昨日一宮市K様邸改装工事のお引き渡しがあり、朝から撮影させていただきました
改装工事ですが、基礎と柱と屋根だけ残し、ほぼスケルトンにしてからの工事なので室内だけを見ると新築のように見えると思います
変化を見ていただけるよう解体直前の写真と一緒にご紹介します
離れとして使用している入り母屋つくりの平屋
瓦は触らず、サッシや外壁、雨樋を新しくしました
玄関を入ってすぐにキッチンがあったのですが、こちらは移動し、玄関ホールをつくり、奥には納戸を設けています
今回の工事では大きな間取りはほとんど変えず、洋間の部分を食事室とキッチンにしています
食事室にはエコ建築考房ショールームにあったテーブルを移動し、同じように背もたれつきのソファーを設け、その背もたれをキッチン側からの収納と兼用しています
お引き渡しもこのソファーとテーブルで行いましたが5人で座ってもゆったりして今までの話で盛り上がりました
洋間と和室と縁側があり、今回はローボードをつくるため壁をつくりましたが、普段は広く見えるよう内障子を開け放てるように
開放的な空間と落ち着いた空間を時と場合によって使い分けれます
家族室として使っていた和室も雰囲気をガラッと変え、明るい開放的な空間に
現地調査の時に屋根裏に隠れていた地松の丸太梁を活かしたいな、と思い、一部勾配天井にし、変化と広がりを
洗面室も化粧台と仕上を変え、全く違う雰囲気に
こちらはトイレ
トイレも位置は変えていませんが、落ち着いた空間に
写真右の障子は照明器具と換気扇を隠すための提案
おまけですが、エコ建築考房では押入れの中にも杉の無垢板を貼ります
自然素材の家でも多くが押入れだからといって、べニアを貼ってあるのをよく見ます
しかし、押入れの中は湿気がたまりやすいところだからこそ抗菌性のある杉板をはる必要があると考えています
家づくりで大切なのは見える所だけの素材をこだわるのではなく、見えない部分こそ大切に素材を選ぶ必要があります
今回のK様邸の改装工事では躯体の補強や設備交換、素材を安全なものに変えるというエコ建築考房では当たり前のリフォームに加えて、
居心地の良さを追求した新築にも負けない住まいに変わったのではないでしょうか
エコ建築考房ではリフォーム工事にも力をいれていますのでぜひリフォームをお考えの方、まずはお気軽に声をお掛け下さい
7月にはリフォームの完成見学会も予定しており、ホームページ上で詳細のご案内はさせていただきます
Y・G