【無韓系】「ブレイキング・バッド」第１話観たよ

すっごく面白い！と、海外ドラマファンのみなさま大絶賛「ブレイキング・バッド」
とうとう第１話を視聴いたしました。

こ……れは？

以下感想ですが、ネタバレしていますのでよろしく。




いや～、いきなり白ブリーフいっちょうのおじさんがキャンピング・カーで荒野を暴走。
すごいインパクトのあるオープニングでした。
宙に舞うズボンがタイヤに轢かれるさまは、彼の人生の象徴のよう。

５０歳の高校化学教師には足の不自由な息子と３０代後半の妻がいる。
しかも第２子妊娠中。
学校では冴えない先生で、お金がないので授業後に洗車スタンドでバイト。
この先生がいきなり肺がんで余命２年の告知を受け、
家族にお金を残すために麻薬製造事業に手を染めることになる。

わけですが、なんか、いや～、アメリカだな～って思いました。

日本では公務員は副業禁止なんだけど、いいのかな。
私立の先生？にしてはお金ない。
けどいい家に住んでるよね。プールあるし。
アメドラ観てると、お金ないないって言ってるみなさんでも、
広くて素敵なお家に住んでいることが多くて、本気でうらやましいです。
国土面積の差なのか？

そしてベジベーコン……。
大豆肉のようなものなんでしょうか？
みなさん、ヘルシー嗜好ですけど、基本が高カロリーですからね。
脂肪分５０％カットのチーズを使ってピザを食べるぜ！みたいな
アメリカ的思考、けっこう好きですよ。
そもそもピザを食うなって話は誰もしない、という。

きわめてあっさりなガンの告知もすごい。
これはドラマ的表現で、もうちょっと配慮された告知だと思いたいのですが、
どうなんだろう？
しかし、日本のように、本人の前に家族にまず告知、というのは
あり得ないんじゃないかなーとは想像つきますね。
自分の生き死にについて知る権利は、まず自分にあるわけで。

ドラッグ製造現場に踏み込む際に一般人を見学させちゃう警察官。
こんな人は、いくらなんでもいないと信じたい。危ないもん、ダメでしょ。
あ、でもテレビとか取材が入る時もあるのか。

サプライズパーティーなんかは、若い人はするんですかねぇ。
すっごく個人の権利とか主張する人々なのに、
義兄の誕生日には仕事休んで駆けつけるとか、
友人のために集まろうと思う、とか、
そういうことは大事にするのがアメリカっぽいな、と思います。

それもこれも、わたしの勝手なアメリカンイメージですが。

で、ドラマの件なんですけど、
実は、もっとシリアスな内容なのかと思っていたんですよ。
余命宣告とかドラッグ密造とか深刻な事態なのは、そうなんだけど、
こんな破天荒なおかしみのある話だとは思ってなかった。

先生がやけのやんぱちで人格変わっていくところが、
やっぱりすごくおかしくて、面白い。
それにドラマ冒頭あんなことになってるのに、
最終的には無事家に帰って自分のベッドで眠れてるっておかしいでしょ？！
あのまま逃亡生活に入って、ドラマは進行していくのかと思ってたよ～。

もしかして、ブラックコメディーなの？
どれとも、これからサスペンスドラマになっちゃうの？

なんの情報もないまま視聴しているので、想像もつきませんが、
とにかく第１話観てよかったな、と。
面白いし、なんかこう、しおしおだった先生が生き生きしていくの見るの楽しい。

なんだっけ－、昔こういう映画あったね。
病院で血液が取り違えられちゃって、他人の検査結果で余命宣告されて、
それから自分に正直に生きるようになって人格変わっちゃって、
その自暴自棄的行動が、結果的に周囲に大絶賛されてヒーローになるおじさんの話。
タイトルが全然思い出せない……。

洗車スタンドオーナーの眉毛にはわたしもうんざりだったし、
ピンクマンが以外に小物だったのも笑ったし、
小心さとくそ度胸を交互に繰り出してくる先生も気に入りました。

いまシーズン４まで？
どんな話の展開になるのかなぁ。
２年たたないうちに先生死んじゃうかもわかんないし。
面白かったので、ちょこちょこ続きを観てみようと思います。