いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

What’s Up (ワッツアップ) vol.6

2013年07月25日 | What's Up(ワッツアップ)
いよいよミュージカル勝負です~。
とってもわくわくしますね!
どうやら、カラオケの選曲集から勝手に選んだ歌を編曲して使用した、と
いう設定のようなので、これはもちろん差し替えなど無しで楽しめます。

《あらすじ》

黄色いメモはジェホンのお守りだ。
へこたれそうになった時、これを見る。
結局日記の取引は成立しなかった。

さて、ミュージカル勝負本番。
ジェホンはとにかく歌が苦手で、かといってダンスが得意なわけでもなく……。
とにかくみんなから心配されながらも、一生懸命舞台を終える。
はじめはおっかなびっくりだったけど、最後はすごく楽しくて。
Bチームの発表は終了。

チェヨンは持てるコネをすべて使って、
舞台装置やら照明やら、同じ学部の学生を使って凝りにこった演出。
しかも自分は口パクで、主役のジウンを黒子として歌わせる策略まで。

審査員の大多数はチェヨンチームを評価。勝負は決まった。
負けてしまったのに、みんなはなぜだか楽しくておおはしゃぎ。
一方勝ったチェヨンは面白くない。
自分のために呼んだ記者たちも、ソヌ・ヨンを見れば慌てて行ってしまうし。
Bチームの面々の前で、ジウンにした小細工がバレそうになってしまうし。

ジェホンは、嬉しくてつい歌を口ずさむ。
ふと見ると、暗がりにウン・チェヨンが座っていて驚いた。
「おお?!びっくりした!脅かすな」
「友情の階段は?」
「今行くとこだよ!」
しかし、泣いていたようなチェヨンが気になって、声をかけずにいられない。
「泣いたのか?、まさかね、ウン・チェヨンが泣くわけない。でもどうした?
勝ったら普通気分がいいもんだろ?」
「あんたたちは楽しそうね。負けたくせに!」
チェヨンの言葉にはとげがある。
「俺は勝負にこだわらない。芸術に勝敗なんて。ただ楽しめばいいんだ。
お~俺ってばすごいこと言ったよな」
ジェホンは楽しそうにそう言うのだが、その発言が火に油を注いだ。

バトルのために、寝ずに練習した。
舞台のために必死だった。そんな自分の相手が、ただ楽しんだだけ?
勝ったこと自体が屈辱よ!
感情をむき出しにして怒鳴るチェヨン。
ジェホンは彼女に謝った。
真剣勝負なんてしたことがなかったから、ごめんな。
ミュージカルを見たのも今日が初めてだ。感動したよ。
ついでに本物のスターに会ったのも、お前が初めてだ。
お前はスターだよ!最高!
最後はやっぱりおどけるジェホン。

記者の中に、ハデスの素顔を知る男がいた。
スクープ写真はもみ消されたが、次はないだろう。
ハ・ドソンは、記者に気付き、必死に隠れようとしていた。

オ・ドゥリも、母親が発表を見学に来ていて、困ったことになった。
長かった髪を切り、自分好みの服を着て、やっと自由に生きられると思ったのに。
娘の話を聞こうともせず、取り乱す母。
ドゥリは、哀れな母を想うと、突き放すことができない。
このまま一生、自分の人生を自由に生きることはできないというのか。

スターになるはずだった母。結婚のため引退した母。
女の子を産んだ母。自分よりもっと有名で若いスターに、夫を寝取られた母。
何が間違っていたのかわからない。
何をどう直せばいいのかも、わからない。

めちゃくちゃにドラムを叩いていたドゥリに、ソヌ・ヨンが寄り添った。
「ひとつだけ教えてやろうか?
その物語に出てくる女の子は、何も悪くない」
「もう一回言ってください」
「その女の子は、何も悪くない。だから、泣いてもいいんだ」

ドゥリは教授の横で、むせび泣いた。
ソヌ・ヨンは、彼女の肩を抱いて慰めてやる。
そんな光景を、記者が撮影していたとも知らずに。

(つづく)

おまけ「親切なドゥリさん」

もちろんこのミニタイトルは、「親切なクムジャさん」のパクリ。
自身の正体を隠して、親切を装うクムジャさんと、
本性を隠しているドゥリのことをかけているんですね。
まぁ隠しているといっても、くちゃくちゃフーセンガム噛んでるし、
パソコンで銃を撃ちまくるゲームとかしてるし、よくみたらわかるのかも。
大学合格を喜んで、夫に合格を報告しているお母さんの様子が映像になっています。

キャー!楽しい~!
ミュージカル発表のシーンはとても楽しいです!
ジェホンは演出のくせに、実質何もしてないんだけどね、
みんなにいろいろ注意されたりしてても、なんだかすごく楽しそうなの。
赤黒のギンガムチェックスカーフに、若者らしいジーンズとTシャツ。
衣装も凝ったものではなくて、それでも若さにあふれてとてもさわやかなステージ。
ジェホンも最初はビクビクしながらなんだけど、
途中から笑顔笑顔で楽しそうなのよ!
ラップが間に入って今風。
もちろんハデスの熱唱も入りますよ~。
さすがに聞きごたえがあるわ~。
ソヌ・ヨン教授も、みていて楽しそうなの。
「おっ、なかなかいいじゃないか。楽しいものに仕上がってるな」って感じで。


すごく楽しそうなふたり。よかったよかった。

チェヨンはさすがだよね。
記者を呼んだ手前、恥ずかしいものは見せられないし、勝ちたい。
だから舞台美術の学生に賄賂をちらつかせて、協力させちゃう。
装置も凝ってるし、照明もばっちり。しかもスビン先輩の生演奏付きよ!
ジウンにも、最後にスポット当てるから隠れて歌ってね、とか言って
結局自分の影武者に仕立てちゃうし、ほんとになんでもやるね、この腹グロ娘は。

でも勝てない。

いや勝ったけど、なんか勝利の達成感や爽快感がないんだなぁ。
この人結局は演じる人だからね。
今回プロデュース的にはうまくいって大成功なんだけど、
自分が表舞台で輝けないとダメ。
今回表面的には主役っぽくしててちやほやされたけど、
全部見せかけだってわかってるし、本心では満足できないのね。
みんなの前で悪だくみがばれそうになって、
それでも嘘ついて逆にジウンに謝罪させちゃった。
これはすごい。
さすが海千山千の芸能界で10年やってきただけのことはある。

ジェホンは優しいね。
泣いてるチェヨンをほっとけない。
彼女の激情を、しっかり受け止めてあげてる。
兄貴なんだなー。
いっつもお高くとまっていて、本音を隠していた彼女も
これで本気でみんなと付き合う気になるかな?

ミュージカルシーンは楽しかったけど、オ・ドゥリはまたきっつい親子関係ですね。
でもね、実際ああいうお母さんいますよ。
実をいうと、うちの母親がそっくりです。外見も似ていて驚いたよ。
自分の見たくないもの、聞きたくないもの、そっくりそのまま排除できる脳みそは、ある意味すごい。
本気でああいう人とかかわると、本当に疲れます。がんばれ、オ・ドゥリ。
物理的に離れる、というのはたいへん正しい選択ですが、
後を託せる人間がいないところが彼女のつらさ。
母親の執着の対象が他に移れば、うまく逃げ出せるのですが。
ドラマ的には、母親が癒され、理解されることで、親子関係も改善されるのでしょう。
でも現実には難しいからねー。逃げるしかないんだ。


せっかくみんなでミュージカルだったのに。

母親が憎いけど、可哀そうで突き放すこともできないドゥリを救ってくれるのは、
ソヌ教授のひとこと。
大人ですね。そしてやっぱり、先生なんだなぁ。
いろいろ人生わかってる感じがちょっと腹たつけど、惚れる。
先生にもたれかかったりせずに、背筋を伸ばして泣いているドゥリもかっこいいし、
肩を抱いて慰めてやる教授も大人らしくて、好きなシーンでした。
あの記者ムカつくけどね!

テイがお父さんと話すシーンもよかったなぁ。
ギターを弾きながら、歌ってるお父さん。
お父さんと一緒にいるのに、テイは自分の思考の中を漂っていく感じが好きだった。
あの曲もすごくいい。ちょっとカントリーチックで。

「あの事故にあった時、お父さんは何をしていたの?」
たぶん、テイの母親を探していたんでしょうね。興信所で住所をもらった後にはねられた。
心残りもあるはずだけど、テイには何もいわない。
そこのところが、「お父さんは本当の幽霊で、テイは霊感がある」とかじゃなくて、
ある意味、「お父さんの幽霊はテイの願望の表れなんだ」という気もする。
本当のことが言えなくて消えてしまう弱虫お父さん。
テイの作り出した幽霊なら、テイの知ってることしか言えないわけだしね。

あの赤ジャージの先輩幽霊は本物でしょうが……。
オバマ大統領の物まねをする芸人さんに似ている……。

ビョンゴンとみんながじゃれてるシーンも大好きだ!
チームが違っても、みんな仲間だよね!
若いっていいなぁ!

本番のテイの歌も、とってもよかった!
練習の時より全然いいよ!
やっぱりうまいんだなー。

睡眠時間を削ったわりには、チェヨン、お前の役はダンスもなにも関係ないじゃないか!
きれいなドレス着て歩いてきただけじゃん?

いろいろありますが、楽しい。
何度も観てしまうドラマです。



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