前回の続きです。
いやぁ、昨日は日曜日だったということもあって僕も休みだったのですが、僕のPCのOSが入っているドライブってのが結構使い込んでいて実は3年程経つんですね。で、さすがに3年もあれやこれやと使っていたら色々と不具合も出て来る訳で、OSの動作自体も重たくなってしまってるんです。そこで、先週末は給料日だった事もあって僅かばかりの資金を手に自宅近くのDOS/Vショップに行って新たにHDDと3.5インチ用のリムーバブルケースを買ってきて、既存のHDDをそのままの環境で残しつつ新たに買ってきたHDDにOSを入れて新たなメインドライブを構築しました。今回は今使っているPCではおそらく最後になるであろうOSのインストールだったので、完璧を期した筈が、まあ「あちらが立てばこちらが立たず」という言葉がピッタリな展開になってしまって嫌になりました。ま、いまのPCはHDDやら光学ドライブやらカードリーダーやらを追加追加でかなり複雑な構成になっているのでドライブ割り当てが上手く行かず悪戦苦闘しました。ま、そんなこんなの月曜日であります。
今日は再び連載シリーズ「音轍」です。前回の記事はこちらです。
さて、前回までは機材について少し紹介させて頂きながら、ま、何はともあれ手身近な機材で録音してみようと言う内容の話でした。で、ある程度思った音が録れる様になったらマイクにちょっと工夫を凝らしてみると言う展開だった訳です。
今日は、本来の予定では録音してきた音源をエンコードする時にどの辺りのポイントを押さえるべきか書こうと思っていましたが、ちょっとその話はもう少し後に回して、今回は「キハ58ファン」に贈ると題して、確実に乗れる全国のキハ58について紹介してみたいと思います。もともとエントリの趣旨が音鉄ですので、録音する際の環境とかを僕の実体験から書き添えながら進めて見ます。
キハ58の狙い目は四国、広島!!
現在、国鉄型気動車でDMH17系の音を楽しめるクルマで、何時行っても確実に乗れるクルマといえば四国のキハ58/28と広島のキハ58/28、そして、新潟(上越)のキハ52だけです。九州や北陸にもキハ58は居ますが、何時行っても乗る事が出来る訳ではないので今回は割愛します。本当に少なくなりましたね。ちょっと感慨深いものを感じたりします。四国、広島、上越の3箇所以外では後わずかに残る地方小私鉄くらいです。しかし小私鉄が結構残っていてそれも、比較的旧来のDMH17系サウンドを堪能し易い関東方面でも、鹿島鉄道が4月で事実上廃止が決まってしまったので茨城交通と小港鉄道の2社のみ。東北では津軽鉄道、西日本では和歌山の紀州鉄道と岡山の水島臨海鉄道、長崎の島原鉄道のみという状況です。書いていて段々ゲンナリしてきました(笑。ま、気を取り直して話を進めましょう。
国鉄型気動車の宝庫、四国。
まずは四国です。四国ではキハ58/28/65が未だ現役で活躍しています。松山と高知に配置されていて、キハ58と65が松山区、キハ58と28が高知区に居ます。松山のクルマは予讃本線の高松~松山~八幡浜までの区間と土讃本線の高松~琴平~阿波池田まで、高徳線の全線で運用されています。高知のクルマは土讃本線のみで、高知~阿波池田、高知~伊野で運用されます。高徳線での松山車の運用と土讃本線での高知車の運用は早朝と夕方に限られます。ちなみに四国のキハ58/28/65の運用についてはこちらのサイトが非常に詳しくわかり易く紹介されていますので参考にしてください。
で、今回僕が紹介するのは関西方面から比較的狙いやすい列車です。今週末から春の18切符期間に入るのでその辺りの事も考慮に入れて、大阪を起点にして四国のキハ58達を訪ねるプランを紹介します。ちなみに原則として行き帰りの道中も在来線普通列車を使うものとして書いておきます。
大阪駅出発は6:00から7;00までの間でプランを立てます。途中の接続も考えると平日なら大阪5:59発の701M快速姫路行き、休日なら6:00発の701K快速網干行きが最適です。この列車ならば姫路で岡山行き1307Mに接続します。岡山到着は8:57です。岡山からは9:04発の3135M快速マリンライナーに乗り瀬戸大橋の朝の情景を楽しみながら、四国に上陸してすぐ坂出で一旦降ります。坂出で待つ事15分、多度津方面からいきなりキハ58が現れます。130D高松行きでキハ58/65の2両。松山のクルマです。この列車が国鉄色ならば非常にラッキーといえるでしょう。で、もちろんこの130Dに乗って高松に向かいます。ただ、130Dは結構乗車率が高いので録音にはあまり向いてないかもです。ま、まずは無心になってキハ58/65のいぶし銀な走りを堪能しましょう。予讃本線の各駅に停まりながら高松には10:35に着きます。高松まで来ると朝早い出っ張りもあって結構疲れているでしょうから一旦改札を出て駅前を散策(といっても大した物はないですがw)、せっかくの四国、しかも香川県ですから讃岐うどんでも食べて疲れを癒しましょう。この辺りでお勧めのうどんはやっぱり釜玉うどんです。小1時間ほど休憩したら改札を潜って次なる列車に乗り込みます。これが午前中の本命土讃本線253D阿波池田行きです。坂出から乗ってきた130Dと同じクルマ。松山車ですが、130Dで国鉄色に当たったら再び国鉄色が来るという幸運に恵まれます。これで阿波池田を目指しましょう。録音に関しては高松から坂出までの区間は比較的空いているので可能ですが各駅停車なのであまりスピードは乗りません。また、高規格路線内でロングレールが多く、定尺25mレールの区間でもレールジョイントにシェブロンゴム製の緩衝材が入っている為、心地良いジョイント音はあまり望めないかもです。端岡では後続の快速サンポート、坂出では特急南風/しまんとに抜かれます。坂出、宇多津、丸亀と停車する度に乗客が増えてきますが、多いときは立ち席も出ますので録音は控えたほうがいいかな。マナーですからその辺りは十分注意が必要です。多度津から土讃本線に入りますが善通寺、琴平で乗客がグッと減ってきます。この辺りで自分の座っているボックスに相席がない場合は賺さず録音再開です。あとは阿波池田までのんびりとキハ58の旅を満喫しましょう。録音のポイントとしては讃岐財田から坪尻までの区間と箸蔵から池田までの区間。前者は猪鼻超えに伴う力闘と猪鼻トンネルでの爽快なキハ58の加速が楽しめますからしっかりと音を押さえて置きたい所です。後者では吉野川に架かる吉野川橋梁と佃~池田間での85km/h走行でしょうか。池田到着の少し前、スロットルが閉じてエンジンの唸りが止んだ頃に先頭キハ65のタイフォンがひと鳴きします。これポイントです(笑。阿波池田到着は14:04です。ここで選択肢が2つ出てきます。一つは上り16;27発の快速サンポートを待つか、高知まで足を伸ばして高知車のキハ58(上り258D)を狙うかの2つです。徹底的に経済ルート優先ならば池田に残って高松からやってくる255Dのキハ58/65を待ちながら他に出入りする列車を眺めて過ごしましょう。いや、それはもったいないと言う方なら池田の町を散策するのも一興です。ちなみに池田駅売店横にある食堂(喫茶店?)は結構メニューも豊富でお味もGOOD。お勧めは「祖谷そば定食」です。で、16:00過ぎまでのんびり過ごして16:27発254D快速サンポートで高松に向けて帰りましょう。この列車は下り253Dと255Dの58/65が併結された4両編成です。帰りは折角ですからキハ65に乗ってアグレッシブなエクゾーストノートを満喫しましょう。高松まで約2時間の小トリップですが色々と楽しめる列車です。まずは猪鼻越えでDML30の雄叫びを楽しんで、仕上げは坂出から高松までの快速運転で急行時代に思いを馳せるのも悪くないです。途中、端岡のみの停車です。高松到着は18:05です。ところで254Dですが録音環境は最高といって良いでしょう。池田発車時点ではほとんど乗客が居ません。乗ってくるのは琴平から先ですが丸亀、坂出あたりで再び減ってマターリしつつ高松まで行けます。是非録音を。高松からは18:43発のマリンライナー(3176M)で岡山へ戻ります。岡山到着は19:35です。岡山からは20:25発、糸崎からの1334Mで大阪を目指し帰ります。終着姫路で21:57発の新快速野洲行きに乗り換えてさっさと帰宅です(笑。大阪22:58着で、一日たっぷり使っての鉄三昧コースです。
阿波池田で高知を目指す場合。
帰りの事も考えず飽くまでもキハ58乗り潰しを選択した猛者である貴方、素敵なプランがございます(笑。253Dで池田到着後、後続の特急南風を待ちます。5分ほどの接続で41D特急南風11号の乗れます。
「え?なんで特急やねん!?」
ですって?。いや、キハ58ヘビーユーザー?な貴方は特急料金をケチってはいけません(爆。その先にある感動を忘れてはいてはキハ58ヘビーの名が廃れます(廃れてエエっちゅうねん!そんなもん!!w)ともかく41Dで高知を目指します。2000系気動車の驚異的なある意味暴力的な走りを満喫していたらあっという間に高知です。高知着は15:16です。運賃1580円と特急料金1150円で合計2730円の出費ですが以外に安いでしょ?さて、高知に着いたら矢継ぎ早に跨線橋を渡って2番線へ猛ダッシュしましょう(ウソです。周りに迷惑がかかりますから冷静に)。そこに高知の勇者、キハ58/28、四コチ車が停まっているはずです。これが258Dです。258Dはキハ28+58+58の3両編成で高知発15:39発、阿波池田18:06到着です。この列車は平日だと結構学生が多いですが日曜日なんかだと比較的空いていますし、学生諸氏も御免、土佐山田あたりでほとんど降りてしまいますので録音には最適の列車です。土佐山田から新改のスイッチバック、そいて繁藤までの区間は絶対にお勧めです。参考までに僕が録って来た音源を聴いてください。凄いの一言に尽きると思います。繁藤から先はマッタリした走りになりますが下手をすれば乗客がゼロになってしまう事も間々ありますので余命幾許もない四コチのキハ58を満喫できます。土佐岩原辺りから池田までの区間も結構アップダウンがあってお勧めです。池田に着いたらそこから先、多度津方面に行く列車がないのに呆然としますが、しかし、ここでもうろたえないのがキハ58ヘビーユーザーです。後続の特急南風24号に迷わず乗りましょう。池田発18:10ですので、258Dからは4分の連絡です。そのまま車上の人となって岡山を目指します。高知強行軍で疲れた体を癒すべく惰眠を貪りましょう(笑。岡山からは、快速サンポートコースと同じパターンに乗って岡山発20:25発姫路行き1334Mから新快速という乗り継ぎで何と高知経由なのに大阪到着は池田折り返しと同じ22:58分です。やっぱりこれは2000系気動車の恩恵でしょうね。
上記プランでも不満がある場合?。
そうですね、僕は上の方法で7回四国に行きましたが、それでも不満に感じて結局、自分の車で阿波池田まで行って、早朝の土讃本線733D伊野行きに乗って高知まで行きました。この列車はハッキリ言って、休日なら間違いなく誰も乗っていません。90%無人のキハ58を堪能できます。ただしネックは四国まで乗用車で行かなければならない事です。ま、あまり現実的ではないですが一つだけ。押さえて置きたいポイントがあります。18切符期間に臨時で運転されるムーンライト高知の存在です。こいつで池田を目指すと5:23分に阿波池田到着します。733Dは阿波池田発車が5:33なので十分間に合いますね。また、阿波池田を出る後続の223Dもキハ58+58+28の3両編成です。ちなみに733Dはキハ58+58+28の3両にキハ54が一両増結されています。このどちらかの列車で高知まで行って向こうで土佐電鉄を見て回って池田発254D快速サンポートに間に合うように戻ってくるパターンもある訳です。
さて、この記事を書いていて僕も鉄の虫がムズムズしてきました。いよいよ今週末から春の18切符期間に突入です。やっぱ四国に行かなければ男が廃るってもんですよね(笑
音轍~その5へ行ってみる。
いやぁ、昨日は日曜日だったということもあって僕も休みだったのですが、僕のPCのOSが入っているドライブってのが結構使い込んでいて実は3年程経つんですね。で、さすがに3年もあれやこれやと使っていたら色々と不具合も出て来る訳で、OSの動作自体も重たくなってしまってるんです。そこで、先週末は給料日だった事もあって僅かばかりの資金を手に自宅近くのDOS/Vショップに行って新たにHDDと3.5インチ用のリムーバブルケースを買ってきて、既存のHDDをそのままの環境で残しつつ新たに買ってきたHDDにOSを入れて新たなメインドライブを構築しました。今回は今使っているPCではおそらく最後になるであろうOSのインストールだったので、完璧を期した筈が、まあ「あちらが立てばこちらが立たず」という言葉がピッタリな展開になってしまって嫌になりました。ま、いまのPCはHDDやら光学ドライブやらカードリーダーやらを追加追加でかなり複雑な構成になっているのでドライブ割り当てが上手く行かず悪戦苦闘しました。ま、そんなこんなの月曜日であります。
今日は再び連載シリーズ「音轍」です。前回の記事はこちらです。
さて、前回までは機材について少し紹介させて頂きながら、ま、何はともあれ手身近な機材で録音してみようと言う内容の話でした。で、ある程度思った音が録れる様になったらマイクにちょっと工夫を凝らしてみると言う展開だった訳です。
今日は、本来の予定では録音してきた音源をエンコードする時にどの辺りのポイントを押さえるべきか書こうと思っていましたが、ちょっとその話はもう少し後に回して、今回は「キハ58ファン」に贈ると題して、確実に乗れる全国のキハ58について紹介してみたいと思います。もともとエントリの趣旨が音鉄ですので、録音する際の環境とかを僕の実体験から書き添えながら進めて見ます。
現在、国鉄型気動車でDMH17系の音を楽しめるクルマで、何時行っても確実に乗れるクルマといえば四国のキハ58/28と広島のキハ58/28、そして、新潟(上越)のキハ52だけです。九州や北陸にもキハ58は居ますが、何時行っても乗る事が出来る訳ではないので今回は割愛します。本当に少なくなりましたね。ちょっと感慨深いものを感じたりします。四国、広島、上越の3箇所以外では後わずかに残る地方小私鉄くらいです。しかし小私鉄が結構残っていてそれも、比較的旧来のDMH17系サウンドを堪能し易い関東方面でも、鹿島鉄道が4月で事実上廃止が決まってしまったので茨城交通と小港鉄道の2社のみ。東北では津軽鉄道、西日本では和歌山の紀州鉄道と岡山の水島臨海鉄道、長崎の島原鉄道のみという状況です。書いていて段々ゲンナリしてきました(笑。ま、気を取り直して話を進めましょう。
まずは四国です。四国ではキハ58/28/65が未だ現役で活躍しています。松山と高知に配置されていて、キハ58と65が松山区、キハ58と28が高知区に居ます。松山のクルマは予讃本線の高松~松山~八幡浜までの区間と土讃本線の高松~琴平~阿波池田まで、高徳線の全線で運用されています。高知のクルマは土讃本線のみで、高知~阿波池田、高知~伊野で運用されます。高徳線での松山車の運用と土讃本線での高知車の運用は早朝と夕方に限られます。ちなみに四国のキハ58/28/65の運用についてはこちらのサイトが非常に詳しくわかり易く紹介されていますので参考にしてください。
で、今回僕が紹介するのは関西方面から比較的狙いやすい列車です。今週末から春の18切符期間に入るのでその辺りの事も考慮に入れて、大阪を起点にして四国のキハ58達を訪ねるプランを紹介します。ちなみに原則として行き帰りの道中も在来線普通列車を使うものとして書いておきます。
大阪駅出発は6:00から7;00までの間でプランを立てます。途中の接続も考えると平日なら大阪5:59発の701M快速姫路行き、休日なら6:00発の701K快速網干行きが最適です。この列車ならば姫路で岡山行き1307Mに接続します。岡山到着は8:57です。岡山からは9:04発の3135M快速マリンライナーに乗り瀬戸大橋の朝の情景を楽しみながら、四国に上陸してすぐ坂出で一旦降ります。坂出で待つ事15分、多度津方面からいきなりキハ58が現れます。130D高松行きでキハ58/65の2両。松山のクルマです。この列車が国鉄色ならば非常にラッキーといえるでしょう。で、もちろんこの130Dに乗って高松に向かいます。ただ、130Dは結構乗車率が高いので録音にはあまり向いてないかもです。ま、まずは無心になってキハ58/65のいぶし銀な走りを堪能しましょう。予讃本線の各駅に停まりながら高松には10:35に着きます。高松まで来ると朝早い出っ張りもあって結構疲れているでしょうから一旦改札を出て駅前を散策(といっても大した物はないですがw)、せっかくの四国、しかも香川県ですから讃岐うどんでも食べて疲れを癒しましょう。この辺りでお勧めのうどんはやっぱり釜玉うどんです。小1時間ほど休憩したら改札を潜って次なる列車に乗り込みます。これが午前中の本命土讃本線253D阿波池田行きです。坂出から乗ってきた130Dと同じクルマ。松山車ですが、130Dで国鉄色に当たったら再び国鉄色が来るという幸運に恵まれます。これで阿波池田を目指しましょう。録音に関しては高松から坂出までの区間は比較的空いているので可能ですが各駅停車なのであまりスピードは乗りません。また、高規格路線内でロングレールが多く、定尺25mレールの区間でもレールジョイントにシェブロンゴム製の緩衝材が入っている為、心地良いジョイント音はあまり望めないかもです。端岡では後続の快速サンポート、坂出では特急南風/しまんとに抜かれます。坂出、宇多津、丸亀と停車する度に乗客が増えてきますが、多いときは立ち席も出ますので録音は控えたほうがいいかな。マナーですからその辺りは十分注意が必要です。多度津から土讃本線に入りますが善通寺、琴平で乗客がグッと減ってきます。この辺りで自分の座っているボックスに相席がない場合は賺さず録音再開です。あとは阿波池田までのんびりとキハ58の旅を満喫しましょう。録音のポイントとしては讃岐財田から坪尻までの区間と箸蔵から池田までの区間。前者は猪鼻超えに伴う力闘と猪鼻トンネルでの爽快なキハ58の加速が楽しめますからしっかりと音を押さえて置きたい所です。後者では吉野川に架かる吉野川橋梁と佃~池田間での85km/h走行でしょうか。池田到着の少し前、スロットルが閉じてエンジンの唸りが止んだ頃に先頭キハ65のタイフォンがひと鳴きします。これポイントです(笑。阿波池田到着は14:04です。ここで選択肢が2つ出てきます。一つは上り16;27発の快速サンポートを待つか、高知まで足を伸ばして高知車のキハ58(上り258D)を狙うかの2つです。徹底的に経済ルート優先ならば池田に残って高松からやってくる255Dのキハ58/65を待ちながら他に出入りする列車を眺めて過ごしましょう。いや、それはもったいないと言う方なら池田の町を散策するのも一興です。ちなみに池田駅売店横にある食堂(喫茶店?)は結構メニューも豊富でお味もGOOD。お勧めは「祖谷そば定食」です。で、16:00過ぎまでのんびり過ごして16:27発254D快速サンポートで高松に向けて帰りましょう。この列車は下り253Dと255Dの58/65が併結された4両編成です。帰りは折角ですからキハ65に乗ってアグレッシブなエクゾーストノートを満喫しましょう。高松まで約2時間の小トリップですが色々と楽しめる列車です。まずは猪鼻越えでDML30の雄叫びを楽しんで、仕上げは坂出から高松までの快速運転で急行時代に思いを馳せるのも悪くないです。途中、端岡のみの停車です。高松到着は18:05です。ところで254Dですが録音環境は最高といって良いでしょう。池田発車時点ではほとんど乗客が居ません。乗ってくるのは琴平から先ですが丸亀、坂出あたりで再び減ってマターリしつつ高松まで行けます。是非録音を。高松からは18:43発のマリンライナー(3176M)で岡山へ戻ります。岡山到着は19:35です。岡山からは20:25発、糸崎からの1334Mで大阪を目指し帰ります。終着姫路で21:57発の新快速野洲行きに乗り換えてさっさと帰宅です(笑。大阪22:58着で、一日たっぷり使っての鉄三昧コースです。
帰りの事も考えず飽くまでもキハ58乗り潰しを選択した猛者である貴方、素敵なプランがございます(笑。253Dで池田到着後、後続の特急南風を待ちます。5分ほどの接続で41D特急南風11号の乗れます。
「え?なんで特急やねん!?」
ですって?。いや、キハ58ヘビーユーザー?な貴方は特急料金をケチってはいけません(爆。その先にある感動を忘れてはいてはキハ58ヘビーの名が廃れます(廃れてエエっちゅうねん!そんなもん!!w)ともかく41Dで高知を目指します。2000系気動車の驚異的なある意味暴力的な走りを満喫していたらあっという間に高知です。高知着は15:16です。運賃1580円と特急料金1150円で合計2730円の出費ですが以外に安いでしょ?さて、高知に着いたら矢継ぎ早に跨線橋を渡って2番線へ猛ダッシュしましょう(ウソです。周りに迷惑がかかりますから冷静に)。そこに高知の勇者、キハ58/28、四コチ車が停まっているはずです。これが258Dです。258Dはキハ28+58+58の3両編成で高知発15:39発、阿波池田18:06到着です。この列車は平日だと結構学生が多いですが日曜日なんかだと比較的空いていますし、学生諸氏も御免、土佐山田あたりでほとんど降りてしまいますので録音には最適の列車です。土佐山田から新改のスイッチバック、そいて繁藤までの区間は絶対にお勧めです。参考までに僕が録って来た音源を聴いてください。凄いの一言に尽きると思います。繁藤から先はマッタリした走りになりますが下手をすれば乗客がゼロになってしまう事も間々ありますので余命幾許もない四コチのキハ58を満喫できます。土佐岩原辺りから池田までの区間も結構アップダウンがあってお勧めです。池田に着いたらそこから先、多度津方面に行く列車がないのに呆然としますが、しかし、ここでもうろたえないのがキハ58ヘビーユーザーです。後続の特急南風24号に迷わず乗りましょう。池田発18:10ですので、258Dからは4分の連絡です。そのまま車上の人となって岡山を目指します。高知強行軍で疲れた体を癒すべく惰眠を貪りましょう(笑。岡山からは、快速サンポートコースと同じパターンに乗って岡山発20:25発姫路行き1334Mから新快速という乗り継ぎで何と高知経由なのに大阪到着は池田折り返しと同じ22:58分です。やっぱりこれは2000系気動車の恩恵でしょうね。
そうですね、僕は上の方法で7回四国に行きましたが、それでも不満に感じて結局、自分の車で阿波池田まで行って、早朝の土讃本線733D伊野行きに乗って高知まで行きました。この列車はハッキリ言って、休日なら間違いなく誰も乗っていません。90%無人のキハ58を堪能できます。ただしネックは四国まで乗用車で行かなければならない事です。ま、あまり現実的ではないですが一つだけ。押さえて置きたいポイントがあります。18切符期間に臨時で運転されるムーンライト高知の存在です。こいつで池田を目指すと5:23分に阿波池田到着します。733Dは阿波池田発車が5:33なので十分間に合いますね。また、阿波池田を出る後続の223Dもキハ58+58+28の3両編成です。ちなみに733Dはキハ58+58+28の3両にキハ54が一両増結されています。このどちらかの列車で高知まで行って向こうで土佐電鉄を見て回って池田発254D快速サンポートに間に合うように戻ってくるパターンもある訳です。
さて、この記事を書いていて僕も鉄の虫がムズムズしてきました。いよいよ今週末から春の18切符期間に突入です。やっぱ四国に行かなければ男が廃るってもんですよね(笑
音轍~その5へ行ってみる。
はい、勉強になりましたねぇ。ではぁ、さよなら、さよなら、さよなら。