『東のエデン』第6話。
先週のラストで黒羽に目をつけられた大杉、今週は初っ端から高級ホテルの
特別スイートで、着衣のまま拘束プレイの餌食にされてます。
しかもセレソンNo.11の黒羽の手にはパイプ切り・・・もとい、葉巻切りが。
ひぇえ、これは怖い。男としては生理的に怖すぎる!
そして黒羽からは「アナタもジョニーとお別れね。」と、無情なお言葉が。
大杉くん大ピンチ!なところにかかってきたのは、急ぎの仕事についての電話。
これを受けた黒羽は大杉を置いて外出し、ジョニー断絶はひとまず延期です。
一方、咲のほうも滝沢の誘いをひとまず保留して一時帰宅することに。
といっても義理の兄さんに世話してもらった就職先を落とされた手前もあり
やっぱり家にも帰りづらい・・・ということで、今度こそ本当にみっちょん宅へ
転がり込むことになります。
やたらもの分かりのいい良輔兄さんも根が善人なのか、単に関心が薄いのか?
一夜明けて、大学のサークル(名称は「東のエデン」!)にやってきた咲は
メンバーに滝沢とのこれまでのいきさつを話します。
東京学生革命連盟?というダサい看板の上に書かれた「東のエデン」の文字は
どうも咲の字みたいに見えますが。
(5/27追記:BPさん情報によると、看板表記は「東方革命学生連盟」。感謝です!)
ひょっとすると彼女には、ある対象の持つイメージをより的確、かつ印象的に
置き換えて表現する才能(というか能力)があるのかも。
てっとり早くいえば、現代の“言霊使い”って感じでしょうか?
情報伝達が地域に限定されていた時代ならともかく、マスメディアの発達した
現代において、この能力の持つ意味は思った以上に大きいように思います。
個性的な部室に集うのは、これまた個性的なメンバーたち。
毒でドライな発言が刺さるみっちょんはもちろん私のお気に入りですが(^^;、
他のメンバーも全員イイ感じにイカレ気味です。
でも振り返ってみれば、学生時代って多かれ少なかれ誰しもこんな感じなんだけど。
shamonさんが「ひねもすのたりの日々」で『うる星やつら』を例に挙げてましたが、
私も『うる星』や『めぞん一刻』のギャグのノリを思い出しながら見てました。
「日常のくだらなさや不条理さを拾って、それを過剰なギャグに昇華する」というのが
(私見では)高橋留美子の最も得意としている作風なわけですからね。
日常レベルの共感とシュールさが絶妙に混在する高橋作品の持ち味は、今回の
サークル話とも共通するものだと思います。
(だからこそ、そこを意図的にブチ壊してしまった押井さんの『BD』について
原作者が不快感を示したのは、ある意味でうなずける話なのですが。)
大杉が消えたことを懸念した平澤は、後輩の春日に対して探索を指示します。
そしてひとり監禁された大杉自身は、普通の携帯で写メを送ろうと奮闘の真っ最中。
ここでも携帯電話は「生存のための重要ツール」としての機能を発揮しています。
そして滝沢宅のショッピングモールに踏み込んだ、エデンのメンバーたち。
(まあ本人も「仲間も連れておいでよ」と言ったので、招かれざる客ではないけど。)
それでドーナツ店の看板に書かれた「オールドヨーク・シティ」って、一体どこですか(笑)?
並んだノーパソを見てときめくみっちょんは、これまでで最高の笑顔を見せてくれます。
このリアクションと表情にグッときちゃったITボーイも多いハズ。
神山さんもいよいよアキバ層を狙い撃ち?とか思ったりして(^^:?
まあそんな彼女も、後で滝沢王子の天然ジゴロぶりに翻弄気味なワケですけどね。
さて、モール内の監視システムを見た平澤は大いに動揺、メンバーに撤退を宣言するも、
そこに黄色の熊に乗った(^^;滝沢本人がゆる~く登場し、緊張感を台無しに(笑)。
咲を救ったことと、自分たちを支援したいと持ちかけてきた理由を問う平澤に
「いきなり牛丼かけるようなおっさんたちのために働く必要なんかない。
咲だけじゃなく、日本中がニート化すれば、状況はひっくりかえる。」
と答えた滝沢は、「東のエデン」が開発したネットシステムに関心があるようです。
このシステムに繋げて携帯のカメラで画像認識すると、それに応じてターゲットの
情報が、画像上にタグとして貼られるみたい。
でもこれって使い方によってはものすごく強力で、そして怖いモノですよね。
このタグの情報を誰が提供して誰が利用し、そして全体を誰がどう管理するのかという
大きな責任と義務がのしかかってくるワケですから。
そこを無視して法的正当性ばかりを主張する某巨大企業の実例もありますが、本来なら
ここで最も問われるべき問題も、実は「noblesse oblige」なのでは、とも思います。
突出した能力を持たない自分をわかった上で、得意な才能を持つニートを支援することに
全力を傾けてきたという平澤も、やはり「覚悟」を持つ男。
形は違えど同じ覚悟を持つ者として、「持てる男」滝沢と手を組むことに同意します。
祝宴ムードで盛り上がる中、春日からの通報によって大杉の監禁事件が判明します。
この猟奇殺人、世間では「ジョニー狩り」と呼ばれ、なんと犠牲者はすでに2万人!
黒羽社長は何を考えているのか。そしてこの行為は「救世主」としてのものなのか?
いよいよ滝沢と黒羽、そして「東のエデン」による戦いが始まろうとしています。
先週のラストで黒羽に目をつけられた大杉、今週は初っ端から高級ホテルの
特別スイートで、着衣のまま拘束プレイの餌食にされてます。
しかもセレソンNo.11の黒羽の手にはパイプ切り・・・もとい、葉巻切りが。
ひぇえ、これは怖い。男としては生理的に怖すぎる!
そして黒羽からは「アナタもジョニーとお別れね。」と、無情なお言葉が。
大杉くん大ピンチ!なところにかかってきたのは、急ぎの仕事についての電話。
これを受けた黒羽は大杉を置いて外出し、ジョニー断絶はひとまず延期です。
一方、咲のほうも滝沢の誘いをひとまず保留して一時帰宅することに。
といっても義理の兄さんに世話してもらった就職先を落とされた手前もあり
やっぱり家にも帰りづらい・・・ということで、今度こそ本当にみっちょん宅へ
転がり込むことになります。
やたらもの分かりのいい良輔兄さんも根が善人なのか、単に関心が薄いのか?
一夜明けて、大学のサークル(名称は「東のエデン」!)にやってきた咲は
メンバーに滝沢とのこれまでのいきさつを話します。
東京学生革命連盟?というダサい看板の上に書かれた「東のエデン」の文字は
どうも咲の字みたいに見えますが。
(5/27追記:BPさん情報によると、看板表記は「東方革命学生連盟」。感謝です!)
ひょっとすると彼女には、ある対象の持つイメージをより的確、かつ印象的に
置き換えて表現する才能(というか能力)があるのかも。
てっとり早くいえば、現代の“言霊使い”って感じでしょうか?
情報伝達が地域に限定されていた時代ならともかく、マスメディアの発達した
現代において、この能力の持つ意味は思った以上に大きいように思います。
個性的な部室に集うのは、これまた個性的なメンバーたち。
毒でドライな発言が刺さるみっちょんはもちろん私のお気に入りですが(^^;、
他のメンバーも全員イイ感じにイカレ気味です。
でも振り返ってみれば、学生時代って多かれ少なかれ誰しもこんな感じなんだけど。
shamonさんが「ひねもすのたりの日々」で『うる星やつら』を例に挙げてましたが、
私も『うる星』や『めぞん一刻』のギャグのノリを思い出しながら見てました。
「日常のくだらなさや不条理さを拾って、それを過剰なギャグに昇華する」というのが
(私見では)高橋留美子の最も得意としている作風なわけですからね。
日常レベルの共感とシュールさが絶妙に混在する高橋作品の持ち味は、今回の
サークル話とも共通するものだと思います。
(だからこそ、そこを意図的にブチ壊してしまった押井さんの『BD』について
原作者が不快感を示したのは、ある意味でうなずける話なのですが。)
大杉が消えたことを懸念した平澤は、後輩の春日に対して探索を指示します。
そしてひとり監禁された大杉自身は、普通の携帯で写メを送ろうと奮闘の真っ最中。
ここでも携帯電話は「生存のための重要ツール」としての機能を発揮しています。
そして滝沢宅のショッピングモールに踏み込んだ、エデンのメンバーたち。
(まあ本人も「仲間も連れておいでよ」と言ったので、招かれざる客ではないけど。)
それでドーナツ店の看板に書かれた「オールドヨーク・シティ」って、一体どこですか(笑)?
並んだノーパソを見てときめくみっちょんは、これまでで最高の笑顔を見せてくれます。
このリアクションと表情にグッときちゃったITボーイも多いハズ。
神山さんもいよいよアキバ層を狙い撃ち?とか思ったりして(^^:?
まあそんな彼女も、後で滝沢王子の天然ジゴロぶりに翻弄気味なワケですけどね。
さて、モール内の監視システムを見た平澤は大いに動揺、メンバーに撤退を宣言するも、
そこに黄色の熊に乗った(^^;滝沢本人がゆる~く登場し、緊張感を台無しに(笑)。
咲を救ったことと、自分たちを支援したいと持ちかけてきた理由を問う平澤に
「いきなり牛丼かけるようなおっさんたちのために働く必要なんかない。
咲だけじゃなく、日本中がニート化すれば、状況はひっくりかえる。」
と答えた滝沢は、「東のエデン」が開発したネットシステムに関心があるようです。
このシステムに繋げて携帯のカメラで画像認識すると、それに応じてターゲットの
情報が、画像上にタグとして貼られるみたい。
でもこれって使い方によってはものすごく強力で、そして怖いモノですよね。
このタグの情報を誰が提供して誰が利用し、そして全体を誰がどう管理するのかという
大きな責任と義務がのしかかってくるワケですから。
そこを無視して法的正当性ばかりを主張する某巨大企業の実例もありますが、本来なら
ここで最も問われるべき問題も、実は「noblesse oblige」なのでは、とも思います。
突出した能力を持たない自分をわかった上で、得意な才能を持つニートを支援することに
全力を傾けてきたという平澤も、やはり「覚悟」を持つ男。
形は違えど同じ覚悟を持つ者として、「持てる男」滝沢と手を組むことに同意します。
祝宴ムードで盛り上がる中、春日からの通報によって大杉の監禁事件が判明します。
この猟奇殺人、世間では「ジョニー狩り」と呼ばれ、なんと犠牲者はすでに2万人!
黒羽社長は何を考えているのか。そしてこの行為は「救世主」としてのものなのか?
いよいよ滝沢と黒羽、そして「東のエデン」による戦いが始まろうとしています。
>あんたの時代は~、ああ、ボギーだった、失礼。
その時代は「男がピカピカのキザでいられた」ようですが
今は草食系か飢えたハイエナみたいな連中ばかりですからねぇ。
男らしさの定義って、いったいなんなんでしょう。
ちなみにボギーは『カサブランカ』より『マルタの鷹』のほうが
イメージにあってると思います。
でも顔が長いから、たまに藤田まことを連想することも(^^;。
>横で見てた相方も心なしか引きつってた気が・・。
でしょうねぇ。
葉巻のバックに大杉の股間がジャストインサートなのが
また最高に最低な演出ではないかと(^^;。
男性にとっての去勢への恐怖って、ある意味では
女性が凌辱行為に対して持つ感情に近いかもしれません。
どちらも暴力による一種の人格否定という点では
共通してるのかなと。
このジョニー狩りが単なるシリアルキラーではなく、
そこまでの意味を含んだシナリオだとするならば
これも彼女なりに「この国を救う」という何らかの意味が
こめられたものかもしれませんね。
(かなり強引なコジツケではありますが)
>確かにかわいいですよね。
みったんかわいいよみったん。
(「みったん、チガウ!!」って言われそう)
>ほーれ、ぱっつん(^^)v。
ちょっとちょっと、勘弁してくださいよ~。
やめてくれないと、ブックマークの名前の所を
「ひねもす・shamon・黒羽」に変えちゃいますよ(笑)。
まいどでーす。shamonでーす。
>ひぇえ、これは怖い。男としては生理的に怖すぎる!
やっぱり怖いですか(^^;。
横で見てた相方も心なしか引きつってた気が・・。
でも葉巻に例えるってのは上手だなって感心しました。
シガーバーの看板見るたび思い出しちゃいそう。
ほーれ、ぱっつん(^^)v。
>このリアクションと表情にグッときちゃったITボーイも多いハズ。
確かにかわいいですよね。
天然ジゴロには翻弄されていますけど。
>なんと犠牲者はすでに2万人!
2万本の葉巻、、、うーん想像したくないなぁ(爆)。