デジカメ ぶらり旅

カメラを片手に 美しい自然が与えてくれる絶景を求めて旅に出ようと思います。

軽井沢植物園の花No2

2006年07月03日 14時32分03秒 | 軽井沢植物園の花

7月1日軽井沢植物園の花の続きです。下の二つの花を佐藤先生が手入れされているところに行きあたり説明を受けました。 ↓ヤワタソウ(ユキノシタ科ヤワタソウ属)山地谷沿いの湿った斜面に咲くうす黄色の清楚な花です。本州の中部以北に分布します。 前にran様が紹介された喘息に効くといわれるズダヤクシュ(喘息薬種)の花にそっくりです。ズダヤクシュの葉は同じ種のこの下のワタナベソウに似ていますが

↓ワタナベソウ(ユキノシタ科ヤワタソウ属)上のヤワタソウと同属ですが、このワタナベソウは四国九州に分布しているそうです。名前から渡辺さんが発見されたのでしょうか?ヤワタソウと葉の違いを見てください

↓アケボノフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)学名はGeranium sanguineumでGeraniumはフウロソウの仲間のようです。分布はヨーロッパ、コーカサス、トルコ北部だそうです。数多くの園芸品種があり見分けが大変です。

↓ドクダミ・・・前にも載せましたが一名「十薬」といい、10種の薬効があるといわれています。花期の前にとって乾燥させたものには、利尿、高血圧、動脈硬化予防の効果があるとされています。身に覚えのある方は服用して見られたらいかがでしょうか。 子供のころはよく採って遊びましたが独特の臭い匂いがありますね。でも火を通すと匂いはなくなり若い葉はゆでて食べられるそうです。 ドクダミの名前の由来はドクイタミ(毒痛)、ドククダシノミ(毒下飲)、ドクタメ(毒矯)、などがなまったと言う説や毒や傷みに効くことから(毒痛み)の意味という説などいろいろです

↓キンロバイ(バラ科)これは小葉には褐色の絹毛がはえており、花は鮮やかな黄色ですが、花が白で葉に毛が薄いものをハクロバイといいます。

↓エビラフジ・・・すでに横の方に幼いフジの実がなっていました。

↓アカショウマ(ユキノシタ科)花は白色ですが茎の下の方が赤黄色をおびるのでアカショウマといいます。ショウマ(升麻=サラシナショウマ)は若葉をゆでて、水にさらして食べることからサラシナショウマというんだそうです。これは別名ヤサイショウマ。

↓ホザキシモツケ(バラ科)これは草ではなくて落葉低木です。南千島・北海道や栃木・長野県など比較的寒い地方の山地の湿原に生育するそうです。この植物園には沢山咲いています。