デジカメ ぶらり旅

カメラを片手に 美しい自然が与えてくれる絶景を求めて旅に出ようと思います。

南八ヶ岳 硫黄岳へ

2009年07月18日 21時36分47秒 | 信州の山旅
7月16日「南八ヶ岳・硫黄岳<2760m>」に登ってきました。
軽井沢を早朝発ち 日本第2の高所露天風呂のある本沢温泉を経由して日帰りで帰ってきました。

奇しくも帰宅の第一報は、北海道の大雪山系遭難のニュースでした。
翌17日には中高年の死者10名という大惨事の報でした。

大雪山の主峰「旭岳」は若い頃縦走したこともあり、「トムラウシ山」近くの「十勝岳」には何度となく厳冬にスキーツアーで登っている山なので、とても人ごとには思えませんでした。
遭難死された方々のご冥福を祈りたいと思います。


* この日咲いていた高山植物などスライドショーで上に公開しました。クリックしてご覧ください。 




硫黄岳山頂から主峰赤岳<2899m>(左)・阿弥陀岳<2805m>(右)<13:36撮影>



主峰赤岳(2899m)硫黄岳山頂から<13:37撮影>



標高2150mの雲上の湯 本沢温泉 露天風呂


日本百名山 四阿山の花旅

2009年07月08日 23時12分30秒 | 信州の山旅
09.06.25 日本百名山の『四阿山(あずまやさん)<2333m>』に登ってきました。


深田久弥氏は名著「日本百名山」の冒頭に、
『菅平へスキーに行った人は、正面にそびえた二つの山をおぼえているだろう。
四阿山(あずまやさん)<2333m>と根子岳(ねこだけ)。
あれがなかったら菅平の値打ちはなくなる。・・・・・上越国境では、浅間を除けば、最高の山である。
・・・・・・・・・・昔の人はただどんな山でも名山とは呼ばなかった。眺めて美しい、品格のある山でなければならなかった。』と書いています。


この山は高山植物が多く、展望も360度と良く、さすがは 深田久弥氏が百名山に選ばれた魅力的な山です。

私が登った鳥居峠からの登山道はコースの距離が少し長いせいか、ほとんど登山者には出会いませんでした。

登りは「的岩コース」を登り、帰りにお花畑のある「華童子コース」をおり、下界ではいま見ることのできない高山の花たちに出会えました。
静かな山旅でした。

* この日「四阿山」で撮った花は別のホームページ「四阿山の花」でスライドショーで(21枚)掲載しました。
クリックして見てください。




↑ 下り道で振り返ると山頂は雲がかかっていました



↑ 山頂付近から登ってきた尾根をふりかえる。南方向にはいつか登った浅間連峰・湯ノ丸山・烏帽子岳が見える。



↑ アヤメ



↑ グンナイフウロ



浅間山麓の山々へ・・・・・「水ノ塔山」・「東篭ノ登山」・「西篭ノ登山」

2009年07月02日 17時18分51秒 | 浅間連峰の山々
浅間山の西方に位置する2000m級の山々、「水ノ塔山」<2202m>は赤い岩肌がむき出した鋭い岩陵が「篭ノ登山」に向かって続いています。

奇岩や砂礫地には、この時期「イワカガミ」「ツガザクラ」などの高山の花が咲き誇り 目を楽しませてくれました。
(6月7日登山)

「東・西篭ノ登山」は 「水ノ塔山」と違い 稜線近くまでコメツガやカラマツの針葉樹に覆われる緑の濃い山です。

山頂からは「黒斑山」、その上にかすかに「浅間山」の山頂が顔を覗かせています。
西には「湯ノ丸山」「烏帽子岳」北方向には「四阿山」も間近に望める展望絶景の山です。


* 掲載時期が遅くなってしまいましたが、高山植物など30枚ほどを別ページHP「四季の花と山旅」で掲載しています。
クリックしてご覧ください。




「東篭ノ登山」(左)<2227m>と「水ノ塔山」(右)<2202m>



「水ノ塔山」への登り



右手前の「水ノ塔山」から「東篭ノ登山」方面を望む



「水ノ塔山」の魅力は「ツガザクラ」の群生