![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/7f/0760182c2d9ece2b2653fba3b3d15028.jpg)
今日は七草です。例年の仕来りどおりに、朝、小雨の降るなか庭に下りて若草を摘みました。たっぷりの芹、三つ葉、小さな蕗の薹、あとは畑のものを春菊、蕪と足して5種です。
春の七草は秋の七草が目で楽しむのと異なり、味わって春を予感するものです。
七草やまこと飢ゑたる日の記憶 諏訪悠生子
粥の思い出は戦の日に重なって、今の信じられないほどの食を思う日でもあります。
ところで、みなさんは七草爪の風習をご存知でしょうか。暮れの片付けに取り掛かる前に切った爪は丁度今日あたりが切りごろです。
七草爪というのは、幼い日、一緒に暮らしていた祖母によって伝えられたしきたりです。
なんでも、「昔は新年になって初めて爪を切る日は7日に決まっていた」のだそうです。「こうするとその年は悪い風邪に罹らない」といわれていた記憶があります。
ちなみに俳句歳時記に当たってみると、七種爪、七日爪、薺(ナズナ)爪、菜爪として出ていました。
「正月7日の七草をひたした水で爪をしめして切ると邪気を払うという俗信があり、この日に爪を切る風習がある。」と解説されていました。
垢爪や薺の前もはづかしき 一茶
七草爪のことを知りませんでした。 教えていただいて良かったです。
やはり 「七草なずな唐土の鳥が渡らぬさきに…」 と歌いながら刻むのですか。
七草やほのぼのしらむ厨窓 淡路女
朝まだき、 シャンソンを口ずさみながらかいがいしく。 目に浮かびます。
しまった‥ わたし、六日に爪を切ってしいまいましたよ。あと一日ガマンするべきでした。七草爪のこと、初めて知りました。これは日記に記録しておいて、来年は忘れないようにいたします。
お庭の若菜摘みとは、なんと贅沢なことです! 今朝は昨夜の七草がゆをお餅入りのおじやにして食べました。先日お店に菜の花が出ていて驚いたのですけど、蕗の薹ももう出るのですね。マンションの敷地のわきの畑にも蕗の薹が毎年出るのですけど(むかしこのあたりは小高い山だったらしく、野の花などもいろいろ咲くんです)、もう顔を出しているのかしら。
四国では、例年より早く梅の花が開いたとか。太宰府天満宮の初花を拝めるかも‥と淡い期待を抱いております。曇り空の予想ですけど、晴れ女の底力を発揮したいと思います
本年もひきつづきよろしくお願いいたします。
幼い日には、まな板を叩く右手に包丁、左手に杓文字だったかなと記憶ももう朧です。「七草なずな宵の鳥も夜中の鳥も渡らぬ先に?」だったでしょうか。もうきれいに忘れています。
今年は蕗の薹の立つのが例年になく早いようです。
お粥は好物ですが、どうしても戦中戦後の空腹の日々をどこか引きずっています。
今のお粥は具材もお米も、比べようもない贅沢なお粥なのですが、七草の日のハコベ(ひよこ草)や、すずなの入ったお粥は、大根で増量した学生寮のお粥の思い出につながります。
好天に恵まれてよいご旅行をお楽しみになれますよう祈っています。
ご覧の通りの雑草の中で芹を摘みます。「わが衣手に雪は降りつつ」と雪ならぬ春の雨の中でした。
まだ硬いのですが指の一節くらいの蕗の薹が薄紅をさして顔を覗かせています。
太宰府は飛梅が一番早く咲くのですが・・・・どうでしょう。
こちらこそ、本年はどんな事を教えていただけるかと期待致してまおります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
前世紀の遺物状の年寄りですから、過ぎた日を懐古しては、つまらないことを述べているのみのブログです。
したがって「もののあはれ」のなかの悲哀が際立って、本来の”あはれ”のもつ情趣美が薄らいでいるのを反省しています。
作陶のご参考になるようだと嬉しいのですが。お暇の折にはお訪ねください。
コメントをくださる逸材には恵まれていますので、なにかの示唆をお受けになることがあるかも。
ところでmetaboと入力の都度、自らを顧みて、つらい思いをしている私です。
metaboについては開き直りです。明日がどうなるかも解らない今のご時勢、食べたい物を食べたい時に食しておかなければあの世に行って悔いが残るからーーーと!(笑)
トウという漢字も難しいですね。
ところで、昨日の朝日新聞の朝刊”ひと”で紹介あった人物は
小学一年生の時から漢字一筋の道を歩み、念願の
日本語漢字辞典を一人で作った云々とあり感銘を受ける。
既に、1万5千冊の売れ行きとか、我が日本国にも漢字fanは
多数居るのですね。
そうそう、主題の爪きり、足の親指の爪で毎度、難儀します。
あれだけは固くて困ります。
タイトルを変換していて、喰い 食い、悔いと出てきて思わず噴き出しました。パソコンに目があるみたいですね。
仰せの通りです。「あしたに紅顔ありてゆうべには白骨となりぬ」まして飢えた経験のある身は、あるじの手を付けずに回してきたものまで、手を付けて口に運ぶものですから、結果はご想像にお任せします。
早速叱られてしまいましたね。「遅くなってごめんね」って歌がありましたね。蕗の生えている姿を知っていると何でもないのですが、普通は根元から何本かいっせいに株をなして生えているなんて知りませんよね。そのことに気がついて、遅ればせながら・・・・・・左側のも半分よりやや上、端から2㎝くらいのところです。
見落として読まないままです。あるじが処分したと見えて見当たりません。。それにしても小学一年生の時から漢字一筋とは。
漢字も興味を持って眺めると、奥が深く、面白いパズルみたいな面もあます。
もっと早くそんな生き方を知っていれば、今のような恥をかくこともなかったかもしれませんのに。
爪きりの話。足の爪は、小型のペンチ様のそれ専用のを愛用しています。100円ショップでも見かけましたよ。
寒暖定まらぬこの頃、お風邪をひかれませんように、お大事に。