デジカメ ぶらり旅

カメラを片手に 美しい自然が与えてくれる絶景を求めて旅に出ようと思います。

橋本竜太郎元首相死去

2006年07月02日 15時50分45秒 | 軽井沢文学散歩
1996年1月から98年7月まで首相の座にあった橋本 龍太郎元首相(68歳)が、昨1日午後2時、多臓器不全、敗血症性ショックのため東京都新宿区の病院で亡くなりました。

同姓のよしみで大臣就任の頃から何かと気にかけていた政治家であり、彼の死は歳も同年代でありひときわ大きなショックをうけました。

彼が通産大臣の頃、恵比寿の実弟のお宅の再開発に携わったこともあり他人事とは思えません。
ご冥福をお祈りしたいと思います。 

華やかな議員人生の最後に彼を悩ましたのは、日本歯科医師連盟からの1億円ヤミ献金問題でした。これが寿命に影響したかもしれません。

国会での追及に「私が受け取ったのだろう」、「記憶にない」など歯切れが悪い言葉が続き、この問題での発言の分かりにくさはそれまでのかれの実績や言動からして残念に思えました。

今日の日経には、「首相官邸ホームページの橋本龍太郎元首相の項目には趣味で花や野生動物を撮った自選の写真集にコメントが添えられ、深紅のハイビスカスに沖縄戦で散った従兄の姿を重ね、奥日光の猿に「人間もなかなか面白い」と語らせる」という記事が載っていました。

議員という多忙な職業のなかで、趣味の剣道のほかにも、もの言わぬ大自然の花や動物を愛でる一面も持ち合わせていたのですね。
気持ちの安らぎが欲しかったのでしょう。





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2 コメント

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ご冥福を・・・ (ran1005)
2006-07-02 22:05:48
現代とすればかなり若くて逝去された印象ですネ

歯科医師会連盟からの現金授受は確かに歯切れの悪い印象を受けました

と同時に1億の金額が覚えていないくらい小額だったのかと・・・不審感を抱きました

若くて国会議員に当選して多くの役職を果たし人望厚い熱血の人に思えました

剣道を趣味にしていらしたのは知っていましたし橋本さんらしい人柄を感じていました

そうですか・・・自然の花や動物を愛でる一面もおありだったのですネ・・・

地方紙の社説に葬儀は親族でひっそりと心を込めて行いたいと主張された奥様の意向が取り上げられていましたが

公務に追われた人生を最後は家族だけで送りたい心境が痛いほど伝わりました・・・

まだまだし残した事が在ったでしょうに・・・

しかし良くやったもう良いという神の思し召しかも知れませんね

ご冥福をお祈りします

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死は悲しいです (月の兎)
2006-07-03 11:27:49
少しでも関連のある人々の死は思いのほか悲しいものです。

少なくとも平均寿命までは生きなければと思います。



彼は、性格のアキレスけんはどこかと尋ねられて、「怒る、すねる、どなる」と答えていたことが信毎に載っていましたが、確かに彼の答弁は腹の中で怒っているように思えることが度々あり「ヘ」がつくほど理屈っぽいところがありました。



でも、髪はいつもリーゼントヘアをピシッと決めているようにキチットした人柄で、政治家一流のずるさは感じない歯ぎれの良い政治家だったように思います。



慶応大を出た後、安曇野市の呉羽紡績(現東洋紡)で社会人生活の第一歩を踏み出したということで長野県にも関係があるのですね。



大学・会社は違っても就職した年は同じです。

わたしは札幌でしたが。

いらないこといっぱい書きました。
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