以前ブログで「
追い出されたグラスウール」でグラスウールを撤去したことを
紹介しましたが、
何故グラスウールを処分することになったのかというと、、、
グラスウールは、
・断熱性能が施工性によって大きく変わる
・ガラス繊維なので湿気を吸うと吐かない
・健康面に問題あり?
などなど、、、
T様はもともとこういった材料が嫌だったそうですが、
実際に建った家にはなぜか入ってしまったそうです。
グラスウールが良いか悪いかはこの場ではなんとも
いいようがないですが、
少なくとももっと優れた断熱材がもっとたくさん
あると思います
エコ建築考房ではセルローズファイバー(新聞紙)や
ウールブレス(羊毛100%)を
おすすめしています
断熱性はもちろんお施主様や施工する人の健康面にも
配慮しています
断熱性能に関しては数値だけでは比較できないです
例えばセルローズファイバーの熱伝導率は0.040w
ですが、
ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 特号 は 0.034w
数値だけでいくとビーズ法ポリスチレンフォーム保温板 特号のほうが、
断熱効果が高いはずですが、
実際は明らかにセルローズファイバーの方が
断熱効果は高いですね
建築に使われる材料は色んなものが数値で比較されています。
数値も大切ですが、
それだけで比較するのは危険だと思います
みなさん、ご注意を
ちなみに熱伝導率とは、
材料の厚みが1mで、内外の温度差が1℃と仮定した場合に伝わる熱の量。
保温(断熱)性能の指標となり、数値の低いものほど断熱性能が高いことを
表しています。一般的に断熱材とは熱伝導率が0.06以下のものを指します。
Y・G