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卑しい顔にならないために

2016-09-24 17:23:54 | 日記
今、技術革新で三か月前の物はお古になる。当時、最新であっても、いまだにこんな遅れた物をもっているのか、という風潮を世間は作る。そろそろ、これをおかしいと思う人が増えてきていいのではないか。スマートフォンもすぐに新製品が出る。そして、壊して、修理に持っていくと、決まって、修理費がこんなにかかるので、新たに買った方がお得ですよ、と言われる。こんなバカなことがあっていいのか。
 高価なものを平気で買わせておいて、永遠に使える物をメーカーは作りはしない。落ち着きのないものをこれでもかとどんどん作る。その影響もあって、街を歩く人の顔を見よ、電車の人の顔を見よ。視線の定まらない顔、あちらを向いたり、こちらを向いたりするだらしない仕草、車中で飲み食いする人、歩きながら飲み食いする人など何と多いことか。
テレビ番組に出るタレントやアナウンサーの顔を見よ。卑しくなっているのがよくわかる。毎日といっていいぐらい、飲み食いや他人の下ネタ、覗き身的なもの、人を何とかして笑わせようという品位のない番組。それを見るのが当たり前となっているのを疑わない多くの人。

 江戸時代の良寛はこれを知ると、自殺するのではないか。
良寛には戒語がある。ゲラゲラ笑い、ふくれっ面、むだ口、立ち聞き、よそ見、隙間のぞきを決してしてはならないという。その中で良寛の最も嫌ったのは「ことばのおほき」「
はやことば」「くちまね」「人の物いひきらぬ中に物いふ」「人の言葉を笑ふ」「しらぬ事を知ったげにいふ」等。

テレビに出る人は大衆の奴隷になったといっていいい。大衆を何とか飽きさせず、笑わせるか。
 テレビを見ると、決まって、卑しい顔つきになる。タレントの顔が伝染する。こちらからテレビを見ないという人がどんどん増えていいはずだ。

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