親友です。
彼女が倒れるなんて、まさかの事でした。
30年前に仕事先で知り合い、
それからのながいお付き合い、
陶芸の腕をあげた彼女と、
雑貨屋も経営していた私とコラボして、
「無機質な白でなく、自分の気入りの骨壺を
生前にオーダーする」
そんな仕事を考えていました。
7年前の暮れに、
「


そこを展示コーナーにするから、
パンフレットの印刷も準備しないとね。」
「わかったわ、年明けから見本焼いてみるから」
それが最後の電話で、翌日倒れました。
「老健に入所しました」娘さんからの電話です。
柿を剥いて行ってきます。
