こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

サンタは何処から?

2010年12月25日 | Weblog
この季節になると、いつも思い出すことがあります。

私がまだ幼い頃、

クリスマスの朝になると、

枕元にプレゼントが置かれていました。

それは、小学校の6年生あたりまで続き

あるとき、母から“サンタは自分でした”と暴露され・・

それ以来、プレゼントはなくなりました。。

サンタクロースは、架空の人物だというのは

3つ年上の兄がいたので、かなり早い時期から解っていたんです。。

でも、両親が年に一度サンタクロースになってくれているのに

そして、

“プレゼント”がもらえるのに

可愛げもなく「サンタクロースなんか本当はおらんのや・・」

なんて、とても言えなくて;

もし、それを言ってしまえば、

もうプレゼントは貰えなくなる・・;

そう思って、ずっと自分の心の中に

「サンタ伝説」は封印していたのでした。


でも、小学校の3年生ぐらいのときに

一度だけ母に尋ねた事がありました。

“家に鍵をかけているのに、サンタはどこから入ってくるの??”

我が家には、絵本に出てくるような暖炉もなく

気の利いた煙突なんてのもありません。。

サンタクロースは、どうやって私の枕元にプレゼントを置いていくのか・・

兄や周りの子は

「そんなもん、親が置いてるにきまっとるやん!」

と吹聴してきます。

でも、半分はサンタクロースの存在を信じたかった私は

真実を知りたくて(だけど、「サンタはウソ」なんて言えなくて;)

母に遠まわしで聞いたのでした。。

「うちには煙突も暖炉も無いやん、鍵開けて勝手に入ってきたら
ドロボーやん。。」


そしたら、母はこう言ったのです。。

「なに言うてるん!

便所の天井見てみ。立派な煙突の穴があるやろ」。。


昔のトイレって、換気扇の代わり?に

煙突みたいなのをくっつけてたのですが、

それは20cmほどの小さな穴だったのです。。


でも、確かに、煙突(の、ようなもの・・)には違いない^^;;


私は、母の言うことに、反論できませんでした(__;


そんなこんな・・な、クリスマスの思い出。。


今思えば、

生涯忘れられない大きな“思い出”というプレゼントを

両親はくれていたのですね。。
















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