トルコ・ウードの名手、ムニール・ヌレッティン・ベケンが演奏するニクリーズ・マカームのタクシームと名曲ロンガ。マカームはC-D-E♭-F#-G-A-B♭-Cですが、このMi♭は高めであって、平均律の♭ではありません。アラブの4分の1音ほどはっきりとした微分音ではないのですが、トルコらしい若干高めの音(1コマ=全音の8分の1、古典音楽では9分の1)です。でも、やはりそのわずかの差が聴いてもはっきりわかり、ニュアンスの違いとして現れます。これもウード音楽の醍醐味です。
トルコ・ウードの名手、ムニール・ヌレッティン・ベケンが演奏するニクリーズ・マカームのタクシームと名曲ロンガ。マカームはC-D-E♭-F#-G-A-B♭-Cですが、このMi♭は高めであって、平均律の♭ではありません。アラブの4分の1音ほどはっきりとした微分音ではないのですが、トルコらしい若干高めの音(1コマ=全音の8分の1、古典音楽では9分の1)です。でも、やはりそのわずかの差が聴いてもはっきりわかり、ニュアンスの違いとして現れます。これもウード音楽の醍醐味です。