櫻井BLUES農場

わたくしのおもうこと、すきなこと、じっさいしていること。

菅総理 農の現場に若者を♪と、生中継明言

2011-01-04 11:16:11 | 日記
おはようございます。

10:00~
NHKAMラジオさまの新年菅内閣総理大臣の演説生中継放送にて、

いま、菅内閣総理大臣が、
農業に、若者が参加できる政策を実現する必要性を、明言なさってくださいました。

ありがとうございます。

では、
若者が農業に参加できるために、
新規就農者がアイターン=ITurn=未知の土地に就農する際に、あらかじめ、
農地取得と同時に、ライフラインであります、家、電気、水、をすみやかに適正価格にて提供する仕組みを
のぞみます。

その時に、離農し農地提供してくださる方にも、おなじく、住み慣れた地元に居住かなう仕組みが、必要かとのぞみます。離農なさる方は、地元の農、人脈、天候、土、経済、地の利、歴史すべてを知りつくした農の先達すなわち「地元のたからもの」だからです。

現状の「日本の新規就農者に家がない」との2009年内閣府補助事業にてのレポートにもございます。
その理由のひとつには、
離農なさる方は、農業が経済的理由で子孫に後継ぎさせられないとの判断により、
新規就農者との土地売買にてより多くの収入を得る必要性にかられています事が推測可能でございますが、

離農し農地提供なさるみなさまは、
離農なさると同時に、
その農地は長年はたらき暮らしたなつかしい土地でもあるのです。
子孫がいても離農なさる方は、本当は、農の後継ぎをすこやかに成し得る
「都会の産業なみの労働対価利益率」
が、整っていたならば、離農せずともすんでいたのかもしれません。

ですので、農家の後継ぎが、
子孫であれ、新規就農者であれ、
公平公正平等透明に農に汗をかける法整備が細則雑則まで整備しザル法でないような形にて必要かと推測いたします。


日本国憲法の
生存権、
基本的人権の尊重、

公平公正平等透明なCommon sense世界普遍良識にもとづきまして、
以上のことを、おもいつくままに、のぞみます。
日本のすこやかな未来のために。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

自分自身で汗をかく自給自足の実現にご興味あるみなさまがいらっしゃるかとおもい、

TPP(環太平洋諸国間の農産物にも関税なき自由貿易協定)に、直接関わります日本の農家の現状を拙者の知る範囲にてお伝え致します。


みなさまの、食糧の自給自足を達成なさるための取り組みに敬意を表します。

いま、TPP WTO EPA FTA IMF など、国際貿易に係わる経済産業のことがらにおきまして、

輸入農産物にも関税なき自由貿易協定に、日本が加入していく可能性が、報道にて取り沙汰なされております。

2010年現時点の日本の、農家割合は、

農家の方 2.5%
農家以外のお仕事の方 97.5%

です。

昭和40年代には、
農家の方 40数%
農家以外のお仕事の方 50数%

でした。(レスターRブラウン著の、食糧飢餓関連著作をご参照くださいませ。)

自由貿易協定導入以前にすでに、
現行日本の政策や経済流通の仕組みでは、多くの農家は、経済的にいきづまり、後継ぎがなく、いま、激減しております。

それでも、現時点農家による、食糧自給率は、
カロリーベースで40%
穀物ベース(実質的自給率)では20数%
を、生産しております。

現時点で、日本の農業者人口は、すでに激減しています。
その日本の農家の内訳の99%は一般の慣行農家さんで、
有機農家、自然農家は1%です。

栽培時に農薬の使用不使用に関わらず、
日本で食糧を生産する「農業」という職業そのものが、いま、存亡の際にあるとの推測も可能です。

家庭菜園の段階からの
無農薬有機栽培での
自給自足の達成に必要な
農地
農業技術と
労働時間につきましては、
実践の取り組みをなさっていらっしゃるみなさまは、ご存知のことかと思います。
「自給自足農」の形態といたしましては、
経済収入のために職業を持ち、農にも携わる「兼業農家」に準ずる形が、自然農家の仲間うちでは一般的です。


食糧の自給自足という、価値観を共有なさる世界のみなさまの取り組みは、たいへん貴重です。成功をお祈り致します。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

さらに、これから半年後、2011年6月に、日本政府として、TPP関税なき自由貿易協定への、参加の具体的政策があきらかになるのだそうです。

ちなみに、日本全国の農家は、ほとんど全戸がTPPに反対しております。

この問題は、日本に暮らす人全員の食糧自給の確保の問題であり、
即ち、食糧自給を達成できていない日本に暮らす一億二千万人の、毎日のたべものに、
自由貿易協定は直接かかわってまいります。

「ジャマイカ楽園の真実」
という、DVD国際農業ドキュメント作品を、数千円にて購入なさるかレンタルショップさんなどでよろしかったらご覧になってくださいませ。
ミュージシャンの先達イクラちゃんが、製作にご尽力なさっております。

国際貿易と農業と「協定、条約、借金、IMF」などの理由づけにより、
地域や国の伝統や暮らし、地元農業産業を国際資本穀物メジャーが合法的に駆逐してゆく実例が、描かれています。

日本にも、いま、ジャマイカとおなじ現実が起きているとの推測も可能かと、観じております。

世界食糧問題、人口爆発、農や、自給自足に関心のある方もいらっしゃるかとおもい、
メールさせて頂きました。

みなさま今日も佳い一日を。

あ、年賀状、こづつみ♪
おへんじしないと♪

櫻井BLUES農場
櫻井康正

     拝