松竹映画100周年を記念して製作を計画しクランクインしながら、W主演の志村けんの悲報に直面し、コロナ禍の中での撮影中断の事態を乗り越えてクランクアップした本当に記念すべき映画。(敬称略)
志村けんの古くからの友人沢田研二と映画界の名優、小林稔侍、宮本信子、そして主力俳優、菅田将暉と永野芽郁ならびに北川景子、寺島しのぶらが場面、場面を織りなしている。そして監督は重鎮、山田洋次監督。
「キネマの神様」は作中でも若き助監督だった主人公ゴウが作った脚本の題名となっている。キネマトグラフ(活動写真)を愛し熱血を注いだ松竹撮影所の撮影者、俳優たちの姿を当時のままに描きだしながら、令和の現在の主人公たちの愛の姿を描く。
作品を見ながらあの「蒲田行進曲」を思い出した。様々な人間模様をキネマが繋ぐ。主人公ゴウは自分はわかっていなかったが彼の人生を彩っていたのはまさしくキネマとそれにかかわった人達だったのだから・・。
映画『キネマの神様』【主題歌予告】大ヒット上映中!
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