櫻井BLUES農場

わたくしのおもうこと、すきなこと、じっさいしていること。

泊原子力発電所で職員さん被曝 原子力労働者さんをたすけないと!!

2011-01-10 08:39:41 | 日記
おはようございます。

HBCラジオ「朝刊さくらい」さま
07:15ごろのニュースより。

きのう1月9日、
北海道泊原子力発電所3号基にて、

21歳の原子力労働者さんが、被曝なさったそうです。

作業後の検査で判明したそうです。

被曝量は一回のレントゲン検査で浴びる放射線よりも少なかった、とのことです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

以下私見です。

報道から推察いたしますに、口や鼻孔、眼球などから体内に放射性物質が取り込まれての被曝かと存じます。

体内での被曝を
「内部被曝」と、呼びます。

肌や作業服などに放射性物質が付着した場合、作業後のシャワーと着替えで、放射性物質を落とすことができますが、

「内部被曝」の場合、放射性物質の種類によりまして、
骨に蓄積されたり、
筋肉に蓄積されたり、
肝臓に蓄積されたり、
膵臓に蓄積されたり、
甲状腺に蓄積されたり、
子宮内胎児に蓄積されたり、
いたします。

人体機能が、放射性物質を、栄養として、各臓器に配分するのです。

たとえば、
放射性ヨウ素という放射能は、甲状腺にたまります。
ヨウ素という、昆布などに含まれます栄養は甲状腺に取り込まれるのですが、

人体機能は、ヨウ素と放射性ヨウ素を見分けることができないので、甲状腺に放射性ヨウ素がたまるのです。

そして、
放射性物質は、人体の体内に蓄積され、人体内放射性物質から長期間放射線被曝を受けつづけるのです。

たとえば、1945年の原爆被爆者の方のご遺骨から、
プルトニウムという放射性物質の放射線は、発されつづけている実例も報告されております。
(プルトニウムは、プルサーマル原子力発電の核燃料の材料です。)

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

したがいまして、

被曝量が少ないこと、は、健康への影響が少ないとは、言えないのです。


原子力労働者さんの、今後の健康への影響は
「体内被曝」による継続的被曝によりまして、
影響が懸念されます。

この事実は、
日本でも、
民主党政権になってからの「原爆被爆者の原爆症認定裁判」での、患者さんの認定にも、

U.S.Aでの原子力発電所からの放射能被曝裁判にても、

被曝生活住民の被害認定に、
法廷にて、認められております。

原子力労働者さまは、
ふるさとでの農業や漁業や林業の仕事を不可能にされてしまい、
ふるさとで他に仕事がなくなり、原子力労働をするしかない状況に、なってしまっているのではないでしょうか。

また、原子力労働を専門に日本中を渡りはたらく労働者さん、いわゆる「原発ジプシー」さんも、いらっしゃるそうです。

原子力労働者さまこそ、最たる被害者です。

従いまして、

原子力発電所のみなさまこそ、被曝の現実から救われるべき必要が、ございます。

原子力発電所を、すこやかに終息し、
地域特性に則した
「小型自然エネルギー」
と、
衣食住の生産拠点としての鎮守の森の再生と
農山漁猟村の復興により、原子力労働者のみなさまの、自然伝統復興というあたらしい雇用創出、
そして、
足るを知るライフスタイルへ
「ParadigmShiftパラダイムシフト=枠組み転換」。

すべての原子力発電所は、ゆたかな自然に恵まれた農山漁猟村の、どまんなかに立地しております。

みなさま今日も佳い一日を。

櫻井BLUES農場 拝