デジカメ ぶらり旅

カメラを片手に 美しい自然が与えてくれる絶景を求めて旅に出ようと思います。

軽井沢植物園 秋の花 - NO6 

2007年09月27日 12時31分12秒 | 軽井沢植物園の花
先日から紹介している9月21日軽井沢植物園で撮影した花の最後の掲載です。

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サラシナショウマと蜂1


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non_non←さんのソースをお借りして掲載しています。

追伸・・・7番の「カリガネソウ」に似た美しい花「ブルーエルフィン」が小桃さんの10月4日のブログ「燦・燦」に紹介されています。
ご覧ください。↓

http://blog.goo.ne.jp/ko-momo_2005/

軽井沢植物園に咲いたサクラタデ(Ⅱ)

2007年09月25日 15時50分43秒 | 軽井沢植物園の花

軽井沢植物園ではサクラタデが今盛りです。

花が桜に似ていることや、タデの中で最も美しいという意味でサクラタデの名前が付けられているそうです。

サクラタデはタデの仲間では大き目の花ですが、それでも直径は5㎜足らずの小さな花で、確かに写真を撮るのは難しいですよ。

  

サクラタデ=桜蓼<タデ科> ↑

 


軽井沢植物園に咲いたヒマラヤソバの花(Ⅱ)

2007年09月25日 14時38分01秒 | 軽井沢植物園の花

軽井沢植物園にやっとヒマラヤソバの花が咲きました。

白く見えるのは萼。かわいらしいピンクは葯。

花は普通のソバとほとんど変らず区別できませんが、茎は赤味を帯び太く径1㎝近くあり、2~3mも地を這って、沢山茎別れをして一本の独立した茎のように花を咲かせています。

 

ヒマラヤソバ(シャクチリソバ・シュッコンソバ) (タデ科・ソバ属)

インド北部~中国原産の帰化植物で高血圧や動脈硬化を防ぐルチンを多量に含み、昔は食用や薬用として栽培されていたそうです。

前園長の佐藤先生はこのソバをまだ試食したことは無いと言っておられました。


軽井沢の道ばたに咲いていた花

2007年09月24日 12時42分34秒 | 軽井沢近郊の山
散歩しながら軽井沢の道ばたに咲いていた花を縦型のマウスオンスライドショーにして見ました。

non_non←さんのソースをお借りして掲載しています。

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リンドウ(1)


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(1)リンドウ=竜胆<リンドウ科>
道ばたに野生化して、少しでしたが雑草の中から顔を出していました。

(2)カクトラノオ=角虎の尾<シソ科>
名前は茎が四角く角ばっていること、花穂がトラノオに似ていることから。
丈夫な花で我が家の庭にも毎年沢山咲きます。

(3)マツムソソウ=松虫草<マツムシソウ科>
軽井沢ではこのような美しい紫色のマツムシソウは野生ではあまり見られません。

(4)セイヨウマツムシソウ=西洋松虫草
西洋松虫草は花びらは短く,中心部にも舌状花がたくさんあり豪華な感じがしますが、私は長い花弁の本来のマツムシソウの方が好きです。
これは白色ですが、青紫、赤紫などもあるそうです。

(5)キキョウ=桔梗<キキョウ科>
秋の七草の一つ。
これは園芸種のものが放置され、道ばたに咲いたものでしょう。

(6)ナンテンハギ=南天萩<マメ科>
葉が樹木のナンテンの葉に似ていることから南天萩。
道ばたに一本だけあり、少しだけ花をつけていました。

(7)ヨウシュヤマゴボウ=洋種山牛蒡<ヤマゴボウ科>
茎は赤味を帯び、紅色を帯びた白色で径5mmの小さな花をつけます。
小房は小さなカボチャのような形をしていますね。
拡大して見ないと、少しも美しくありません。
有毒植物です。

(8)ツリガネニンジン=釣鐘人参<キキョウ科>
珍しく道ばたの雑草の中に咲いていました。
どこからか鳥が種を運んできたのでしょう。
この花を雑草の中で見るのは軽井沢でも珍しいことです。

軽井沢植物園 秋の花 ・・・ NO5 

2007年09月20日 16時24分13秒 | 軽井沢植物園の花
再び軽井沢植物園の秋の花たちを掲載します。

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エゾオオヤマハコベ(1)


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non_non←さんのソースをお借りして掲載しています。

(1)エゾオオヤマハコベ=蝦夷大山繁縷<ナデシコ科ハコベ属>
北海道と長野県に隔離分布し、山地のやや湿った草原や林縁に生え、茎は四角で直立しています。
小さな花ですので見落としがちでが、写真のように花弁は多裂し大変可愛らしい花です。
私もこの花に始めて気がつき、小さく可愛らしいので感激でした。

1979年に軽井沢で発見され、その後伊那谷や南佐久、上田でも確認されているそうです。

(2)オオベンケイソウ=大弁慶草<ベンケイソウ科>
桃赤色の小花が密集してこんもりとした花序をつくります。

この草を切り取ってつり下げて,何日たってもしおれず,再びこれを土に挿すとつくので,その強いことを弁慶に例えたものだそうです。

(3)ゲンノショウコ=現の証拠 <フウロソウ科>
民間薬として利用され、飲むとすぐ効くことからこの名がつきました。
根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用します。
飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることからイシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持っているそうです。

(4)ゲンノショウコ(紅花)=現の証拠 <フウロソウ科>
この植物園でも白色のものがほとんどですが、このような紅紫色の美しい花も沢山咲いています。

(5)コウガギク<キク科>

(6)クマツズラ=熊葛<クマツヅラ科 クマツヅラ属>別名バベンソウ(馬鞭草)
茎は四角形で直立して上部で分枝して、初夏に枝先に細長い花序をだして直径約4㍉の淡紅紫色の小花を下から上へ咲かせます。
本当に小さな可愛い花です。
数は減少して絶滅が懸念されているそうです。

(7)ニラ=韮<ユリ科ネギ属>
皆さん良く食べられていますが、種子は、韮子(きゅうし)という生薬で腰痛、遺精、頻尿に使い、 葉は、韮白(きゅうはく)という生薬で強精、強壮作用があるソウです。
この植物園でも薬草コーナーに植えてあります。

(8)マルバフジバカマ=丸葉藤袴<キク科フジバカマ属>
葉は卵形で、そんなに丸くはないのに,なぜ丸葉というかは,本家のフジバカマ(藤袴)が深く 3 列するのに比較してのことだそうです。
花の色は本家のフジバカマより白く見えましたがどうなんでしょうか?

(9)フジバカマ=藤袴<キク科フジバカマ属>
前回にも写真を掲載しましたが、蜂が蜜を吸っていたので再度載せました。

(10)オオケダデ=大毛蓼<タデ科>
マムシの毒消しになるので別名ハデコブラとも呼ばれているとか。
化膿性の腫れ物や毒虫に刺されたときの民間薬として利用されるとか。
ピンクの花が2mもの高さになりこの植物園でも背高のっぽの花です。


軽井沢植物園 秋の花 ・・・ NO4 

2007年09月18日 15時31分20秒 | 軽井沢植物園の花
前回、前々回に続き軽井沢植物園の秋の花をマウスオンスライドショーにしてみました。

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ヤマトリカブト(1)


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non_non←さんのソースをお借りして掲載しています。

(1)ヤマトリカブト=山鳥兜<キンポウゲ科>
山に生え、花を舞楽の鳥兜に見立てて名前がつけられました。
猛毒。
例年、この植物園では沢山見られますが、今年はどういうわけかこの一輪だけしか咲いていません。
この写真の花はすでに盛りを過ぎていますが枯れる寸前も美しいので撮って見ました。

(2)ワスレナグサ=勿忘草<ムラサキ科>
涼しげなイメージの花です。花の時期は5月から7月ごろですが、まだ咲いていました。
でも、もう花びらはくたびれていまいましたが、こんなに大きく撮ったのは初めて。

(3)ツユグサ=露草<ツユクサ科>
名は露をつけた草の意味。
道ばたに沢山咲いていますが、小さな鮮やかな青色で美しい花。
若い葉や花はゆでて食べられるそうです。

(4)ソバ=蕎麦
前回、撮ったあとで何の花だかわからなかった花。あらためてちょっと違う角度から撮ってみました。如何でしょう。

(5)センニンソウ=仙人草<キンポウゲ科>
果実は卵型で羽状の花柱が残り、この花柱を仙人の髭にたとえてこの名がついたとか。

(6)セキヤノアキチョウジ=関谷の秋丁字<シソ科>
秋に丁字形の花を咲かせることからこの名前が。
関屋というのはインターネットで調べたところ,「箱根に多く見られることから関所の番小屋,関屋の秋丁字と呼んだ」のだそうです。

中部地方以西に生えるアキチョウジは花が短く1㎝以下、セキヤの方はこれは2㎝ほど。

(7)サクラマンテマ<ナデシコ科・シレネ(マンテマ)属 >
別名 フクロナデシコ(袋撫子)またはシレネ・ペンジュラ。

サクラのような花を咲かせるマンテマということで名前がつけられたようです。
別名の「フクロナデシコ」の由来は花の後ろにある袋が由来とか。
地中海地方の原産で日本には、明治時代の中頃に渡来した帰化植物だそうです。

この軽井沢植物園のものは野生化しているので、園芸種として植えられている花とかなり違っていましたので見間違えました。
花期は春ですが、最後の花を咲かせていました。1.5㌢くらいの花でピンクが独特の美しさで可愛い花です。



(8)オミナエシ=女郎花<オミナエシ科>
花は黄色、葉に毛は少ない。
名前は花全体の優しい感じからつけられたとか。
別名アワバナ。

(9)オトコエシ=男郎花<オミナエシ科>
花は白色で茎や葉に毛が多く、葉はオミナエシより裂片の幅が広い。
この名前はオミナエシより多毛で剛強であるためにつけられました。

「昔は蒸し御飯で白い米の飯は硬くて男飯、黄色で柔らかいきびの飯を女飯(おみなめし)といった。めしが変わって二つの和名はおみなえしとおとこえしとなった。「女郎花」は古来宮中に奉仕する夫人の呼び名の(じょうろう)がなまったものといわれている。ーほうずき書房「花の軽井沢」より」

(10)オオセンナリ=大千成<ナス科オオセンナリ属>
南米ペルー原産の帰化植物で江戸時代に渡来したもの。
この花は開花期が長く、軽井沢植物園には沢山、何時までも咲いています。

花は元の部分は白色ですが先の方は淡い青紫色で綺麗な色です。
果実はホオズキと同じように球形で枯れ葉色でホオズキのような赤色ではありません。

軽井沢植物園 秋の花 No3

2007年09月15日 13時39分51秒 | 軽井沢植物園の花
夏の終りを告げる軽井沢の花を前回に続きご紹介します。

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ツルボ(1)


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non_nonさんのソースをお借りして掲載しています。

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花に詳しい方は以下は飛ばしてください。

(1)ツルボ=蔓穂<ユリ科ツルボ属>
つるつる坊主のような球根からこの名がつけられたそうです。
花色は白~淡い紫色、花びら6枚。

(2)クレオメ<フウチョウソウ科> 代表種の「セイヨウフウチョウソウ=西洋風蝶草」は夕方から翌日の昼にかけて咲き、夏になるとチョウのような花を咲かせます。
軽井沢植物園では2ヶ月ほど白、赤、桃色の美しい花で彩られます。

(3)ダケゼリ=カノツメソウ<セリ科>
山地の樹下に自生える多年草。秋、枝先に小さな白い花を開きます。

(4)フジバカマ=藤袴<キク科>
秋の七草の一つ。
茎の下部は無毛で葉は深く3裂します。似ているヒヨドリバナの葉は裂けません。

(5)ハナキョウチクトウ
花木のキョウチクトウの花に良く似ていますがこれは草。
この植物園には数多くいろいろな色のハナキョウチクトウが楽しめます。

(6)エゾミソハギ=蝦夷禊萩<ミソハギ科>
花は鮮やかな紅色でミソハギと良く似ていますが(この植物園にもあります)、このエゾミソハギの葉は茎を抱いてつきますが、ミソハギは葉の基部は茎を抱きません。

(7)アサマキスゲ=ユウスゲ(夕菅)<ユリ科>
花は爽やかな黄色。花が咲きだすのは夕方からで、翌日の午前中には閉じます。
花筒はニッコウキスゲより細くスマートです。
今年8月下旬に皇后様が軽井沢へこられたとき、お好きなキキョウやオミナエシと一緒にこの植物園のアサマキスゲを駅までお届けしたそうです。・・・佐藤前園長談。

(8)ノハラアザミ=野原薊<キク科アザミ属>
ノアザミ(野薊)は花が頂上に1個で、苞が粘りますが、このノハラアザミ(野原薊)は茎頂に複数の花をつけ、苞は粘りません。
私も試して見ましたが、これは苞は粘りませんでした。


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軽井沢植物園・・・夏の終り~秋の花

2007年09月07日 15時52分03秒 | 軽井沢の名所旧跡
昨夜からの台風9号で、軽井沢に至るメイン道路、電車などはほとんど遮断され、孤立状態が続きましたが、午後になってほぼ解消したように思われます。

丁度今、軽井沢広報の有線放送で国道18号バイパス碓氷線が交通規制解除になったことを放送しています。

この台風で亡くなられたのが、軽井沢の柳沢さん一人(倒木の下敷きで)というのは残念なことでした。

今回の台風で一番困ったのは、昨夜6時ごろから停電し、10時過ぎからは一晩中電気無しでテレビ・パソコンともお別れ、戦時中のようなロウソク生活でした。
今日の11時半ごろやっと停電が解除になりました。

大型台風で雨風がひどかったわりには、被害が少なかったことは不幸中の幸いでした。



遅ればせながら8月の軽井沢植物園を紹介します。

暫らく植物園にご無沙汰していたので8月28日久しぶりで訪ねました。

秋を告げる多くの花たちが花ファンを呼んでいました。
お目当てのレンゲショウマは最盛期を過ぎていましたが、何枚か写真を撮りました。

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non_nonさんのマウスオン・スライドショーのソースをお借りして掲載します。



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レンゲショウマ(1)


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(1)レンゲショウマ=蓮華升麻 <キンポウゲ科>日本特産
薄暗い林の中に長く伸びた細い茎に4センチほどの花が下向き加減に優雅でしおらしく咲いています。
中央には紫色の花弁がこんもりと盛り上がっています。
名前は花がハスの花、葉がサラシナショウマに似ていることから。

(2)エンビセンノウ=燕尾仙翁<ナデシコ科>
名は花びらがツバメの尾羽状に裂け、草がセンノウに似ているから。

(3)この花の名前はソバでした。
あまりアップに撮ったので撮った本人にもわかりませんでした。

(4)フシグロセンノウ=節黒仙翁<ナデシコ科>
朱赤の色は目立ちますね。花はわりと大きいので茎は重みに耐えかねて風が吹けばお互いに倒れかかりながら咲いています。

(5)ヤマホトトギス=山杜鵑草<ユリ科>
花は上向き、花弁上半分が反り曲っているのでヤマホトトギスだと思います。
ヤマジノホトトギスは花被片が平らに開くが反り返らないので。

(6)イワタバコ=岩煙草<イワタバコ科>
薄暗い湿った岩に涼気たっぷり、1.5センチほどの花が生えていました。
イワギリソウと似ていますが、イワタバコは花の裂片の先がとがり、イワギリソウはとがらない。
名前はちりめん状のしわのある大きな葉をタバコの葉に見立てたもの。

(7)キクニガナ=菊苦菜<キク科> 別名チコリ
薄青紫の菊のような花を咲かせる耐寒性多年草です。
この写真のものはかなり濃い綺麗な青色でした。
根をコーコーに混ぜて飲むと根のすばらしい芳香と苦味によってコーヒーの味を引き立たせるとか。
古代ギリシアの医師は「肝臓の友達」と呼んだそうです。

(8)ナツズイセン<ヒガンバナ科>
春に水仙に似た葉を出し、夏に花が咲くのでナツズイセンという名前がつきましたが、水仙というよりは,百合とかキスゲ(黄萓)に似た花ですね。

花はピンク色で、ラッパ状に咲き美しくヒガンバナの仲間。
花は薄いピンク色で、花径8センチ程度です。

(9)タチフウロ=立風露<フウロソウ科>
茎は直立し60センチくらいになり、花に濃い紅紫色のすじがあります。
下の「アサマフウロ」とこの写真では区別しにくいと思いますが、実際に見るとアサマフウロのほうはかなり色が濃いです。

(10)アサマフウロ=浅間風露<フウロソウ科>
浅間山麓、北佐久地方、霧が峰などに見られ、花の色は濃い紅紫色です。
高峰高原、志賀高原などのハクサンフウロよりも紅紫がずっと濃く見えます。


軽井沢にも台風9号通過か?

2007年09月06日 15時48分26秒 | 軽井沢の風景
今日の軽井沢は台風9号の影響で、早朝から風雨ともに強く、我が家のそばを流れる「湯川」もかなり水かさが増しています。 <下の「湯川」の写真3枚はは9月6日15時過ぎに我家のそばで撮影したものです。>

昔はこの川が氾濫し、このあたり一帯は水浸しになったと聞いています。

今度の大型台風は長野県の東部(軽井沢も)を通過する模様で、早朝から有線放送で軽井沢地方には大雨注意報、土砂災害警戒注意報だ出されている旨通報しています。台風通過は明朝明け方から明日昼前の模様です。

現在、関越自動車道藤岡IC~佐久IC間、国道18号碓氷バイパス、18号旧道碓氷線など軽井沢へのメイン道路は全て交通できなくなっているようす。