Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

『おくりびと』『つみきのいえ』オスカーW受賞

2009年02月23日 | 映画
今日一日どこのニュースもこの話で持ちきりでしたが、米アカデミー賞の
外国語映画部門で『おくりびと』、短編アニメ賞で『つみきのいえ』が、
受賞作に選ばれました。

『おくりびと』私は見てないんだけど、行った人の話では相当な力作らしいし、
日本アカデミー賞もほぼ総ナメだったので、これで獲れなきゃ実写日本映画に
オスカー受賞の目はないだろうと思ってました。まずはめでたい。

これでようやく、日本映画が世界の主要映画賞をひととおり獲れましたね~。
時代劇の受賞でなかった事についても、高く評価したいと思います。
今も上映中の作品なので、これでさらに上映期間と観客動員数が伸びるでしょう。
3月には早くもDVDが発売されるそうで、Amazonでのクリック数も激増中みたい。

『つみきのいえ』は、先日覗いてきた『メディア芸術祭』で見てきましたが
丁寧な作画と叙情的なつくりが光った作品でした。
ただ、短編アニメならではの切り口の斬新さなどはちょっと薄めなので
私にはちょっと印象が弱かったところもありますが。
ともかく、日本アニメの水準の高さを改めて示したことは確かです。
受賞後に加藤監督がどういう作品を送り出してくるかにも、注目したいですね。

他の受賞作はどれも見てないのでなんとも言えないんですが、ひとつだけ。
ヒース・レジャー、助演男優賞受賞おめでとう!
できることなら、ジョーカーの姿でオスカー像を持つあなたが見たかった。
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