いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

ミセン 未生 第七局

2020年06月01日 | ミセン 未生
なんていうか……つらい回ですね。
そしていつの間にか、グレ君が即戦力同様に活躍しててすごいですね。


【あらすじ】

資源課でがんばるアンさんは、先輩からとにかく目の敵にされています。
オ課長はもちろん、グレ青年は彼女の味方ですが、よその課に口出しはできません。
まずは自分たちの仕事です。

営業課の企画は、まず財務課に評価をされます。
儲かる仕事なのか、実現性はあるのか、リスクはどのくらいか。
ランク付けをされた企画のなかから、取り組む企画を決めていきます。
もちろん、上司の認可が必要です。

オ課長はイランの石油に目をつけました。
難しい案件ですが、やりがいはあります。
しかし、部長は中国のレアアースを推します。
3課のみんなは、部長にうんと言わせるために、必死に準備をすすめました。

アンさんは、先輩に面倒な課題を押し付けられています。
炭素排出量についての案件ですが、財務課の審査が通らず、1年半も棚上げされているものです。
この企画をなんとかするために、アンさんは財務部長に突撃することにしました。
順序が違うといわれ、あえなく撃沈したアンさんですが、丁寧な謝罪メールのおかげで
財務部長からチャンスをもらいます。
そして、財務課がどのように企画を検討しているのかがよくわかりました。
会計の仕組みを知ることで、仕事の中身がより一層理解できるようになったのです。
財務部長は、実はアンさんの実力を高く買っているようです。

3課が進めていた原油案件は、イランの情勢変化が問題になりました。
しかし、オ課長のアイディアで部長決済は突破。あとは専務の決済を待つだけです。
祈りながら待つ3人に届いたのは、却下の知らせでした。

部長はすぐさま、中国のレアアース案件をまとめるよう、3課に命令します。
しかし、原油問題に取り組んでいる間に、中国関連も厳しい状態になってきました。
これは見送るのが得策だと報告しても、部長はうんといいません。
オ課長は、部長への義理立てをしてなんとか企画をまとめようと奮闘しました。
それなのに、中国関係の危うさにようやく気付いた部長は手のひら返し。
この案件を進めたのは3課の暴走だといわんばかりです。

オ課長は意地でもこの案件をまとめるぞ、と皆にはっぱをかけました。
そして、アンさんと屋上で話をしているうちに、ヒントを手に入れます。
炭素排出量の問題に頭を悩ませていたアンさんも、課長との会話からヒントを得たようです。
ふたりはがぜんやる気を取り戻しました。

アンさんの企画を認めた先輩は、悪態をつきながら上司に企画案を渡します。
オ課長のアイディアも認められ、部長にはしっかり再評価されました。
しかし、根回しをした2課の企画を優先され、3課は意気消沈。
社内政治の難しさを痛感したのでした。

そして追い打ちをかけるように、偶然会食の場に遭遇した専務に
レアアース案件を見つけられてしまいます。
「これは資材課案件では?面倒だからまとめてしまおう」
専務の決定には、誰も逆らえません。

すべてを失い、むなしさをかかえた3人は、ただただ酒を飲み、
食べ物を口に詰め込みました。

なぜ酒を飲むのか、わかりました……。
なぐさめの言葉ひとつかけられなくて申し訳ありません。
グレ青年は心の中でつぶやきました。

つづく


虚無……。

お酒にはね、楽しいお酒、悲しいお酒、いろいろあるけどね……
このお酒はッ虚無としかいいようがないッ。

むなしすぎるぜ、サラリーマン。
とにかく保身に走っているというか、なんというか、
自分が手柄を立てて出世したい!って欲望が行動原理になってる部長……。

あんたちいせぇ!ちいせぇよ!

オ課長の山師気質もどうかと思いますがね。

そして、いろんなことがあったのに、それを全然知らない専務があっけらかんとすべて持っていく……。

虚無~。

でも、なんにも知らないでレアアースとか言われたら資源課だろ、ってわたしでも思います。
そもそもの企画がおかしいんちゃうか。

専務、ワンマンぽいけどご飯はおごってくれるし、それなりに器がある人なんじゃないの?
すごい悪人とは、思えないよね。

で、問題はチャン・ベッキですよ!

こいつ、グレ君が3課で大事にされて活躍しているのを見て、嫉妬してるんですよ。
長いものには巻かれろ主義のくせにさぁ、自分は全然先輩のいうこと聞かないんだよ?
理不尽でもいうこときいとけよ、って人には言うくせに。
矛盾!してる!

結局さあ、お前はアンちゃんのことを下に見てるだろ!
自分より劣る人間だと思ってるだろ!
反抗したっていいことないから言うこと聞いてろっていうのは、
アンちゃんがそこまでの能力しかないって侮ってるから!

グレ君のこと苦々しく思うのも、グレ君は自分よりできない子だと思ってるから。

そんで、自分が上司のいうことを聞かないのは、
自分がものすっごいデキル子だって自信をもってるから……

なんやねん!その自信は!

お前には謙虚さが足りないよ、チャン・ベッキ。

いや、謙虚でなくてもいいんだよ?
だってハン君を見ろよ。
あいつ謙虚のけの字もないだろ?
でもうまくやってるだろ?
自信家で、イケイケで、でも会社楽しそう。

まぁ、希望の部署に行けてるってこともあるけど……。

チャン・ベッキは、自分がなぜ鉄鋼課に配属されたか考えてみるべきだと思うな。

置かれた場所で咲きなさい!

個人的にはそんなに好きな言葉じゃないけど、チャン・ベッキにはとりあえず言っときます。
ねたんでちゃダメだよ~。
せっかくの同期会で、グレ君に嫌味言ってる場合じゃないのよ~。

わたしとしては、アンちゃんがハン君の誘いを断ってチャン・ベッキとさし飲みしようとしていたことが気になります。
グレ君推しなんでね。

そしてハン君が焼酎のビンにチョップをかましていたのが気になります。
「こぼれちゃった」ってかわいいけど、なんの作法なん?
ビールと焼酎混ぜるの、「爆弾酒」っていうらしいですね。

3課のみんながモツ焼き屋さんでなぞの行動していたのも気になりますね。
高級牛肉を注文し、オ課長は煙草に火をつけ皿の下へ、
グレ君はお札を数枚、キム代理はグラスを空にして皿の近くへ。

これって何かのおまじないなんでしょうか?
韓国の方に聞いてみたいですね~。

大人として仕事していると、理不尽なことっていっぱいありますよね。
タイミングが悪いだけで、誰も悪くないってこともある。
人間的にはムカつくけど、仕事に関しては文句のつけようがない人もいる。
またその逆の人だっています。

会社の同僚は家族じゃないけど、チームだし、一緒に仕事をする仲間であることは間違いない。
自分が手柄を立てられなくたって、結果、会社の利益を出すなら誰が成功したっていい。

うん……いろいろ、いろいろなんだよなぁ~。

だからさー、できれば、自分の会社の目的が、
「社会をよくすること」「誰かをしあわせにすること」であってほしいよね。

そうであれば、悔しい気持ちもすこしはうすれるかもしれないじゃない。

いやー、なんというか、会社で働いたことがある人にとってはしみじみくるドラマですね。
わたし、ハン君みたいになりたい……。


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