The Blueswalk の Blues&Jazz的日々

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ABC of The Blues

2012-01-01 22:02:11 | Blues

ABC of The Blues 
                                By The Blueswalk

 昨年11月、The Ultimate Collection From DELTA To The Big Cities “ABC of The Blues”(デルタ・ブルースからアーバン・ブルースまでの究極のコレクション“ブルースのいろは”?)と銘打って、CD52枚セットが出ていたのでとりあえず買った。ホーナー社製のブルース・ハープのおまけ付きで\6395(今は\5244に値下げされているが・・・)は、1枚当たり\123と安い!!と飛びついた訳であった。延べ98名のプレイヤーの演奏をおおよそ2名/枚、一人10曲ずつ取り上げている、つまり52枚で1040曲、有名なブルースマンはほぼ網羅されている。大半は既に持っているはずであるが、その中にはレアーな掘り出し物があるとの期待での“買い”な訳である。問題は、どのCDに誰が収められているかが判らないから、一覧表を作ることにした。それが次ページにあるので参照されたい。

このようなイージーな企画ものにはきめ細かいサポートがないし、解説がすべて英語で人物紹介に終始しているため聴きたいときに聴きたいものが取り出せない、誰が入っていたか忘れてしまったなどでついぞ聴かなくなってしまうからである。このリストを持っていればすぐ取り出せるというわけだ。取り上げられた演奏曲を詳細に確認したところ、有名なブルースマンでもレアーな曲・演奏が多く収められているようだ。初ものは15名(一覧の緑色網掛)だけれど、誰かのバックで演ったレコードやCDを持っているかもしれないが、まずまずの収穫といえるだろう。


 パッキングだけれど、写真のように四方約25cmサイズの箱を4区画に仕切り、そのうちの3区画(1区画はホーナー製ハーモニカ)に約17枚ずつ収められているが、取り出しにくくてしょうがない。出来ることなら、52枚横に納め、蓋をパカッと開けたらすぐ取り出せるようにして欲しかったなぁ。ほんとはハーモニカも要らんのだけど・・・
 年明けたがまだ9枚しか聴けていない。まあ、今年中に全部聴ければ良し、とりあえず僕にとっては初ものから聞いていく事にしよう。出来れば、少しずつコメントを掲載して行こうかなと思う。