You got a movie

自分が見た映画をきままに記録したブログです。もしまだ見ていない人が御覧になっても興味を損なわないようにしています。

「レッドクリフ Part II」 

2009-04-19 12:20:50 | 映画[ラ行]
監督    ジョン・ウー
キャスト  トニー・レオン
      金城 武
      チャン・フェンイー
      チャン・チェン
      ヴイッキー・チャオ
      中村獅童

 早くもpartⅠがテレビ放映されたのには驚いたがこれも最初は一本の作品にする予定が結局二部作になったと言う異例の映画だからだろう。二部作に分けたのは私は歓迎だった。そしてこの5ヶ月間とても楽しみだった。封切りから一週間で100万人突破は私と同じようにpartⅡに期待した人の多さを示すものだと思った。
さて、partⅡはその大きな期待に答えられたかどうか。
 
 もちろん面白かった。これだけの題材なのだから当然とも言えるが。partⅠの人物描写の良さと「八卦の陣」による戦いの興奮が受け継がれ、クライマックスの赤壁の戦いへと導く。ただ、面白くしようとし過ぎた感もある。特に周瑜の妻の小喬や孫権の妹の尚香が国を思い、民を思って戦うという展開は意外。これによってこの映画のファン層を広げたことと思うが。敢えて本来の三国志から離れエンターテインメントに徹したところは監督のジョン・ウーや製作側も葛藤も有ったこととだろが、結果は私は良かったと思った。本来の三国志ファンにとっては残念なところもあるだろう。孔明の神憑り的な天才軍師ぶりや戦略の面白さよりも周瑜と小喬とを中心に描いた大規模なドラマに仕上げてある。2時間半、誰もが楽しめる物語だ。
 この映画に大きく貢献したのが岩代太郎の音楽だ。この映画には活劇的な面白さをそのまま表す音楽が必要だったが、まさしくこの音楽が映画を引き立たせている。そして字幕版では最後のエンディングでの阿蘭の中国語の主題歌が何度聞いても素晴らしい歌声だ。映画の余韻の中で聞く彼女の澄んだ声を聞かないで急いで帰る人をとても勿体ないと思った。
 ここに入れておこうと思う。

 ファミリー度 85点 カップル度 80点 映画好き度 80点

alan阿蘭-赤壁~大江東去~



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
中国語や中華料理 (佐藤)
2009-04-19 14:41:19
ここでは皆さんが自由に中国語を交流してください。
http://www.songyun.org

無料翻訳オンライン。
http://www.songyun.org/node/318

ここに中国語の本があります。
http://www.songyun.org/book
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パート2 (yoko)
2009-04-20 07:49:31
パート1では それぞれの登場人物が魅力的に描かれて「八卦の陣」による戦いには 度肝を抜けれてスケールの大きさに感動しました。パート1は あえて原作にはないエピソードを入れて 周瑜の妻の小喬や孫権の妹の尚香が民を救うという展開はわたしも驚きました。これで見るものの幅を広げたでしょうね~。孔明の神憑り的な天才軍師ぶり、あの矢を集めるところもややコミカルに仕上げてあって香港映画、中国映画ほいなぁ~と思いました。中村獅堂 存在感あって大活躍でしたね。
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佐藤さん、ありがとう (bobby101)
2009-04-20 21:57:30
 ご訪問ありがとうございます。一度中国語を
習おうとしたことがあります・・。この歌を訳してみたいですね。
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yokoさん、ありがとう。 (bobby101)
2009-04-20 23:15:55
 三国志のスケールはそのままで、エンターテインメントに徹していましたね。本来なら部下の黄蓋が「苦肉の策」で敵方に入り込んで、火を付けるのですが、鞭で打って痛めつけなければならないその策を申し出た黄蓋に対し、周瑜が断る場面が描かれていました。部下を重んじる良き指導者としての周瑜です。しかし10万本の矢や敵将の謀殺などのエピソードは描かれていて、全体的には十分に楽しめました。待ったかいが有りましたよ。
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Unknown (キリユキ)
2009-04-21 22:02:33
サイト「多言語歌詞」に 大江東去「久遠の河」中国語歌詞の訳と解説があります。
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キリユキさん、ありがとう (bobby101)
2009-04-24 23:32:36
「多言語歌詞」を訪問しました。為になるサイトです。この歌詞はこの映画のための歌詞ですね。ALANのこの歌は中国語の方が断然いいです。
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TBありがとうございました (シムウナ)
2009-05-17 00:47:00
TB有難うございました。
中盤からのアクションの見せ場の連続に、時間を
忘れて見入ってしまいました。
前半がもう少し締まってくると最高だったのですが。
しかし、勇気、愛、結束力、信じる心。
胸が熱くなる要素たっぷりの映画でした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
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