を使って肩をはぐところ。



ただ仕事でもないのに機械編みをする人は今や絶滅危惧種に近いため、何かを作る時に参考にするのは手編み用の編み図しかなく、常に編み物の裏側を見ながら編んでいく機械編みとしては手編み用の編み図の逆を編んでいくことになる。他にも気をつけることがあるので、割と単純な編み図のものに限定して編んでいくのが無難だ。特にメリヤスが多ければ一段編みのに数秒しかかからないので、メリヤスだけでまっすぐの身頃なら10分もあれば片面が仕上がってしまう。

しか〜し、思わぬ落とし穴(?)もあったのでした。(続く)