DIYはご存知ですか?
DIYとは、専門業者に任せずに自らの手で生活空間をより快適に工事しようとする概念のこと。英語でDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身で作ろう」の意。だそうです。
昨日あるお客様(H様)のお宅に伺ったのですが、
まさに、「DIY」を見てきました
築40年以上の住まいを自ら補修して(どうしてもできないところはプロに頼んだそうです)、理想の住まいに近付けたそうです
普通DIYはイメージとして木の端材で棚を作るとか、簡単なものを作ることを思い浮かべますが、
H様の場合はご主人が床を壊し、壁を壊し、奥様が床を貼ったり、壁を塗ったり、天井を塗ったり
床にはヒノキの無垢板を貼ってあります
最後の貼り終わりは難しいので少し隙間があいたそうですが、下に断熱材が入っているのでこのくらいは問題なし
この幅の狭いフローリングを貼るのは見ただけで大変そうです
キッチンには建材のフローリングを貼り床下収納も付けてあります
和室だった部屋の壁と天井も下地を処理して塗装で仕上げてあります
家に自分で手を加えて住み継いでいく
これは理想的な形ですよね
日本の家の寿命は20数年と言われています
これは色々な要因があると思いますが、近年の家は構造的にこのくらいしかもたないものも多いですね
長持ちしない骨組み
通気が悪いことで見えないところが悪くなる
などなど・・・
ここではあまり言えませんが・・・
海外では家の寿命は日本の倍以上でお施主様が少しずつ手を加えながら住み継いでいくのが当たり前ですよね
H様のご主人や奥様が、半年ほどかけて直したDIYの過程を楽しそうに説明してくださり、
これだけ家に愛着があるということは何十年前にこの家を作った大工さんも、家自体も幸せだなぁと感じました
僕たちも愛着を持って使っていただける住まいを作り続けていきたいと思います
Y・G