対外試合自粛６月まで延長 関東学院大、練習４月再開

関東学院大学ラグビー部の大麻事件で、同大の松井和則学長らが25日記者会見し、大麻吸引を認め、大麻取締法違反容疑（共同所持）で書類送検され不起訴処分となった12人について、全員を2月4日から無期停学にする、と発表した。松井学長は「大麻の吸引は許されない行為だが、もう一度反省してもらい、教育的な見地から停学と判断した」と説明した。12人は反省が認められれば復学できるという。
　一方、ラグビー部については、吸引が発覚した昨年12月3日の翌日から6カ月間の対外試合自粛とすることを明らかにした。これにより、2008－09年シーズンの関東大学リーグ戦などへの参加は可能となり、渡辺憲正副学長（ラグビー部長）は「来季は関東大学リーグ戦で試合をする。（関東ラグビー）協会にも了解を頂いている」と述べた。　 [ 時事通信 2008年1月25日 19:06 ]