エコ建築ブログ!

エコ建築考房のスタッフがお届けする「本物の健康住宅」ができるまでの軌跡!

長野へ☆

2014-05-08 13:10:21 | Weblog

昨日は家づくりの勉強の為長野市へ行っていきました

 

 

 

勉強先の会社に入るとまず目に入ってくるのは

 

    

 

脱ビニールクロスでシックハウスを解消  ○○県  ○○県  ・・・・

 

全国の工務店の方が集まり、国に訴えかけた時のパネルや写真

 

 

世の中の家づくりの中で壁の仕上げに一番使われているのは今でもやはりビニールクロスなのではないでしょうか??

 

理由は安価で施工がしやすい、手入れがしやすい(これは微妙ですが)

 

しかし、家づくりをダメにしている大きな要素の一つがこのビニールクロスだと思います

 

なかなか大きな声で言うは難しいのですが、この会社は良い家づくりの為に大きな声をあげ、国の法律と戦っています

 

 

 

ビニールクロスの何が悪いか??少し説明させていただきますと、

 

クロスや接着剤、塗料の中に含まれていた化学物質は空気中にある水蒸気と結びつきます。

 

その結びついた化学物質付の水蒸気はビニールクロスのせいで外に出られません

 

また、臭気も同様

 

現在の建築基準法では24時間換気扇が義務化されているのですが、なんとこの24時間換気扇の換気量には確かな実証がないそうです

 

つまりこの換気量が足りているのか足りていないのかすらはっきり分からないそうです・・・

 

 

 

 

 

 

一般の方が目で見て分かるよう、模型があり、これは窒息高気密の空間をモデル化してあり、約8年経つそうです。

 

常時高温多湿の空間の為カビやクロス、フローリングの剥がれが・・・

 

 

 

接着剤は湿気に弱いため多湿空間だとすぐに剥がれてきますね

 

床はカビだらけ

 

 

 

また、別の空間では高気密の建物の外壁側を見れるようになっているのですが、中のグラスウールに湿気がいかないように室内側にビニールを貼りめぐらすのですが、

 

建築当初の気密性は年々下がっていくので少しずつ水蒸気が壁の中に入っていくそうです(水蒸気の粒子は水と比べてとても小さい)

 

そして壁の中に入った水蒸気が外壁側の温度差で結露が生じています

 

 

これは通常壁の中なので壁をめくらない限り見ることができません

 

 

あと怖い話が聞けました。

 

シックハウスの法律はどんどん厳しくなっています

 

いまはF☆☆☆☆(フォースター)の記号が付いた新建材は最高級の安全建材として使用制限がありませんが化学物質自体はたくさん入っています

 

しかし昔良く使われたF☆☆と比べ化学物質は少なくなっています

 

これは良くなったと思われがちですが、

 

以前は部屋に入ると化学物質で明らか臭かったのでよく窓を開けて換気をする人が多かったのですが、今は比較的臭いが少ないので換気量が減ってしまったそうです

 

そして化学物質の臭いに慣れてしまいシックハウスの弱い症状が慢性的に出ている人が増えているそうです

 

 

エコ建築考房では安全な住まいをご提案できるよう日々勉強し、皆様にお伝えしていきたいです

 

そして家づくりで失敗する人が一人でも減る事を願っています

 

 

 

 

お昼は近くにあるおそば屋さんへ

 

 

 

おそば屋さんに鉄道模型館が併設されているようです

 

 

 

入り口には踏切が

 

 

 

駐車場には電車が

 

 

 

帰りの出口は車がたくさん通っているため踏切が警告音を鳴らしています

 

 

僕はちょっと電車への興味が少ないですが、電車好きの皆さんぜひ一度行ってみてください

 

長野は空気がキレイ

 

須坂長野東インター降りてすぐ

 

 

Y・G