☆・・あーちゃんニュース！・・☆
★いよいよお待ちかね！ぼっかけかす汁開始★
今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ？！」の問い合わせがあり、１０月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^０^；
金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ﾉでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです！！
昨日のお話。。
いつの頃からかはもう忘れてしまったけれど、
必ず年に一度か２度、
お店にひょっこり顔を出してくださる
年配のお二人さん。。
スナックのママさんとお客さんらしく、
息もピッタリで、まるで漫才コンビみたいに
とても仲がいいんです＾＾
うちのお店に来るときは
大抵男性の方は酔っ払っていて
でも、すっごく陽気で、帰るときには必ず
かえろかな～♪ 帰るのよそぅかな～ぁ～♪
と、もう、何年も歌い続けてくれてます（笑）
お二人を見ていると、
丁度、「さんきゅう・てるよ」のご両人
（地下鉄はどうやって・・って漫才でしたよね？）
を間近にみてるみたいで、
それはそれは面白くて、お店にいてくれている間は
ずっと私、笑いっぱなしなんです＾０＾；
こんなお二人さんですが、
昨日はちょっとしんみりとして
ママさんがうどんを食べながら
こんなお話をしてくれました。。
ママさんのお店のお客さまで、
とても羽振りの良い男性（仮にA氏とさせていただきます）とは
長年のおつきあい（店の客とママさんの関係）で、
ワケあって（このワケは内緒＾＾;）
長い間お店には顔を出さなかったそうですが
何年かぶりにお店にまたひょっこり現れて
Ａ氏の娘さんが、
たまたまママさんお娘さんと同じ大学を 卒業されて
スチュワーデス（今はこんな言い方しませんが；）を
されているとのことで
Ａ氏がその娘さんに頼んで
海外のお土産を買ってきてもらっては
それをママさんに渡したりしていたそうで、
そうこうしているうちに、
Ａ氏がお金をママさんから借りるようになり・・
それも、日を重ねる度に段々と高額になって
とうとう１００万を越えるお金をＡ氏に貸してしまったそうな。。
周りの人は、うさんくさいＡ氏の話に、
ママは騙されている・・と
本人にも忠告をしたりはしてたけれど
Ａ氏の巧みな話術にハマり、
とても嘘を見抜く事はできなかったママさん。。
ママさんの娘さんも、お母さんは騙されている・・と、
とても心配していたのに、
ご本人はＡ氏を信頼しきっていたんでしょうね。。
いえ、薄々はわかっていたんだとおもいます；
わかっていても、疑うことが怖かったのではないでしょうか。。
信用というより、昔からの付き合いで、気心知れているＡ氏が
自分を裏切る事は無い・・、そう思いたかったのかもしれませんよね。。
だから、誰に何を言われてもＡ氏を庇ってお金を貢いでしまったのだと
おもいます。。
で、気がつけば、ママさん以外にも
自分のお店の、Ａ氏を知るお客さん皆から
Ａ氏は借金を申し込んだりして、
高額なお金を貸していたという事実が発覚・・・
ママさんはやっと、自分が騙されていたということを
認めなければならなくなったのだそうです。。
そして、
Ａ氏がパタリとお店にこなくなったある日
Ａ氏にお金を貸したお客さん数人と
Ａ氏を最期に見たときは、骨と皮だけの哀れな姿になっていた・・
という話になり、
ひょっとしたら・・
ということで、
警察に連絡をとって、Ａ氏のマンションに入ったら
Ａ氏は一人寂しく亡くなっていたのだそうな。。。
そのことを、ママさんが娘さんに連絡をしたらば
Ａ氏がいつもお店の中で電話をした時のような
仲睦まじい娘と父のイメージではなく
娘さんの口からは
「私とは何の関係もありません。そちらで勝手にしてください」と
そっけない態度だったのだとか。。
（そこでまた、ママさんはＡ氏の嘘に衝撃を受けたんだそうです・・）
「だから言ったじゃないか。。アンタは騙されてるって・・」
そう言われても、ママさんには返す言葉はありません。。
「ええやん。騙すより、騙される方が罪もないし」
そう思わなきゃ、やってられないことも解ってるんですよね。。
「死んでしまったら、取り返すこともできん・・」
確かに。。
でも、死んでしまったから、諦めもつくのかも。。
生きていて、堂々と街歩かれてたら、
きっとムカついて仕方が無いでしょうね。。
一人寂しく亡くなっていったＡ氏の最期はどのようなものだったかは
知るよしもありませんが・・
ママさんの相方さん曰く
「きっとアンタに感謝しとると思うわ・・」
そりゃそうでしょ。。
夜も寝ないで働いて稼いだ金を
言葉一つで貢がせてあそばせてもらったんだから。。
感謝しないとバチが当る・・
なんて、心の中で私、言ってました＾＾；
「高い勉強したわ・・」
そう、最期に呟いて帰っていったお二人さんでした。。
世の中には人の良さそうな悪い人間は山ほど居ます。。
騙す側は、役者並みにお芝居が上手です
騙す方と騙される方・・
どちらも哀しいことには間違いありませんよね。。
詐欺師のＡ氏は
最期まで「大嘘つき」を演じ
騙し取った金で自分だけを愛でた為に
彼の最後はまさに孤独そのものだったのでしょうね。。
一方、騙されたママさんは、
いつまでも変わる事無い「友情」で結ばれた沢山の「友」に囲まれ
娘さんにも信頼され
いつも笑いの絶えない人生を送られています。。
「お金」で嫌な思いをするより
騙されるほど馬鹿正直でも
いつも誰かに気にかけてもらえる、そんな人間のほうが
ずっと幸せだと、ママさんをみていておもいました。。
いつの頃からかはもう忘れてしまったけれど、
必ず年に一度か２度、
お店にひょっこり顔を出してくださる
年配のお二人さん。。
スナックのママさんとお客さんらしく、
息もピッタリで、まるで漫才コンビみたいに
とても仲がいいんです＾＾
うちのお店に来るときは
大抵男性の方は酔っ払っていて
でも、すっごく陽気で、帰るときには必ず
かえろかな～♪ 帰るのよそぅかな～ぁ～♪
と、もう、何年も歌い続けてくれてます（笑）
お二人を見ていると、
丁度、「さんきゅう・てるよ」のご両人
（地下鉄はどうやって・・って漫才でしたよね？）
を間近にみてるみたいで、
それはそれは面白くて、お店にいてくれている間は
ずっと私、笑いっぱなしなんです＾０＾；
こんなお二人さんですが、
昨日はちょっとしんみりとして
ママさんがうどんを食べながら
こんなお話をしてくれました。。
ママさんのお店のお客さまで、
とても羽振りの良い男性（仮にA氏とさせていただきます）とは
長年のおつきあい（店の客とママさんの関係）で、
ワケあって（このワケは内緒＾＾;）
長い間お店には顔を出さなかったそうですが
何年かぶりにお店にまたひょっこり現れて
Ａ氏の娘さんが、
たまたまママさんお娘さんと同じ大学を 卒業されて
スチュワーデス（今はこんな言い方しませんが；）を
されているとのことで
Ａ氏がその娘さんに頼んで
海外のお土産を買ってきてもらっては
それをママさんに渡したりしていたそうで、
そうこうしているうちに、
Ａ氏がお金をママさんから借りるようになり・・
それも、日を重ねる度に段々と高額になって
とうとう１００万を越えるお金をＡ氏に貸してしまったそうな。。
周りの人は、うさんくさいＡ氏の話に、
ママは騙されている・・と
本人にも忠告をしたりはしてたけれど
Ａ氏の巧みな話術にハマり、
とても嘘を見抜く事はできなかったママさん。。
ママさんの娘さんも、お母さんは騙されている・・と、
とても心配していたのに、
ご本人はＡ氏を信頼しきっていたんでしょうね。。
いえ、薄々はわかっていたんだとおもいます；
わかっていても、疑うことが怖かったのではないでしょうか。。
信用というより、昔からの付き合いで、気心知れているＡ氏が
自分を裏切る事は無い・・、そう思いたかったのかもしれませんよね。。
だから、誰に何を言われてもＡ氏を庇ってお金を貢いでしまったのだと
おもいます。。
で、気がつけば、ママさん以外にも
自分のお店の、Ａ氏を知るお客さん皆から
Ａ氏は借金を申し込んだりして、
高額なお金を貸していたという事実が発覚・・・
ママさんはやっと、自分が騙されていたということを
認めなければならなくなったのだそうです。。
そして、
Ａ氏がパタリとお店にこなくなったある日
Ａ氏にお金を貸したお客さん数人と
Ａ氏を最期に見たときは、骨と皮だけの哀れな姿になっていた・・
という話になり、
ひょっとしたら・・
ということで、
警察に連絡をとって、Ａ氏のマンションに入ったら
Ａ氏は一人寂しく亡くなっていたのだそうな。。。
そのことを、ママさんが娘さんに連絡をしたらば
Ａ氏がいつもお店の中で電話をした時のような
仲睦まじい娘と父のイメージではなく
娘さんの口からは
「私とは何の関係もありません。そちらで勝手にしてください」と
そっけない態度だったのだとか。。
（そこでまた、ママさんはＡ氏の嘘に衝撃を受けたんだそうです・・）
「だから言ったじゃないか。。アンタは騙されてるって・・」
そう言われても、ママさんには返す言葉はありません。。
「ええやん。騙すより、騙される方が罪もないし」
そう思わなきゃ、やってられないことも解ってるんですよね。。
「死んでしまったら、取り返すこともできん・・」
確かに。。
でも、死んでしまったから、諦めもつくのかも。。
生きていて、堂々と街歩かれてたら、
きっとムカついて仕方が無いでしょうね。。
一人寂しく亡くなっていったＡ氏の最期はどのようなものだったかは
知るよしもありませんが・・
ママさんの相方さん曰く
「きっとアンタに感謝しとると思うわ・・」
そりゃそうでしょ。。
夜も寝ないで働いて稼いだ金を
言葉一つで貢がせてあそばせてもらったんだから。。
感謝しないとバチが当る・・
なんて、心の中で私、言ってました＾＾；
「高い勉強したわ・・」
そう、最期に呟いて帰っていったお二人さんでした。。
世の中には人の良さそうな悪い人間は山ほど居ます。。
騙す側は、役者並みにお芝居が上手です
騙す方と騙される方・・
どちらも哀しいことには間違いありませんよね。。
詐欺師のＡ氏は
最期まで「大嘘つき」を演じ
騙し取った金で自分だけを愛でた為に
彼の最後はまさに孤独そのものだったのでしょうね。。
一方、騙されたママさんは、
いつまでも変わる事無い「友情」で結ばれた沢山の「友」に囲まれ
娘さんにも信頼され
いつも笑いの絶えない人生を送られています。。
「お金」で嫌な思いをするより
騙されるほど馬鹿正直でも
いつも誰かに気にかけてもらえる、そんな人間のほうが
ずっと幸せだと、ママさんをみていておもいました。。
