東京都現代美術館で開催中の「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」。
展示物も盛りだくさんですが、カタログやグッズの豪華さも話題になっています。
特にグッドスマイルカンパニーとのコラボによる「figma 巨神兵」は、竹谷デザインの立体化や
巨神兵が初めてアクションフィギュア化されることもあって、大きな注目を集めました。
会場内のショップでもバンバン売れてたけど、後からどんどん補充されてたみたいなので、
いまのところ売り切れる心配はなさそう。
…と思ってたら、7/26の時点でもう予定数完売との告知がされました。
今後m特撮博物館の会期中は会場内のショップでの受注販売(送料500円が必要)に切り替わるそうです。
詳しいことは下記のリンク先を参照してください。
http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/news/4026.html
さて、私もこれは絶対に買うと決めていたので、展示を見終えた後にしっかりと購入してきました。
パッケージは普通のfigmaよりだいぶ大きいですが、中身は本体と交換用ヘッド、握り手、
光の杖に光の羽(正式には「光の角」)と、それほど多くありません。

ではなぜこの大きさが必要なかといえば、光の羽がやたらと大きいから。
いつものfigmaパッケージと同じく、側面にも巨神兵の姿があります。

箱から出したところ。超細身です。

この体型なので、映画では着ぐるみの中に人が入るというわけにもいきません。
そこで実際の撮影時は、後ろに操演者がついて3人がかりで動かすという方式がとられました。
3人がかりで動かす人形といえば、日本の伝統芸能である文楽と同じですね。
しかし今回はブルーバック合成のため、演者は「黒子」ならぬ「青子」の姿で撮影に臨んでいます。
正面から見た姿。

トゲトゲの部分は半透明ですが、軟質パーツを使っているので折れにくいです。
ここは劇中でピカピカと光るのですが、それを見た樋口監督たちは一様に「ネロンガだ~」と
うれしそうに言い合ってました(^^;。
背中のアップ。

肩甲骨状の部分は元のデザインになかったものですが、竹谷氏が「もっと腕を動かせるように」と
造形の段階で追加したものです。
クセのあるデザインながら、可動範囲はなかなかのもの。
あまり巨神兵っぽくないポーズをとらせることもできます。

こういう格好をすると、たしかにエヴァンゲリオンっぽいですなぁ。
ナウシカを待つオーマをイメージして、体育座りをさせてみました。

お尻が小さいので、スタンドを使わないとポーズが保てません。
頭部を横から見たところ。アゴは開閉できます。

プロトンビーム発射時は、頭部を首ごと差し替えます。

惜しいのは上下の可動範囲が小さいため、これより上を向けないこと。
なので四つんばいになって「なぎ払え!」のポーズはできません。
プロトンビーム発射口を正面から見たところ。

クリアパーツはナウシカや今回の短編にも出てくる「発射直前の閃光」のイメージでしょうか。
できればもう少していねいに作って欲しかった気もしますが・・・。
あと、できればビームのエフェクトパーツもつけて欲しかったです。
次は背中に光の羽を取り付けてみましょう。
まず腕を抜いてから、肩甲骨状のカバーを取り外します。

前の穴が腕を入れるところ。羽のダボは後ろの穴に入れます。

腕の穴にかぶせるようにしながら、羽のパーツを後ろのダボ穴に接続。

この形状なら、大きな羽でもぐらつきません。
ちなみに羽はへたらないよう、硬質プラスチックでできています。
腕をはめた後、開いた手を握り手と交換。光の杖を持たせて作業終了。

体が細いぶん、羽の存在感がいっそう強調されます。
斜め横からみたところ。

何かに似ている・・・と思ったら、光背を背負った菩薩立像にそっくり。
リボルテックタケヤで仏像シリーズを手がける竹谷さんの、本領発揮というところでしょうか。
さて、せっかく特撮博でジオラマを撮ってきたので、figma巨神兵と合成してみました!

こちらは怪獣ブロマイド風。

このように、特撮博の素材と組み合わせても、また他のフィギュアと絡ませて遊ぶにしても、
いろいろ楽しめそうな「figma 巨神兵」。
お値段は税込みで3,500円。七日間で世界を焼きつくしたバケモノにしては、お手ごろな価格です(笑)。
立体モノに興味のない人も、この機会に1体は購入しておくのをおすすめします!
(なお、一人で買えるのは3体までとなってます。)
最後にひとつ、言っておきたいこと。
秋葉原のレンタルケースやフィギュアショップ、またAmazonやネットオークションで、
figma巨神兵が10,000~16,000円のプレミア価格をつけてますが、それらに手を出す必要は
まったくありません。
関東近郊の人は、特撮博物館を見た帰りにfigmaを買っても、転売価格よりずっと安いですし、
入場者数が増えれば再び特撮のイベントが実施されるチャンスにつながります。
また、遠方の人むけには、会期後にグッドスマイルカンパニーの通販で販売されることが
決まっています。
(2012年10月8日(月)18:00~2012年10月22日(月)21:00まで「 GOODSMILE ONLINE SHOP 」にて受付)
あせって転売屋に踊らされたあげく高い買い物をしないよう、くれぐれもご注意ください。
展示物も盛りだくさんですが、カタログやグッズの豪華さも話題になっています。
特にグッドスマイルカンパニーとのコラボによる「figma 巨神兵」は、竹谷デザインの立体化や
巨神兵が初めてアクションフィギュア化されることもあって、大きな注目を集めました。
会場内のショップでもバンバン売れてたけど、後からどんどん補充されてたみたいなので、
いまのところ売り切れる心配はなさそう。
…と思ってたら、7/26の時点でもう予定数完売との告知がされました。
今後m特撮博物館の会期中は会場内のショップでの受注販売(送料500円が必要)に切り替わるそうです。
詳しいことは下記のリンク先を参照してください。
http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/news/4026.html
さて、私もこれは絶対に買うと決めていたので、展示を見終えた後にしっかりと購入してきました。
パッケージは普通のfigmaよりだいぶ大きいですが、中身は本体と交換用ヘッド、握り手、
光の杖に光の羽(正式には「光の角」)と、それほど多くありません。

ではなぜこの大きさが必要なかといえば、光の羽がやたらと大きいから。
いつものfigmaパッケージと同じく、側面にも巨神兵の姿があります。

箱から出したところ。超細身です。

この体型なので、映画では着ぐるみの中に人が入るというわけにもいきません。
そこで実際の撮影時は、後ろに操演者がついて3人がかりで動かすという方式がとられました。
3人がかりで動かす人形といえば、日本の伝統芸能である文楽と同じですね。
しかし今回はブルーバック合成のため、演者は「黒子」ならぬ「青子」の姿で撮影に臨んでいます。
正面から見た姿。

トゲトゲの部分は半透明ですが、軟質パーツを使っているので折れにくいです。
ここは劇中でピカピカと光るのですが、それを見た樋口監督たちは一様に「ネロンガだ~」と
うれしそうに言い合ってました(^^;。
背中のアップ。

肩甲骨状の部分は元のデザインになかったものですが、竹谷氏が「もっと腕を動かせるように」と
造形の段階で追加したものです。
クセのあるデザインながら、可動範囲はなかなかのもの。
あまり巨神兵っぽくないポーズをとらせることもできます。

こういう格好をすると、たしかにエヴァンゲリオンっぽいですなぁ。
ナウシカを待つオーマをイメージして、体育座りをさせてみました。

お尻が小さいので、スタンドを使わないとポーズが保てません。
頭部を横から見たところ。アゴは開閉できます。

プロトンビーム発射時は、頭部を首ごと差し替えます。

惜しいのは上下の可動範囲が小さいため、これより上を向けないこと。
なので四つんばいになって「なぎ払え!」のポーズはできません。
プロトンビーム発射口を正面から見たところ。

クリアパーツはナウシカや今回の短編にも出てくる「発射直前の閃光」のイメージでしょうか。
できればもう少していねいに作って欲しかった気もしますが・・・。
あと、できればビームのエフェクトパーツもつけて欲しかったです。
次は背中に光の羽を取り付けてみましょう。
まず腕を抜いてから、肩甲骨状のカバーを取り外します。

前の穴が腕を入れるところ。羽のダボは後ろの穴に入れます。

腕の穴にかぶせるようにしながら、羽のパーツを後ろのダボ穴に接続。

この形状なら、大きな羽でもぐらつきません。
ちなみに羽はへたらないよう、硬質プラスチックでできています。
腕をはめた後、開いた手を握り手と交換。光の杖を持たせて作業終了。

体が細いぶん、羽の存在感がいっそう強調されます。
斜め横からみたところ。

何かに似ている・・・と思ったら、光背を背負った菩薩立像にそっくり。
リボルテックタケヤで仏像シリーズを手がける竹谷さんの、本領発揮というところでしょうか。
さて、せっかく特撮博でジオラマを撮ってきたので、figma巨神兵と合成してみました!

こちらは怪獣ブロマイド風。

このように、特撮博の素材と組み合わせても、また他のフィギュアと絡ませて遊ぶにしても、
いろいろ楽しめそうな「figma 巨神兵」。
お値段は税込みで3,500円。七日間で世界を焼きつくしたバケモノにしては、お手ごろな価格です(笑)。
立体モノに興味のない人も、この機会に1体は購入しておくのをおすすめします!
(なお、一人で買えるのは3体までとなってます。)
最後にひとつ、言っておきたいこと。
秋葉原のレンタルケースやフィギュアショップ、またAmazonやネットオークションで、
figma巨神兵が10,000~16,000円のプレミア価格をつけてますが、それらに手を出す必要は
まったくありません。
関東近郊の人は、特撮博物館を見た帰りにfigmaを買っても、転売価格よりずっと安いですし、
入場者数が増えれば再び特撮のイベントが実施されるチャンスにつながります。
また、遠方の人むけには、会期後にグッドスマイルカンパニーの通販で販売されることが
決まっています。
(2012年10月8日(月)18:00~2012年10月22日(月)21:00まで「 GOODSMILE ONLINE SHOP 」にて受付)
あせって転売屋に踊らされたあげく高い買い物をしないよう、くれぐれもご注意ください。