こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

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2015年01月07日 | Weblog

今年最初の開店の日に、

娘のお友達Mちゃんが一年ぶりに顔を見せにきてくれました

Mちゃんと娘は、少年野球を通じて仲良くなり、

うちの娘とは一年違いだけれど、

成人してからもずっと交流が続いている唯一の親友です

私はMちゃんのことを第二の娘・・・の様に思っています


そのMちゃんに、彼氏ができたと娘から聞いたのは一年ほど前で

仕事とデートで忙しくなったのもあり、娘とは電話で話すぐらいになっていたのだけれど、

お正月の挨拶を兼ねて、彼氏と一緒にお店に来てくれたのでした


彼氏はとてもしっかりした好青年で、Mちゃんより年下らしいけれど

魚屋さんでアルバイトをしていて、魚を捌いたりもできるらしく

将来は自分で飲食店を営みたいという夢があるとMちゃんが教えてくれました

なるほど

Mちゃんの彼氏は、私や大将が調理をするところをしっかり見ていたり、

その眼は興味津々で、私には、何かを吸収しようとしている目にみえました。

イマドキの子といえば、注文を聞いてから出来上がりまで、

ひどい時は、せっかく作って出したうどんが伸びてしまうのではないかとおもうぐらい

ずっとケータイとにらめっこをしているのが殆どで

誰が何をしようとそちらに注意を払うことも無く

自身の世界に、バーチャルな世界に浸っています

ところが、Mちゃんの彼氏の目は、そんな子達とは違い、探究心が旺盛な処は

何処か一昔前の「真面目」とでも言うのでしょうか、頼もしさを感じました

だからMちゃんが私にさりげなく彼氏の評価を求めた時は

「目を見れば解る」と即答しました


私は幼い時に、母から、

外食をするときは、ただ食べて「美味しい」で終わるだけではなく

何が美味しいのか、美味しさに何が隠れているのか、使われている具材はどんなものなのか

自分の目と口でそれを覚えなさい、

人のすることをよく観察しなさい・・・と、よく言われました。

学校という場所ではお金を払って教えてもらえるけれど、

社会に出たら教えてもらうことよりも

自分の目で、体で覚えることの方が多くなる

技術的なことなら尚更で

大将も、板場修行で教えてもらったことよりも

全て先輩方や師匠のすることを目で盗み覚えたことばかりだったそうです。

2人にそのことを話すと、真剣に聞いていたけれど、

私は二人の目を見て話しながら心の中で、

この先もずっと2人の仲が続いてくれて、

お店を出すという夢を叶えられますように・・・と心から願いました

夢がある…って、ホントにスバラシイですよね














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